ボー研隊 KAZOO号が行く

ボート釣りを中心に、日々の話題に接して行きます。

アコウ鍋と湯引き

2008年11月28日 | 食・レシピ

Akou1 アコウダイを三日間氷付けで寝かせ料理しました。

身は脂が乗り、ギラギラした感じです。

肝と胃袋が珍味だそうで、殆ど捨てる所がないと言った具合です。

Ara1 へたくそが三枚に卸したので、アラも身がたっぷりで、鍋にはうまく調理出来た?かなと言った所です。

頭は出刃で切り目をいれ、料理ハサミで切りました。

深海魚で骨格がしっかりしているので、骨はとても硬かったです。

片身は湯引きにしました。

Simeru 皮にさっと熱湯をかけ、身が縮むタイミングで氷で締めます。

これで甘みが増すそうです。

Yubiki1 身はコリコリした感じで皮との間の旨みがとても食感が良かったです。

好みの問題ですが、刺身醤油よりポン酢でダイコンでのもみじおろしの方がより美味しかったです。

Nabe 鍋はゼランチン質の身で、コラーゲンたっぷりと言った感じです。

おおかた河豚に似た感じです。

アコウも鍋が美味しいですが、「アコウダイ、フグ、アコウ」と優劣が付けがたいですね。

肝と胃袋はまるでもつ鍋のようで、珍味でした。

出汁を取った後の雑炊がまた最高に美味しかったです。

ミニボートで深海釣り。道具は少々高く付きますが、こんな高級魚が釣れば病みつきになります。

冬の釣り人冥利の料理には焼酎が合いますね


干物は天日が最高

2008年11月27日 | 食・レシピ

Himono1 普段ならアジやチャリコが定番なのですが贅沢な話で、キンメを6枚干し物にしました。

たしかNHKの試してガッテンでやってましたね。

干し魚は紫外線で旨み成分が増すそうです。

送風だけで乾かした方法と紫外線を当てた方法との食べ比べをやってました。

専門の業者では送風で乾かしたあと、日焼けサロン宜しく、紫外線を当てるそうです。

素人では昔ながらのカゴ乾しが一番のようです。


ミニボートで深海釣り

2008年11月27日 | 釣行記

F1 まさかこんな深場で釣りをするようになるなんて、夢にも思いませんでしたが、はまってしまいました。

メガツイン500にメガセンサ5号400m巻きと、メガツイン750に8号棚センサ600m巻きを用意しました。竿はダイワ、ワンピースゴウイン80-200号です。

実用的な上げ下げの手返しを考えれば水深300mから250mの駆け上がりを狙うのが正解かなと思いました。

風が無かったので重り150号に水深300mでは糸ふけが100m出来て400m巻きではギリギリでした。

ミニボートで魚種を考えれば、メガツイン500にメガセンサ4号500m巻きがライトタックルで楽だと思います。

のんびりとボートを流していたら400mから150mまでF2 の断崖絶壁で、竿置きでずぼらにアタリを待っていると根掛かりで高価な仕掛け、重りがパーになります。

出船にあたり漁協で許可を貰い、「山の風車(風力発電)が回り出したら風が吹くのではよ帰りや」の指導まで受け、出船しました。

仕掛けは自作もありましたが、6号エダスでは良く絡むので、ハヤブサの10号15m、エダス8号5本ムツバリ仕掛けの市販品でまかないました。

F3 150号の重りで400mの手返しを考えたら、バッテリーの消耗もかなり激しいです。

今回17Aの密封バッテリーで8時間目一杯、何とか持った次第です。

メーカーのカタログでは空巻きでの値なので、実際魚が掛かったらゆっくり巻きあげないとキンメなんかは口切れで悔しい思いするので、深海釣りでは倍の容量がいると思います。

重りが底に付いたら、グット仕掛けを張り誘いをかける。次に数メータ上げてはの繰り返し。ナイロンハリスの伸び縮でブルブルというアタリより、何か掛かったような感触になります。

何か重たいなと思ったら、少し仕掛けを送り追い食いを狙う。

キンメが群れていたら、針の数だけ食う事もある。今回は5連ちゃん、トリプル、ダブルもあった。

50cmのムツや黒ムツも釣れました。嬉しかったのはオコゼかと思ったら、初めて釣った深海魚を代表する大型のアコウダイでした。Akoudai_2

普段は400m以上の深場にいるそうですが、冬場は200m位まで上がってくるようで、ミニボートでも釣る事が出来ました。

グーグーと引きがあった後はひたすら電動任せでスローで巻きあげ、ボコッと海面に姿を現した時は壮観でした。

この魚は三日間寝かせて食べろとネットに載ってましたので、トランク大将に氷積めで保存しました。

F4 釣れたり、釣れなかったりと、今回は久しぶりに釣ってきたという感触に浸りました。

我が家からは越前に行く距離とほぼ同じ行程で、さらにガソリンも安くなり南に下る機会がもっと増えそうです。


キャロルキング来神

2008年11月25日 | 音楽

Kkaikan4 昨日は往年の天才シンガー、キャロルキングのコンサートに行って来ました。

我が家には学生時代に良く聞いた「つづれ織り」のLPレコードがあります。

押入の奥には一時旦那であったジェームステーラーの「スゥイート・ベイビー・ジェイムス」のLPレコードも眠っています。

「つづれおり」が大ヒット中の1975年には五輪真弓のデビュー・アルバム『少女』の制作をサポートした事も有名で、30数年前は和製キャロルキングと騒がれた記憶があります。

その後、五輪真弓は歌謡曲に路線の変更をしたようですが、デビュー当時は派手な宣伝で金食い虫だったようです。

キャロルキングも66歳になりましたが、天才的なピアノテクニックと声量は全然衰えてはいませんでした。

Caroule_king さすがに弾き語りは疲れるのか、(いやお客様も往年のファン層が多いせいか?)1時間で中休憩が20分ありました。

アンコールには3曲には私の好きなJames Taylorの曲「You've got a friend」も含まれていました。

私の様な英語音痴でも判りやすい英語です。

本物を聞いた休憩も入れ満足の3時間でした。


今年最後か?日本海

2008年11月18日 | 釣行記

Sepal1 11月中句と言うのに、お昼の気温は20度で、着ぶくれでは暑い位です。

2週間ぶりで日本海に来ました。なかなか蟹の季節にミニボートでのチャンスは少ないのですが、シーパルさん、ヨシマルさんと出船しました。

朝からべた凪日本海を30kmオーバーで気持ち良く滑走します。

時たま隠れ根があるので魚探で確認しながら走らないと、座礁の危険があります。

朝一発、保険用のアジは順調に釣れました。

シーパルさんのパフェ姿も久しぶりに拝見しました。

追い風でポイントに付けば、朝風で陸風がやや強めに吹き、うねりがあります。Gyotan1

魚探で根を探しスパンカで風に立ちます。

操船技術と仕掛けのバランスが、すべての釣果につながる釣りです。

今日はハリス8号6m、ムツ針の二本仕掛けにホタルイカで鯛と掛け持ちを狙いました。

一発目からグーと竿をあおると、グッと根がかりの様なあたりあり。Choka1

一投目はやや小降りの55cmのメダイでした。

今日も入れ食いモードかと期待はふくらんだのですが、後が全く続かずで、厳しい時間が過ぎて行きました。

水温が高いせいか、餌取りは活発でホタルイカが5分と持ちません。

なぜかレンコ鯛が多く2桁釣りになりました。Tai1

少しだけファイトを見せてくれたのは、35cmのべっぴんの真鯛でした。

前回はまぐれだったのか、今回が厳しいのか。

風が止めば東に約2kmで流れ、プラカゴ付きの仕掛けは70号でも、もっと早く流れ一流しレンコ鯛一匹状態。

午後3時まで粘り、たぶん今期最後の日本海を後にしました。

次は瀬戸内のマコ狙いかな?

南紀の飼い付けのブリの頼りは、今年はまだ聞こえて来ませんね。

あの大量発生だった越前クラゲが、北京オリンピック以来皆無なのが、不気味な日本海です。