上級韓国語 - ちょんげぐりの世界

韓国語の勉強もそろそろビジネスクラスへ乗り換えましょう。上級韓国語をめざして,古狸案先生の授業は随時更新中です。

さよならホームランは何と言う?

2010-06-06 | 動詞
きょうはとてもいい天気でした。グラウンドで暴れ回った方も多かったのではないでしょうか。きょうは野球用語を勉強しましょう。

その前に,昨日の問題の答えからです。ホームラン1本は홈런 한∨방 と言います。방というのは,漢字で「放」と書きますが,そういうとああ,「ホームランを放つ」と言うからか,と納得するでしょう。余談ですが「おなら1発」も同じように방귀 한∨방といいます。

韓国では野球用語に横文字より漢字語を多く使っています。たとえばピッチャーは투수〈投手〉, キャッチャーは포수〈捕手〉,そしてバッターは타자〈打者〉です。そのほかリリーフは구원〈救援〉,ランナーは주자〈走者〉です。

日本語でも韓国語でも同じ言い方をするものには,一塁[일루], 二塁[이루], 三塁[삼루], 満塁[만루], 代打[대타], 三振[삼진], 内野[내야], 外野[외야] などがあります。

ライト,レフト,センター,ホームは韓国語でも라이트, 레프트, 센터, 홈と英語です。ダブルプレー,ヒットエンドランもそのまま더블 플레이, 히트 앤드 런です。ダブルプレーはふつう濃音で [떠블 플레이]と発音します。さらにデッドボールも데드볼と横文字式です。

「空振り」は헛스윙です。헛というのは「中味がない」とか「むなしい」という意味です。「背番号」は字のごとくバックナンバー,つまり백넘버です。[뱅넘버]と発音しますので,ちょっと聞いただけではわかりません。

野球用語は外来語が多いのですが,日韓では発音の違いが目立ちます。たとえば野球のセーフは세이프ですし,ファウルのことは파울です。「フ」は프と書きますから。先ほど出てきたレフトの레프트も同じ原理です。フォアボールもこの理屈で行くと変な発音になりそうですね。みなさんは想像が付きますか。포볼です。

セーフが出ましたけど,アウトは아우트ではなく아웃です。そしてストライク,ボールは스트라이크, 볼です。

野球中継を見いていると「ただ今7回の表です」なんていいますよね。この表,裏というのはどうですか。「7回の表」だったら칠회초〈7回初〉, 「9回の裏」だったら구회말〈9回末〉と言います。

逆転勝ちや逆転負けは,そのまま역전승〈逆轉勝〉,역전패〈逆轉敗〉と言います。引き分けは勝負なしですから무승부〈無勝負〉です。

ではきょうのクイズです。「さよならホームラン」は韓国語で何と言うのでしょうか。안녕 홈런でしょうか,それとも굿바이 홈런でしょうか。

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