ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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最近刊行された「国連北朝鮮人権報告書」は北朝鮮人権問題の画期的総集成!

2016-06-24 19:07:55 | 北朝鮮のもろもろ

 4月に「日本語訳 国連北朝鮮人権報告書」(ころから)が刊行されました。
 2014年3月17日に北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)が国連人権理事会に提出した「北朝鮮における人権調査報告書」を翻訳したものです。
 本ブログの過去記事(→コチラ)でも記した通り、この報告書は→コチラからダウンロードすることができますが、表記は英・仏・スペイン・露・中・アラビア語の6ヵ国語だけです。外務省のサイトには一応日本語訳がアップされています(→コチラ)が、認知度は低く、誤訳も散見され、またパソコン上で読むのもたいへんです。
 そんな中、→コチラコチラの記事に書かれているように木瀬貴吉さんという方がクラウドファンディングを提起し、今年1月目標額(60万円)を上回る支援を得て、木瀬さんご自身が設立した出版社「ころから」からの刊行が実現したというわけです。
 ネックは8000円(+税)という値段なのですが、私ヌルボはより多くの皆さんにも読んでもらおうということも期待して図書館にリクエストしたところ、購入が決まって今日初めて手にすることができました。感謝感謝! 横浜市、それも図書館の近所に住まいしてホントによかったです。

 さて、この本の内容を目次で見てみると・・・。

 巻頭で「ころから編集部」が<刊行にあたって>という一文を置いています。その中で次のように記している点に私ヌルボは強い共感を覚えました。
  本書に、ある種の溜飲を下げるための糾弾を期待することは目的違いとなる。
  非道・無法国家としての北朝鮮像をより強固にするだけの目的にも応じかねる。

 つまり、北朝鮮の人権問題を、人権問題そのものではなくなんらかの目的の材料・手段として用いようとする事例がしばしば見られるということです。
 また、北朝鮮による「内政干渉である」「アメリカこそが人権侵害をやめていない」との反論については次のようにかかれています。
  人権のための国際法は、第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるホロコーストを国際社会が防げなかったことへの反省から生まれた。「内政不干渉」の名の下、数百万の命を見殺しにした事実から、こと人権においては内政干渉する、という原理が築かれつつある。
  人権侵害をおかしている国は北朝鮮一国でないことは、だれの目にも自明である。(日本も国連人種差別撤廃委員会から何度も勧告されている。)
  その意味で、本書で報告される人権侵害は、日本を含む他国とも地続きであることは否めない。
  第Ⅶ章「結論及び勧告」において、北朝鮮政府のみならず、国際社会にも責任を求めていることに、本報告書の存在意義があると考える。


 報告書は、初めに調査の作業方法について記しています。

 調査の大きな障害になったのは北朝鮮の非協力。調査委員会の入国を認めず、ソウル・ロンドン・ワシントンで開かれた公聴会への招待に対しても無返答。まあ、これは「想定内」でしょうが・・・。
 したがって、調査の主な対象者(直接の証人)は約3万人の脱北者に限られましたが、北朝鮮による自身や家族への報復を恐れる人が多く、公聴会等では顔を隠したり匿名の人も相当数いたし、聞き取り調査も非公開を条件にしたケースが240件以上に及んだが、「こうした徹底した保護策をとっても報復の危険性は否定できない」。これも想定内ではありますが、日本でも顔を隠し本名を明かさない脱北者はわりとふつう(?)にいるということは、それだけ恐怖感が根強く、また実際に彼らに対する「北からの働きかけ」がそれなりに現実味を帯びていることをうかがわせます。

 Ⅲ章では北朝鮮の人権侵害の歴史的・政治的背景が前近代から現代に至るまで叙述されています。冒頭に「儒教的社会構造と日本の植民地支配下での抑圧が、今日の北朝鮮に広がる政治構造と政治意識の特徴を作りだした」と規定している点が注目されます。また日本の植民地支配の評価については「日本が最終的に挑戦の発展を助けたのかどうかの問題は、政治的また学問的両面で、いまだに多くの論議を残している」としています。戦後の党派抗争、朝鮮戦争、「金王朝への権力統合」(←報告書中の用語)についても、(ヌルボの目には)客観的で妥当な文章で略述されています。


 Ⅳ章は「調査結果」。さまざまな自由・権利の侵害の実態が多くの証言者によって語られます。あるいは各種の具体的なデータが掲げられています。つまり、聞き取り等の微視的な資料と、巨視的な観点の両方からまとめられているということ。

 たとえばこの地図。
      
 <地方別重度の栄養失調の人の人口に占める割合>(左)と、WFP(国連世界食糧計画)の活動範囲(2012~13年)=白い部分が活動不能地域。本文では、支援のため現地に赴いた人道組織が直面した際の問題が具体的に記されています。

 本書では、いくつもの差別のベースになっている要素として「成分」について詳しく記されています。本ブログの最近の記事<韓国の連座制&遡及法を考える③>(→コチラ)でも書きましたが、本人だけでなく家族や親戚の経歴によって仕事や進学、居住地まで決定づけられるという制度です。本書では韓国・統一研究院の資料により核心階層が人口の28%、基本階層が45%、複雑(動揺・敵対)階層が27%という数字を紹介しています。
 政治犯収容所(北朝鮮では「管理所」という)や一般刑務所(北朝鮮では「教化所」という)、公開処刑、障碍者差別、移動や居住の自由がないこと等々、ぜひ多くの人に知ってほしい個別事例はたくさんありますが、ありすぎて書けません。
 1つだけ、「越北者」の、残された家族が韓国で差別されたことに関連して。自分の意思で韓国から「北」に行った共産主義者等の脱北者の、残された子供が進学や就職で差別されたことは、これも<韓国の連座制&遡及法を考える②>(→コチラ)で書きました。ところが、そんな反共が国是だった当時の<ハルゲンイ(アカ)>の家族だけではないのです。北朝鮮には帰還できずにいる数多くの朝鮮戦争時の韓国人捕虜や、戦争後北朝鮮に拘束・拉致されたままの韓国人が(公的には)516人もいるのですが、1990年代まではこのような拉致被害者の家族まで「高等教育と政府系の職業に就くことを拒否された」とのことです。ある拉致された漁師の娘である証人は、彼女が警察から目をつけられることを嫌った雇い主によって解雇されたとか。家族が拉致されても国は保護・支援をしたり返還に尽力してくれるどころか監視対象(!)にされてしまったとは・・・。また金大中大統領以降は「太陽政策」の一環(?)で拉致問題は「離散家族」問題の中に組み込まれたそうです。(~2008年。) 家族たちのロビー活動の結果、拉致被害者家族が申請すれば国から賠償されるという法律が成立したのはやっと2007年のことなのですね。
 拉致関係では、韓国・日本以外にも中国人、レバノン人、タイ人、シンガポール人やマレーシア人、ルーマニア人等の事例が記されています。
 以前にも書いたことですが、拉致被害者問題は日本人限定ではなく、よりグローバルかつ多角的な観点から取り組むべき問題だと思います。

 Ⅴ章は「人道に対する罪」について。
 上記の収容所等での人道に対する罪や、宗教信仰者に対する迫害、国外逃亡者に対する監禁・拷問等々。これもこの本に記されていることはあまりにも多い事例のごくごく一部にすぎません。ふつうの国であれば、たとえば1件でも拷問死があったり、飢えに瀕した子供たちを放置したことがあれば大きな問題とされるのに、それが北朝鮮のこととなると無関心だったり、事実を知らなかったり、知ったとしても「あの国ならそんなこともあるだろう」としか思わない人が日本に限らず多いのではないでしょうか?
 先の<刊行にあたって>にも記されていたように、この報告書は「北朝鮮政府のみならず、国際社会にも責任を求めている」ということを、私たちも「国際社会の一員として」銘記すべきだと思います。

※ヌルボ同様、多くの皆さんがこの本を地元の図書館の蔵書に加えるようリクエストして下さることを期待しています。(もちろん自分で購入されてもいいですが・・・。)
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韓国内の映画 NAVER映画の人気順位 と 週末の興行成績 [6月17日(金)~6月19日(日)]

2016-06-22 14:29:16 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
  便利さを求めてなぜか苦労する (横浜 ましゅまろ)

 ずっと以前の「毎日新聞 万能川柳」に掲載された拙作です。
 3月末に、それまで韓国映画の主要情報源にしていた<DAUM映画>のサイトの仕様が一変しました。それにともなって、この記事中のネチズン&専門家の評点ランキングも<NAVER映画>と<シネ21>に切り替えました。
 それから3ヵ月も経っていないのに、今度は<シネ21>が大幅に模様替えとは!
 映画作品の評価は当然のことながら観客動員数と直結しているものではなく、また個人的にもこれまで感銘を受けた作品をふり返ると、商業的にも成功を収めた大ヒット作は3割、いや2割にも満たないと思います。そんなわけで、<シネ21>を拠点とした専門家の評価についての情報ははぜひ必要なのですが・・・。で、やむなく<NAVER映画>の記者・評論家の評点を拾ってランキングを作成することにしました。
 先の<DAUM映画>同様、<シネ21>のサイトのデザイン一新のポイントは、文字情報よりも画像に重点を置いた点にあります。しかし、日本でいえば「キネ旬」に相当する専門誌の「シネ21>までこうなってしまったとは寂しい・・・。
 思えばWindows10もそんな感じ。少なくともこれまでの方式になじんできた年配者にとってはメイワクでメンドーなだけです。やれやれ。

 数ヵ月前、<왓챠>(ワッチャ.Watcha)という韓国のベンチャー企業が開発した映画推薦サービスがあることを知りました。ユーザーが、自分が観た映画について評価を付けると、その好みを分析して気に入ると思われる映画を推薦してくれるサービスとのことです。その他映画評の作成、独自のコレクション作成等々さまざまなサービスを提供し、今年からは映画のストリーミングサービスにも進出しているとか・・・。
 書籍については、アマゾン等が、私ヌルボがちょっとクリックしてみた本をきっちり記録していて、本人が忘れてしまった後もしつこく誘いをかけてきますが、この<ワッチャ>も自分以上に自分のことを知るウザったいヤツなんだろうな、・・・と思いつつ、<왓챠>をハングルのままでググると、なんと<WATCHA あなた好みの作品と出会える無料記録レビューアプリ>と題した日本語サイト(→コチラ)が開くではないですか! いやー、昨年から日本語アプリとしても登場しているんですね、知らんかった。・・・といってもヌルボは相変わらずのガラケーですから・・・。しかし「スマホにすべきだ」との同調圧力をヒシヒシを感じる今日この頃。たしかに韓国ラジオもそのまま聴けるし、ウェブトゥーンも読めるし、便利だとは思うんですけどね・・・。
  便利さを求めてなぜか苦労する

 久しぶりに「朝鮮日報」の「封切映画 ぴったり10字評」が掲載されていました。
 
「朝鮮日報」6月17日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。)
 「私たち」
   少女たちの日記を開く ★★★★


 「フランコフォーニア」

   美しい物を守る方法・・・ ★★★


 「特別捜査 死刑囚の手紙」

   過去何度も観たような・・・ ★★

 「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」

   まさか3作目ないよね? ★★

 「フランコフォーニア」は、昭和天皇を描いた「太陽」等のソクーロフ監督によるフランス映画。第二次大戦中のパリを舞台に、ルーヴル美術館でナチスの手から美術品を守り続けた人々を描いた史実に基づくドラマ。日本公開は初冬。他の3作品は下の記事中で紹介しています。

           ★★★ NAVERの人気順位(6月21日現在上映中映画) ★★★

     【ネチズンによる順位】

①(2) ライフ・イズ・ビューティフル  9.38(11246)
②(3) オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン  9.33
③(5) 同級生(日本)  9.20(506)
④(7) シーモアさんと、大人のための人生入門  9.14(386)
⑤(8) オーヴェという男  9.11(591)
⑥(-) 太陽の下  9.05(534)
⑦(-) シング・ストリート 未来へのうた  9.03(3236)
⑧(-) ノーザン・リミット・ライン 南北海戦[延坪海戦](韓国)  9.03
⑨(-) ジョゼと虎と魚たち(日本)  9.02(6334)
⑩(-) ビフォア・サンライズ 恋人までの距離〈ディスタンス〉  8.94(2456)

 半数が入れ替わりましたが、新登場の作品はありません。旧作の再上映がまた増えてきて①②⑧⑨⑩と半分を占めています。⑧「ノーザン・リミット・ライン 南北海戦」が入っているのは、「護国の月」6月の特別上映でしょう。

     【記者・評論家による順位】
             ※評点の後の( )は採点者数
①トリコロール 青の愛  9.00(1)
②キャロル  8.96(13)
③ピアニスト  8.75(1)
④アムール  8.48(11)
⑤ライフ・イズ・ビューティフル  8.34(8)
⑥ビフォア・サンライズ 恋人までの距離〈ディスタンス〉  8.25(2)
⑦哭声(韓国)  8.18(17)
⑧ジョゼと虎と魚たち(日本)  8.15(5)
⑨ブルー・ジャスミン  7.93(10)
⑩ひと夏のファンタジア(日本・韓国)  7.79(12)

 このランキングも、①③④⑤④⑧⑨と7割が旧作の再上映です。
 ⑩「ひと夏のファンタジア」については、以前にも紹介したように、若手監督のチャン・ゴンジェが奈良県五條市を舞台にして撮った長編第3作。2部構成の前半は韓国人映画監督が、後半は韓国人女性がこの地を訪れて地元の人と織りなすコミュニケーションが描かれ、それの2つの物語がどこか交差するファンタジックな構成になっています。韓国での上映は好評で高い評価を受けていましたが、ようやく6月25日からユーロスペースをかわきりに日本での一般公開がスタートします。公式サイトは→コチラ。韓国題は「한여름의 판타지아」です。

         ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績6月17日(金)~6月19日(日)] ★★★

         「ジャングル・ブック」が2週連続1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・ジャングル・ブック・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・・619,171 ・・・・・・・・・1,706,143 ・・・・・・・・14,752・・・・・・・・898
2(37)・・特別捜査 死刑囚の手紙(韓国)・・6/16・・・429,488・・・・・・・・・・・537,875・・・・・・・・・・4,400・・・・・・・・690
3(4)・・死霊館 エンフィールド事件・・6/09・・・・・・・・420,146 ・・・・・・・・・1,247,483 ・・・・・・・・10,207・・・・・・・・640
4(3)・・アガシ(韓国)・・・・・・・・・・・・6/01 ・・・・・・・・・・・284,676・・・・・・・・・3,711,447 ・・・・・・・・30,649・・・・・・・・625
5(2)・・ウォークラフト ・・・・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・・193,593・・・・・・・・・1,044,767・・・・・・・・・・9,179・・・・・・・・508
6(23)・・ミュータント・ニンジャ・タートルズ・・6/01・・149,384・・・・・・・・・・・178,600 ・・・・・・・・・1,487・・・・・・・・517
       :影<シャドウズ>
7(6)・・ミー・ビフォア・ユー ・・・・・・6/01 ・・・・・・・・・・・・75,967 ・・・・・・・・・・652,084 ・・・・・・・・・5,321・・・・・・・・272
8(5)・・哭声(韓国) ・・・・・・・・・・・・・5/12・・・・・・・・・・・・・56,480・・・・・・・・・6,798,962 ・・・・・・・・55,212・・・・・・・・291
9(7)・・X-MEN:アポカリプス・・・・5/25・・・・・・・・・・・・・12,067・・・・・・・・・2,927,615 ・・・・・・・・24,379 ・・・・・・・・・90
10(8)・・アングリーバード・・・・・・・5/19 ・・・・・・・・・・・・10,427 ・・・・・・・・・・672,772・・・・・・・・・・5,158・・・・・・・・・75
     ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 韓国映画「哭声」は勢いを失って、最終的には700万人そこそこといったところかな? 「アガシ」は500万を超えるかどうかといった感じで、ふつうのヒット作レベル。今年上半期の韓国映画観客動員数は結局「検事外伝」の969万人がダントツの1位で終わりそうです。
 今回の新登場は6位「「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」だけです。
 2位「特別捜査:死刑囚の手紙」は韓国の犯罪ドラマ。公式公開日のずっと前から上映されていて5月24日の記事で紹介済み。一応再掲しておきます。ピルジェ(キム・ミョンミン)は元は模範的警察、今ではよく売れるブローカー(弁護士事務長?)になっていて、切れることのない事件の依頼に「神が下したブローカー」との異名もあります。その彼に ある日、監獄の死刑囚から疑問の手紙が1通届きます。手紙の主は、世間を震撼させた仁川の財閥・大海製鉄夫人殺人事件の犯人スンテ(キム・サンホ)。スンテは、無実の自分の無念を訴えます。ピルジェが探れば探るほど現われてきたのは巨大背後勢力の実体。彼はますます大きくなる事件の背後にあるものを直感します・・・。原題は「특별수사: 사형수의 편지」。
 6位「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」は、“カメ“で“忍者“の4人のヒーローの活躍を描く1980年代から続く人気シリーズの新作。人類を救うためニューヨークを飛び出したニンジャ・タートルズが、世界を舞台に暴れ回ります・・・。元々は1984年のアメコミに始まるシリーズなのですが、日本での認知度・人気度がどんなものか私ヌルボにはわかりません。しかしなかなか濃ゆいファンはいるようですね。韓国題は「닌자터틀 : 어둠의 히어로」。日本公開は8月26日です。

【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(2)・・ボーン・トゥ・ビー・ブルー・・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・・・・・10,402・・・・・・・・・・・・49,110・・・・・・・・・・・・・419 ・・・・・・・・・83
2(1)・・シング・ストリート 未来へのうた・・5/19・・・・・・・・・・・・・・・7,332・・・・・・・・・・・542,193 ・・・・・・・・・・・4,362 ・・・・・・・・・52
3(32)・・炎のランナー ・・・・・・・・・・・・・・・・・6/16・・・・・・・・・・・・・・・6,713・・・・・・・・・・・・15,414 ・・・・・・・・・・・・・・91 ・・・・・・・・・81
4(新)・・子ども騎士トレンク・・・・・・・・・・・・6/16 ・・・・・・・・・・・・・・・5,717・・・・・・・・・・・・・6,442 ・・・・・・・・・・・・・・48 ・・・・・・・・174
5(28)・・私たち(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/16・・・・・・・・・・・・・・・5,456・・・・・・・・・・・・・7,574 ・・・・・・・・・・・・・・59 ・・・・・・・・・76

 新登場は3・4・5位の3作品です。
 3位「炎のランナー」は、もちろん1981年のイギリス映画の佳作の再上映。韓国題は「불의 전차」です。
 4位「子ども騎士トレンク」は、ドイツ・オーストリア合作のアニメ。アンデルセン賞等数々の児童文学賞を受賞したドイツの作家キルステン・ボイエの児童小説が原作です。彼女の作品は日本では2作品が翻訳されています(韓国では約10作品)が、これは未訳。物語の主人公は9歳の少年トレンク。彼の夢は騎士になることでしたが、貧しい農民の息子の彼が騎士になる方法はただ一つ。それは暗い森に住む恐ろしい龍を打ち破ることです。しかしその森は大人はもちろん、実際の騎士も怖れて通らないところでした。はたして彼はその困難な夢を実現することができるのでしょうか・・・。韓国題は「꼬마기사 트랭크」です。
 5位「私たち」は、小学生の女の子の友人関係とその悩みに焦点を当てた韓国映画。いつも一人ぼっちで終業式の日もみんなが去ったあと一人教室に残っていたソン(チェ・スイン)は、転校生のチア(ソル・ヘイン)と出会う。お互いの秘密を教え合い、すぐに仲良くなった2人は楽しい夏休みを過ごす。夏休みが終わり学校が再び始まるとチアはソンに冷たい。やがてソンをいじめるポラ(イ・ソヨン)の仲間に入り、ソンを無視するチア。どうしてもチアとの関係を取り戻したいソンはチアの秘密をばらしてしまいます・・・。「中央日報」の記事(→コチラ)によると、今年2月の<ベルリン国際映画祭>のジェネレーション部門では最優秀長編デビュー作部門の候補に入り、またチェコで開かれたズリーン国際こども・若者映画祭では国際コンペティション部門最優秀賞、チェ・スインが最優秀主演女優賞を受賞したとのことです。原題は「우리들」です。こういう映画は観てみたいなー。
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「岳人」2016年6月号の特集<韓国の山> ②日本と韓国の登山事情の違い等

2016-06-20 23:45:10 | 韓国・朝鮮関係の知識教養(歴史・地理等)

 →1つ前の記事の最後の方で「韓国の山は、やはり魅力的な岩山が特徴的」と書きましたが、高い山だけでなく、たとえばソウル近郊の低山も意外なほどの岩山です。
            


 上は北漢山(プッカンサン)の仁寿峰(インスボン)。ご覧のような花崗岩の岩壁で「東洋のヨセミテ」ともよばれているとのことです。
 その他、仁王山(イヌァンサン)、道峰山(トボンサン)、水落山(スラクサン)等も(写真で見るだけでも)「ほほう」という声が自然に出るほどの奇岩の景勝地です。
 さて、右の画像の人物ですが、北漢山・白雲荘で<歩荷(ボッカ)一筋32年>というミン・ヒョンシクさんで「多い時には50㎏の荷物を1日4回運び上げます」とのこと。うーむ、高校生の山岳部員だと20㎏のザックでもきついレベルなのに・・・。

 ここで本書に記されていた韓国と日本の登山関係のいろんな違いを略述しておきます。

すれ違う時「登り優先、右側通行」という日本での暗黙のルールは韓国では通用しない。

山小屋は基本的に素泊まりで、飲食物の販売はカップラーメンと若干の行動食だけ。自炊スペースは広い。予約は国立公園が一括管理していて、予約なしでは宿泊できない。したがって、→コチラでネット予約をする。(韓国語がわからない人は→英語で。) 料金は寝具なしで1泊7千~8千ウォン。毛布は+2千ウォン。
 日本と大きく異なるのは受付開始時刻が遅いこと。5~9月は18~19時、10~4月は17~18時で、その時刻にならないと客室に入れない! つまり、日本のように15時頃到着して・・・ということではないようです。

登山地図は携帯しない人が多い。下記のように案内板等が整っているということも1つの理由のようです。
 ※5万分の1地図(1枚5千ウォン)や主な山の地図を購入するならソウルの中央地図文化社で。鐘閣駅2番出口から北100m、最初の十字路を左折後すぐの洋菓子店2F。営業時間は9:00~18:30。(土日休業。) 古地図等も含めて実にさまざまな地図を取り扱っている店です。→ http://www.camap.co.kr/

道標・案内板が十分に設置されている。国立公園内には多目的位置表示板という標識が約500m間隔で設置されていて、これにはピーク等までの距離の他、緊急連絡用の電話番号も記されている。※ただしハングルと英字のみで漢字表記はナシ。
 実際どのような物か、韓国サイトから拾ってみました。
 下左は雪岳山、中は北漢山の多目的位置表示板で、右は鶏龍山にあるその説明板です。
          


登山道は整備が行き届いている。日本ならハシゴや鎖がかかっているような岩場だと、手すりのついた階段が設置されていることが多い。(「なるべく自然の状態を残す」という日本の考え方とは異なる。) たとえば下の画像。
       
 まあ、あれだけ年配者も大勢山に登っているので、何をおいても「安全第一」ということでしょうか。


 本書では、登山に関連した韓国語の単語と、簡単な会話についてもページを割いています。
      
 大体は中級レベルの韓国語学習者であればふつうに知っている単語ですが、一応要注意のものを挙げておきます。
 ザック=배낭(背嚢)、ストック=스틱、コンパス(磁石)=나침반(羅針盤)、寝袋=침낭(寝嚢)、水場=약수터(薬水ト)・샘터(泉ト)、上り道=오르막[길]、下り道=내리막[길]

 私ヌルボ、ソウルに行く度に「今度は登るゾ!」と思いつつ果たせないまま20年。(あ、南山(ナムサン.262m)だけは歩いて登ったことがあったなー。) 数日前馬耳山(マイサン)は、なんとか塔寺からのコースをただ登り、反対側に下りましたが、それだけで十分しんどかったです。せめて景福宮のすぐ後ろの仁王山(340m)・北岳山(プガクサン.343m)は1年以内に登っておかなければ! (と思っても自分自身が信用できなかったりして・・・。(笑))
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「岳人」2016年6月号の特集<韓国の山> ①山好き&韓国好きの人にぜひオススメ!

2016-06-20 21:51:16 | 韓国・朝鮮関係の知識教養(歴史・地理等)

 かつては山男のハシクレだった私ヌルボも、この20年というものは山から遠ざかっています。したがって、上のような山の雑誌の韓国特集も、ヌルボが韓国オタクということを知っている本屋さんがいて教えてくれなければ気づきもしなかったでしょう。
 たまたまそんな本屋さんがいてラッキーでした。

 この「岳人」という雑誌は以前から知ってはいましたが、2014年出版業務が中日新聞社からモンベル系列のネイチュアエンタープライズに引き継がれたことは知りませんでした。なるほど、裏表紙や記事等々にモンベル関係の広告や記事が載っています。 ※モンベルの店舗は日本に106あるそうですが、韓国には約140店あって、世界最多なのだそうです。

 さて、目次を見てみると・・・。
 韓国内で標高ベスト3の漢拏山(ハルラサン)=1950m、②智異山(チリサン)=1915m、③雪岳山(ソラクサン)=1708mはもちろん紹介されています。ちなみに朝鮮半島最高峰は北朝鮮・中国国境の白頭山(ペクトゥサン)=2744m、また有名な北朝鮮の名山・金剛山(クムガンサン)=1638mです。
 これらの高い山のほかに、ソウルの人々に親しまれている500~800m程度の山々もいろいろ紹介されています。

 この韓国の山々の地図を見て私ヌルボが注目したのは、半島南部の智異山から韓国北西部の雪岳山を経て北朝鮮の金剛山まで薄茶色で太く白頭大幹が表示されていること。これはさらに白頭山まで続いているものです。この白頭大幹については、2014年に<民族主義の色濃い伝統的な地理観? <白頭大幹>をめぐって>と題した3回シリーズの記事を書きました(→コチラ)が、近代以前の朝鮮時代からある伝統的な地理観に基づく概念です。日本の統治期にはそれとは異なる近代的な地質・地理学による山脈体系が学校等でも教えらましたが、近年(90年代以降)民族主義の高まりとともに<白頭大幹>が脚光を浴びるようになってきたようです。で、私ヌルボ個人としては、学問的な観点からは使用は要注意の用語だと思います。

 上はソウル近郊の山々が一目でわかる地図。一番高い北漢山(プッカンサン)も高さ837mです。韓国の人はホントに山が好きです。本書にも「人口の3分の1は登山好き」とか「韓国の人口は5000万人ほどですが、登山人口は2000万人と言われます」と記されています。土日の朝早く地下鉄に乗ると、1つの車両に必ずといっていいほど登山服姿の客を見かけます。日帰りハイキング程度でもけっこう本格的なイデタチです。
 また本書にも書かれていますが、山でマッコリを飲む人が多いんですね。まあ山に限らず野遊会と言って眺めのいい屋外で飲むのが好きな人たちですが・・・。そういえば昨年連載した<S氏の慶熙大学校10週間留学記>中の記事(→コチラ)によるとS氏は韓国人の友人カンさんと道峰山に登ってますが、「山登りの際の必需品」というトマトキュウリは山で食べて、酒は下山してからだったようです。

 韓国の山は、やはり魅力的な岩山が特徴的です。北朝鮮・金剛山萬物相(→画像検索結果)は有名ですが、韓国にもすごい岩壁や奇岩で知られる山々がたくさんあります。たとえば先の目次の画像の左側、岩峰が連なっているのは雪岳山の山容です。

 そして上の画像は済州島東端の観光ポイント城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)。世界自然遺産の奇観で、巨大噴火口がある頂上まで歩いて約15分とのこと。ヌルボはまだ行ってません。

 どうも長くなりそうな感じなので、このへんでとりあえずひと区切り。

 → 「岳人」2016年6月号の特集<韓国の山> ②日本と韓国の登山事情の違い等
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韓国内の映画 NAVER映画とシネ21の人気順位 と 週末の興行成績 [6月10日(金)~6月12日(日)]

2016-06-17 23:37:11 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
 いやー、まいったまいったまいりました。
 今17日正午過ぎ。全州→龍山のKTX車内です。
 14日(火)夜から韓国に来ています。当初の予定ではその日のうちにこの記事をアップするはずだったのが、誤算その1はちょうどその14日がgooブログのメンテの日で午後2時過ぎまで接続できず、そのまま羽田へ。夜遅く金浦空港に到着後は龍山のドラゴンヒルスパへ。有名な巨大スパですが、私ヌルボは今回が初めて。で、パソコン作業は翌日に延期。
 ところが、翌日第2の誤算が・・・。羽田空港で借りたルーターによる接続がうまくいかず悪戦苦闘。そのままサークル仲間と落ち合って全州へ。昨日16日電話で問い合わせ説明を聞いた後何度か試行錯誤。その間も塔寺に行きハイキングコースを歩き、すき間の時間はほとんど酒を飲み続け、でようやく昨夜ルーターが使用可能に。やれやれ。しかしその後もあちこちで酒を飲み続け、宿に帰ってからまた飲み続け・・・。

 ・・・で、今は17日夜鍾路3街の宿。そんなわけで、映画関係の前書きはゆっくり書いている余裕なし。とりあえずは全州の韓屋マウルにある東学紀念館の展示にあった東学関係の映画のポスターを紹介。
 右の「開闢」(1991)については、以前<林権澤監督の映画「開闢」を観て、東学について学ぶ>と題した記事を書いたことがありました。(→・→。) しかし左の東学、水雲崔済愚(동학, 수운 최제우)」(2012)については全然知りませんでした。東学の創始者・崔済愚(号は水雲)の生涯の最後の時期を描いた作品のようです。

 「朝鮮日報」の「封切映画 ぴったり10字評」はこの1ヵ月間掲載されていません。はたして再開するのかどうか?

           ★★★ NAVERの人気順位(6月14日現在上映中映画) ★★★

①(1) ズートピア  9.38
②(-) ライフ・イズ・ビューティフル  9.38
③(-) オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン  9.33
④(2) 戦場のピアニスト  9.30
⑤(4) 同級生(日本)  9.22
⑥(5) 鬼郷(韓国)  9.19
⑦(7) シーモアさんと、大人のための人生入門  9.15
⑧(6) オーヴェという男  9.14
⑨(-) エターナル・サンシャイン  9.09
⑩(8) はじまりのうた  9.07

 新登場は③「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」ですが、2011年公開作品の再上映です。私ヌルボ、あの怪人出現の時の印象的なフレーズを思い出しました。韓国題は「오페라의 유령 : 25주년 특별 공연」です。

           ★★★ シネ21 専門家の平均得点順位 ★★★

①(1) キャロル  9.00
②(2) 哭声(韓国)  8.14
③(3) ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!  7.60
④(-) ピアニスト  7.60
⑤(5) さざなみ  7.50
⑤(5) クラン  7.50
⑦(5) アガシ(韓国)  7.46
⑧(8) シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ  7.45
⑨(4) X-MEN:アポカリプス  7.43
⑩(9) シーモアさんと、大人のための人生入門  7.33
⑩(-) ボーン・トゥ・ビー・ブルー  7.33

 ④「ピアニスト」と⑩「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」が新登場です。
 ④「ピアニスト」は、2001年のハネケ監督作品の再上映。韓国題も「피아니스트(ピアニスト)」で、ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」と同じ。紛らわしいな。間違って観に行った人もいるんじゃないかな?
 ⑩「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」は、50年代に活躍したジャズ・トランペッターのチェット・ベイカーの苦闘の時代を描いたアメリカ・カナダ・イギリス合作のドラマ。<第28回東京国際映画祭>のコンペティション部門でも上映された作品です。チェット・ベイカーは一時は「マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇っていた」そうですが、その後ドラッグに依存し、暴行されて歯を失ってどん底に落ち、これ以上演奏をすることができなくなった瞬間そばに残ったのは 恋人のジェーンとトランペットだけでした。。そんな彼が再生を目指す姿をイーサン・ホークが演じます。村上春樹によれば「彼の音楽からは青春の匂いがする」のだそうです。全然ご存知なかった方は彼の代表作「My Funny Valentine」を聴いてみて下さい。(→YouTube) 韓国題は「본 투 비 블루」。日本での一般公開は今秋です。

         ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績6月10日(金)~6月12日(日)] ★★★

         「アガシ」は1週で「ジャングル・ブック」に首位の座を明け渡す
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・ジャングル・ブック・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・・771,783・・・・・・・・・・・851,924・・・・・・・・・・7,379・・・・・・・・925
2(新)・・ウォークラフト ・・・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・・555,348・・・・・・・・・・・671,519・・・・・・・・・・5,955・・・・・・・・736
3(1)・・アガシ(韓国)・・・・・・・・・・・・6/01 ・・・・・・・・・・・526,539・・・・・・・・・3,131,876 ・・・・・・・・25,988・・・・・・・・781
4(29)・・死霊館 エンフィールド事件・・6/09 ・・・・・・・484,855 ・・・・・・・・・・560,362 ・・・・・・・・・4,598・・・・・・・・635
5(3)・・哭声(韓国) ・・・・・・・・・・・・・5/12 ・・・・・・・・・・・134,653・・・・・・・・・6,669,099 ・・・・・・・・54,163・・・・・・・・439
6(4)・・ミー・ビフォア・ユー ・・・・・・6/01 ・・・・・・・・・・・103,820 ・・・・・・・・・・500,037 ・・・・・・・・・4,092 ・・・・・・・・335
7(2)・・X-MEN:アポカリプス・・・・5/25・・・・・・・・・・・・・98,207 ・・・・・・・・2,887,462 ・・・・・・・・24,065 ・・・・・・・・419
8(5)・・アングリーバード ・・・・・・・・5/19 ・・・・・・・・・・・・27,048 ・・・・・・・・・・659,951・・・・・・・・・・5,061・・・・・・・・165
9(43)・・劇場版 遊☆戯☆王・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・・・19,804 ・・・・・・・・・・・22,931 ・・・・・・・・・・・182 ・・・・・・・・210
       THE DARK SIDE OF DIMENSIONS(日本)
10(6)・・シング・ストリート 未来へのうた・・5/19・・・・・18,250 ・・・・・・・・・・525,214 ・・・・・・・・・4,251 ・・・・・・・135
     ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 記事冒頭で書いたように注目作「アガシ」が突出した数字で1位になっていますが、映画評やネチズンの感想等をみると必ずしも絶賛とまではいかないようで、興行の成否を現時点で判断するのは早計のような気もします。
 今回の新登場は1・2・4・9位の4作品です。
 1位「ジャングル・ブック」は、よく知られたキプリングの児童文学が原作。ウォルト・ディズニーの遺作となったアニメを実写化した作品です。ジャングルに取り残されてオオカミを母として成長した人間の少年モーグリ。人間の世界に戻るか、ジャングルで生きるべきかの選択を迫られます・・・。の傑作として知られる原作と、ウォルト・ディズニーのスピリットを継承した感動の冒険映画。韓国題は「정글북」。日本公開は8月11日です。
 2位「ウォークラフト」は、世界的にヒットした同名のPCゲームシリーズ3部作を実写化したスペクタクル・ファンタジー。滅びゆく故郷を捨てて新たな定住地を求めるオーク族と、彼らの侵略から平和な王国アゼロスを守るため立ち上がった人間たちの戦いと、それに続く物語です。韓国題は「워크래프트: 전쟁의 서막」。日本公開は7月1日です。
 4位「死霊館 エンフィールド事件」は、アメリカのホラーシリーズの新作。
実際に起きた出来事を基に製作したとのことですが、今作はロンドン北部エンフィールドを舞台に、
少女と4人の子供を育てるシングルマザーが正体不明の音や不穏な囁き声、ポルターガイスト等の現象に苦んでいるのを、心霊研究家のウォーレン夫妻が彼女たちを救うため再び恐怖の元凶と対峙する・・・というのはヌルボとしてはあまり新味を感じないんですけど、どうなの? 韓国題は「컨저링 2」。日本公開は7月9日です。
 9位「劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」は、人気シリーズ初の劇場版アニメ、といっても私ヌルボの苦手ジャンルで、未見だし語る資格ナシ。原作が「少年ジャンプ」に連載されたのが1996~2004年とのことで、もうけっこう前のことになるのですね。韓国題は「극장판 유희왕 더 다크 사이드 오브 디멘션즈」です。

【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・シング・ストリート 未来へのうた・・・5/19・・・・・・・・・・・・・・18,250・・・・・・・・・・・525,214 ・・・・・・・・・・・4,251 ・・・・・・・・135
2(2)・・私の少女時代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/12・・・・・・・・・・・・・・・8,770・・・・・・・・・・・394,229 ・・・・・・・・・・・3,219 ・・・・・・・・・71
3(3)・・オーヴェという男 ・・・・・・・・・・・・・・・・5/25・・・・・・・・・・・・・・・2,401・・・・・・・・・・・・78,744 ・・・・・・・・・・・・・623 ・・・・・・・・・43
4(新)・・猫なんかよんでもこない(日本)・・ 6/09・・・・・・・・・・・・・・・1,165・・・・・・・・・・・・・2,543 ・・・・・・・・・・・・・・20 ・・・・・・・・・32
5(新)・・視線の間(韓国)・・・・・・・・・・・・・・6/02・・・・・・・・・・・・・・・・・711・・・・・・・・・・・・・1,403 ・・・・・・・・・・・・・・11 ・・・・・・・・・28

 新登場は4位「猫なんかよんでもこない」と5位「視線の間」です。
 4位「猫なんかよんでもこない」は私ヌルボは観ていません。数日前の韓国紙によると愛猫国といえばイギリスと日本なのだそうですが、韓国も今やすっかり愛猫国の仲間入り。この映画とは全然関係ありませんが、→コチラのニュースは大韓猫国の議会のようすが写真入りで伝えられています。この作品の韓国題は「고양이는 불러도 오지 않는다」です。
 5位「視線の間」は、国家人権委員会による人権映画プロジェクトの13回目の作品で、3話からなるオムニバス。成績向上のため好きなトッポッキを食べる自由を制限され、必死で脱出をはかる女高生、誰かが自分を監視していると考えている誇大妄想に陥った青年、奇妙な一日を送る保険販売員のを通して現在の人権について問題を提起します。原題は「시선 사이」です。
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