動詞,形容詞として使われる겹받침にはㄺ,ㄵ,ㄶ,ㄼ,ㄾ,ㅀ,ㄻ,ㄿ,ㅄの9つがあります。
また一つ一つを見て行きましょう。
まずㄺパッチムでは簡単なところで읽다(読む)がありますね。
これも時制に合わせて읽는 책[잉는-],읽은 책[일근-],읽을 책[일글-]と発音が変わります。
■ㄺパッチムを持つ語
굵다(太い)
긁다(つめをたてて引っかく)
까닭(わけ,理由)
낡다(古い,使い物にならない)
늙다(老いる,年取った)
맑다(清い,澄んでいる,晴れている)
묽다(汗などが水っぽい,薄い)
밝다(明るい)
붉다(赤い)
앍다(顔にあばたができる,物の表面にぼこぼこしたくぼみができる)
얽매다(束縛する,縛り付ける。*発音は [엉매다])
옭히다(もつれる *発音は[올키다])
ㄺパッチムを持つ語が入っていることわざに긁어 부스럼(搔いて腫れものができる)というのがありますが,知ってますか?
藪蛇(やぶへび)のことです。
ㄵ,ㄶ,ㄼ,ㄾ,ㅀ,ㄻ,ㄿ,ㅄパッチムを次々と見て行きましょう。
■ㄵパッチムを持つ語
앉다(座る)
얹다(置く,載せる)
■ㄶパッチムを持つ語
괜찮다(大丈夫だ)
많다(多い)
않다(~しない)
점잖다(礼儀正しい)
ㄶパッチムのことわざには사공이 많으면 배가 산으로 간다.というのがあります。
사공というのは漢字で「沙工」と書いて「船頭」,つまり「船頭多くして船,山に上る」と言う意味ですね。
■ㄼパッチムを持つ語([-l]の発音をするもの)
넓다[널따](広い)
넓적하다[넙쩌카다](平べったい)
떫다[떨따](渋い)
얇다[얄따](薄い)
애닯다[애달따](切ない,やるせない。애달프다の縮約形)
■ㄼパッチムを持つ語([-p]の発音をするもの)
밟다(踏む)
この밟다が入ったことわざには꼬리가 길면 밟힌다(尻尾が長いと踏まれる)というのがあります。
悪いことを繰り返していると,最後には見つかってしまうということですね。
ですから悪いことはできません。
지렁이도 밟으면 꿈틀한다(ミミズも踏めばぴくっと動く)というのもあります。
一寸の虫にも五分の魂ですね。
■ㄾパッチムを持つ語
핥다(なめる)
홅다(汚れを落とす,すみずみまで探す)
훑다(しごく,そぎ落とす)
ここでㄾパッチムのことわざというと,何が思い浮かびますか。
수박 겉 핥기.というのがあります。
スイカの皮を舐めても中身がうまいかどうかはわからないですよね。
ですから,物事のうわべだけをさっと見ることを指してこう言うんです。
■ㅀパッチムを持つ語
곯다(痛む,腐る)
닳다(すれる,すり減る)
싫다(嫌いだ)
앓다(病気を患う,病む)
옳다(正しい)
잃다(なくす,失う)
ㅀパッチムで,またことわざを思い出してください。
소 잃고 외양간 고친다.が思い浮かびましたか?
「牛を失って牛小屋を直す」,つまり「後の祭り」です。
情報流出に関してこんな記事が出ていました。
‘창과 방패'처럼 해킹 기술도 끝없이 진화하면서 완벽한 보안이란 늘 어려운 숙제다. 하지만 보안에 대한 인식과 새로운 정보 보호 기술에 조금만 관심을 쏟는다면 ‘소 잃고 외양간 고치는’ 최악의 불행은 막을 수 있을 것이다.(2010年1月10日 韓国日報)
「矛と盾」のようにハッキングの技術も果てしなく進化し,完璧な保安と言うのは常に難しい宿題だ。しかし保安に対する認識や,新しい情報保護技術に対してもう少し関心を向ければ「牛を失って牛小屋を直す」最悪の不幸は防ぐことができるだろう。
次いでㄻパッチムですね。これも結構ありますよ。
■ㄻパッチムを持つ語
곪다 (膿む,化膿する)
굶다(飢える,腹をすかせる)
닮다 (似る)
삶다 (ゆでる)
옮기다 (移る,移す)
옮다 (移る,感染する)
젊다(若い)
짊어지다(背負う,担ぐ)
■ㄿパッチムを持つ語
읊다(詠む)
ㄿパッチムの入ることわざ,何か思い浮かびましたか?
この읊다が入ったものです。
有名なものに서당 개 삼 년이면 풍월을 읊는다.(門前の小僧,習わぬ経を読む)があります。
でもことわざも時代とともに変化します。
最近では식당 개 삼 년이면 라면을 끓일 수 있다.と言うんだそうですよ。
■ㅄパッチムを持つ語
없다(ない)
ㅄパッチムの入ったことわざには핑계 없는 무덤 없다.というのがあります。
「口実のない墓はない」とは,どんなことにでもそれをするだけの理由があると言う意味ですね。
日本語ではこれに似た意味のことわざに「盗人にも三分の理」というのがありますが。
もう一つ,발 없는 말이 천리를 간다.というのもみなさん知っているでしょう?
ここで「足のない馬」というのは「言葉」のことなんですね。
말(マル・馬)と말(マール・言葉)をかけたしゃれです。
「ささやき千里」と言いますが,「耳から耳へそっとささやいた秘密事は千里の先まで知れ渡る」「噂はあっという間に広まる」ということですね。
また一つ一つを見て行きましょう。
まずㄺパッチムでは簡単なところで읽다(読む)がありますね。
これも時制に合わせて읽는 책[잉는-],읽은 책[일근-],읽을 책[일글-]と発音が変わります。
■ㄺパッチムを持つ語
굵다(太い)
긁다(つめをたてて引っかく)
까닭(わけ,理由)
낡다(古い,使い物にならない)
늙다(老いる,年取った)
맑다(清い,澄んでいる,晴れている)
묽다(汗などが水っぽい,薄い)
밝다(明るい)
붉다(赤い)
앍다(顔にあばたができる,物の表面にぼこぼこしたくぼみができる)
얽매다(束縛する,縛り付ける。*発音は [엉매다])
옭히다(もつれる *発音は[올키다])
ㄺパッチムを持つ語が入っていることわざに긁어 부스럼(搔いて腫れものができる)というのがありますが,知ってますか?
藪蛇(やぶへび)のことです。
ㄵ,ㄶ,ㄼ,ㄾ,ㅀ,ㄻ,ㄿ,ㅄパッチムを次々と見て行きましょう。
■ㄵパッチムを持つ語
앉다(座る)
얹다(置く,載せる)
■ㄶパッチムを持つ語
괜찮다(大丈夫だ)
많다(多い)
않다(~しない)
점잖다(礼儀正しい)
ㄶパッチムのことわざには사공이 많으면 배가 산으로 간다.というのがあります。
사공というのは漢字で「沙工」と書いて「船頭」,つまり「船頭多くして船,山に上る」と言う意味ですね。
■ㄼパッチムを持つ語([-l]の発音をするもの)
넓다[널따](広い)
넓적하다[넙쩌카다](平べったい)
떫다[떨따](渋い)
얇다[얄따](薄い)
애닯다[애달따](切ない,やるせない。애달프다の縮約形)
■ㄼパッチムを持つ語([-p]の発音をするもの)
밟다(踏む)
この밟다が入ったことわざには꼬리가 길면 밟힌다(尻尾が長いと踏まれる)というのがあります。
悪いことを繰り返していると,最後には見つかってしまうということですね。
ですから悪いことはできません。
지렁이도 밟으면 꿈틀한다(ミミズも踏めばぴくっと動く)というのもあります。
一寸の虫にも五分の魂ですね。
■ㄾパッチムを持つ語
핥다(なめる)
홅다(汚れを落とす,すみずみまで探す)
훑다(しごく,そぎ落とす)
ここでㄾパッチムのことわざというと,何が思い浮かびますか。
수박 겉 핥기.というのがあります。
スイカの皮を舐めても中身がうまいかどうかはわからないですよね。
ですから,物事のうわべだけをさっと見ることを指してこう言うんです。
■ㅀパッチムを持つ語
곯다(痛む,腐る)
닳다(すれる,すり減る)
싫다(嫌いだ)
앓다(病気を患う,病む)
옳다(正しい)
잃다(なくす,失う)
ㅀパッチムで,またことわざを思い出してください。
소 잃고 외양간 고친다.が思い浮かびましたか?
「牛を失って牛小屋を直す」,つまり「後の祭り」です。
情報流出に関してこんな記事が出ていました。
‘창과 방패'처럼 해킹 기술도 끝없이 진화하면서 완벽한 보안이란 늘 어려운 숙제다. 하지만 보안에 대한 인식과 새로운 정보 보호 기술에 조금만 관심을 쏟는다면 ‘소 잃고 외양간 고치는’ 최악의 불행은 막을 수 있을 것이다.(2010年1月10日 韓国日報)
「矛と盾」のようにハッキングの技術も果てしなく進化し,完璧な保安と言うのは常に難しい宿題だ。しかし保安に対する認識や,新しい情報保護技術に対してもう少し関心を向ければ「牛を失って牛小屋を直す」最悪の不幸は防ぐことができるだろう。
次いでㄻパッチムですね。これも結構ありますよ。
■ㄻパッチムを持つ語
곪다 (膿む,化膿する)
굶다(飢える,腹をすかせる)
닮다 (似る)
삶다 (ゆでる)
옮기다 (移る,移す)
옮다 (移る,感染する)
젊다(若い)
짊어지다(背負う,担ぐ)
■ㄿパッチムを持つ語
읊다(詠む)
ㄿパッチムの入ることわざ,何か思い浮かびましたか?
この읊다が入ったものです。
有名なものに서당 개 삼 년이면 풍월을 읊는다.(門前の小僧,習わぬ経を読む)があります。
でもことわざも時代とともに変化します。
最近では식당 개 삼 년이면 라면을 끓일 수 있다.と言うんだそうですよ。
■ㅄパッチムを持つ語
없다(ない)
ㅄパッチムの入ったことわざには핑계 없는 무덤 없다.というのがあります。
「口実のない墓はない」とは,どんなことにでもそれをするだけの理由があると言う意味ですね。
日本語ではこれに似た意味のことわざに「盗人にも三分の理」というのがありますが。
もう一つ,발 없는 말이 천리를 간다.というのもみなさん知っているでしょう?
ここで「足のない馬」というのは「言葉」のことなんですね。
말(マル・馬)と말(マール・言葉)をかけたしゃれです。
「ささやき千里」と言いますが,「耳から耳へそっとささやいた秘密事は千里の先まで知れ渡る」「噂はあっという間に広まる」ということですね。
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