里山悠々録

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シュンギク摘み取り栽培は側枝が穫り頃

2021年11月27日 | 畑:葉菜類

シュンギクは摘み取り栽培を行っています。今、側枝(わき芽)が穫り頃です。
種播きは9月17日。
生育は順調で、10月半ばから抜き取り収穫を開始。
株間を広げ10月末から摘み取り栽培に移行しました。
主枝(親茎)の摘み取りはほぼ終了。
1週間ほど前から側枝(わき芽)の摘み取りを始めました。


極めて順調です。
品種は「中葉春菊」で、茎が立ち、摘み取り栽培に適します。
ただ、側枝は横に伸びるのでどうしても茎葉が重なってきます。


抜き取りで株間をもっと広げておくべきなのですが、これがなかなか追いつかない。
ただ主枝(親茎)は極力2芽で切るようにしているのであまり支障はありません。
普通は数芽残すことが多いので、株間が狭いと混みすぎで茎が細くなります。
主枝(親茎)を摘み取ると、側枝(わき芽)が伸びてきます。
今、穫り頃になっているのがこの側枝。子茎になります。
摘み取りは丈が20センチくらいになった頃が適期。
太い側枝になっており、いい具合です。


この側枝を、2芽残して摘み取ります。ここからまたわき芽が伸びてきます。
この2本伸びている側枝を摘んでみます。


切りました。


2本の側枝を摘んだ後。すでにわき芽が見えます。これが孫茎になります。


同様にこの株を摘んでみます。
これは3芽残しになっていたようです。すでに1本は収穫済み。

切りました。


この辺りを少しまとめて側枝(子茎)を収穫してみたところ。
株間が多少透けて見えるようになりました。


「中葉春菊」はわき芽をたくさん残すとたちまちジャングル状態になります。
そうすると軟弱徒長し茎が細くなり品質が低下してしまいます。
シュンギクは茎がしっかりしていないといけません。
このくらいの太い茎なら申し分ありません。


これから厳寒期を迎えます。
子茎までは順調ながら、孫茎が穫れるのは12月後半からでなかなか大変。
間もなく不織布を掛けてみようかと思います。どこまで行けるか。



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