
寒玉キャベツの収穫が続いています。

寒玉キャベツを穫り始めたのは1月下旬。秋キャベツを遅くまで収穫していたため冬キャベツへの切り替わりは大分遅くなりました。品種はトーホク種苗のズバリ「寒玉キャベツ」という分りやすい名称。

この辺りでも寒玉キャベツの収穫時期には、いわゆる雪中甘藍になることが何度かあるのですが、今年は一度もありません。厳密には一瞬はありましたが、すぐ消えてしまい日中の積雪が全くありません。こんな年は初めての経験です。
この品種を作るのは今年で2年目です。台風19号の影響はかなりあったと思うのですが、いつもと変らない揃った寒玉キャベツになっています。
この品種を作るのは今年で2年目です。台風19号の影響はかなりあったと思うのですが、いつもと変らない揃った寒玉キャベツになっています。

暖冬といっても最低気温は連日氷点下で、特に2月はー5℃以下まで冷え込む日が結構ありました。
厳寒期になると寒玉キャベツの葉にも紫色のアントシアンが出てきます。この色が寒玉キャベツらしいところですが、最近は最低気温が氷点下にならない日もあり、心なしか紫色が薄くなったような気がします。
厳寒期になると寒玉キャベツの葉にも紫色のアントシアンが出てきます。この色が寒玉キャベツらしいところですが、最近は最低気温が氷点下にならない日もあり、心なしか紫色が薄くなったような気がします。

収穫開始が遅かったこともあってまだ大分残っています。 寒玉キャベツは炒め物や煮物が主で生食にはあまり適さないと言われますが、結構生でも食べられています。収穫は来月初めくらいまで続くでしょう。

こちらは春キャベツ。

かなり立ち上がり結球が始まっています。例年の4月下旬収穫より早まるかもしれません。

まん丸で引き締まっていて美味しそうですね。
今年は、どこも雪が少なく寒中甘藍にはならなかったのでしょうか。
昔の古里を思い出しました。
秋に採れた野菜を藁に包み雪の中に入れて冷蔵庫がわりにし掘り出しなから食べていました。
コメントありがとうございます。
厳しい冷気に晒され続けるとキャベツの表面が紫がかってきます。結球の中は変わりません。
今年は雪中甘藍になることがありませんでしたが、この辺りでもこれほど積雪がなかったのは初めてではないでしょうか。
雪中は天然の冷蔵庫ですね。