里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬囲いしたダイコンとニンジン

2022年02月10日 | 畑:根菜類

冬囲いしたダイコンを取り出し、食しています。
冬囲いしたのは12月23日。品種はすべて「耐病総太り」。
冬囲いの方法は二通り。
一つはダイコンの葉を付けたまま、もう一つはダイコンの葉を落とし土中に埋め込む方法。
それぞれ半々くらいになっています。
葉を全て落として土中に埋め込んだものは、まだ全く手を付けていません。
これが土を掘りあげ、稲わらを挟みながら大根を斜めにして埋めたもの。


冬囲いした時点で、まだ畑にも残していたため、まだ半分くらいしか消費していません。
囲いのダイコンは日数が経てば次第に傷んできます。
理想としては日中気温が上がらず夜間冷え込まないことです。昼夜とも0℃で保つことができれば理想。
多雪地帯なら雪中下はチルド環境なので貯蔵には最適でしょう。この辺りで、それは無理というもの。
藁を返せば中のダイコンが現れます。


容易に引き出せます。
気温が低いので一度に数本引き出し、泥着きのまま保管しておくのが楽です。
今回は3本引き出しました。


傷みは少ないようです。
今年は厳寒なので、今のところ土中の貯蔵にはプラスです。
ざっと、藁と土を元に戻して取り出し終了。


洗ってみてもこのくらいなら上々。


気温が上がってくると、根が動き出すので傷みが見えてきます。
ただ、この「耐病総太り」、少々肌が悪くなっても中身には問題ないことが殆ど。
とは言え、このままだと大量に余りそう。
例年、助っ人は切り干し大根にしていますが、今年はどうするのか。
こちらは冬囲いしたニンジン。


品種は「黒田5寸陽彩」
ダイコンと同じように、葉を付けたまま稲わらを挟み土に埋め込んだもの。
まだ全く手つかずです。


今年は量が多く、冬囲いする時点で半数は畑に残したままにしました。
ニンジンは根部が完全に土中にあり凍害を起こしにくいからです。
それがまだ残っていました。


助っ人に頼んで、残りを全部穫ってもらいました。
水分が適当だったので、容易に引き抜けたようです。
一部は洗い、他は袋に入れ泥着きのまま中で保管することにしました。


手頃な五寸ニンジンです。


囲いのニンジンに手を付けるのはもう少し先になりそう。
冬囲いしていると次第に肌が悪くなってくるのは否めません。
あくまで自家用ですが、ダイコンもニンジンも春先まで食します。



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