里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

雨に濡れる野草

2022年07月25日 | 野山

今年の雑草の刈り払い作業は雨の中でもやっていました。
田んぼの害虫対策もあって、時期が限定されるため、今年のような雨続きではしょうがありません。
刈り払い作業をすると色んな野草に出会います。雨上がりの合間に少し撮っていました。
何時も気にしながら刈り払いするネジバナの咲くところ。
今年も咲いていました。実に可愛らしいものです、


この辺りではネジリバナと言っています。
大概この時期ですが、僅か遅いでしょうか。


この下は大きな土手になっており、一部が2019年の台風19号被害で崩落しました。
復旧作業で相当傷め付けられながらも、絶えはしませんでした。
今年は若干少ないような気はします。


右巻きと左巻きがあります。


ここの周辺の雑草は、主に野芝とチガヤ。
この場所は日当たりが良く、ネジバナにとって条件が良いのでしょう。
雨中にネジバナを避けながら刈り払いをするのは少々厄介。チガヤがどうしても残ります。
刈り倒しても、ネジバナは再生しますが、やはり残したくなる野草です。
昔はもっと方々にありましたが、今我が家の土手ではここだけになりました。


こちらはナデシコ。


正確にはカワラナデシコと言うべきか。
もっと他にもあるはずですが、近年はあまり見ません。
昨年同じ場所にあることを確認していたので、今年は注意して刈り払いしました。
この辺りは1週間ほど前に刈り払いを終えたところ。チガヤが少し再生してきました。


晴れた時ならスッキリした花が見られるところですが。
雨に濡れたナデシコも悪くないかもしれません。


ヤブカンゾウ。


刈り払いをしていると遠目にも目立ちます。
雑草の中に濃い黄色に一部オレンジ色。雨中でも存在感あり。


ネジバナやナデシコのピンクの小さい花とは対称的。
ヤブカンゾウは普通の雑草と同じに刈り払います。再生力が強いので来年また会えるでしょう。


雨中でも、合羽を着れば体は汗だく。濡れた野草に束の間の癒やしを得ます。



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