イネ刈り後のわらを収集する

　先日、イネ刈りが無事終わりました。その後に田んぼのわらを集めるのが我が家の恒例。
　今やわらの収集はヘイベーラーを用いて大規模に行うのが当たり前の時代ですが、我が家のわら収集は運搬機を使い、ホークでコツコツと集める原始的な方法です。

　大型のコンバインなのでわらは相当まとまって落とされているところがあります。

ぬかるんでキャタピラの跡が大きくなっているところが沢山あり、運搬機はこのようなところを避けて通らないといけません。

　こちらの田んぼは助っ人が何カ所かに集めておいてくれました。助っ人はこれとは別に大きな袋にも集めてくれるので、敷きわらに使う時など大変助かります。

　運搬機に積む時は、わらを何度も踏み固めできるだけ多く詰め込みます。
　こちらの田んぼに近い畑には４台分運びました。

　こちらの田んぼはわらがかたまっているところを中心に集めます。

　ところで、この運搬機は４０年ほども使う年代物。冬場は原木の切り出しなどにも使っています。何時壊れてもおかしくないですが、消耗品やオイル交換、給油といったメンテナンスは欠かさずやっているのでよく働いてくれます。問題はキャタピラで大分ひびが入っており、切れることが心配です。私が動けるうちもってくれれば幸いです。

　わらを踏み固めるのに何度も荷台に上ったり降りたりするので結構な運動量になります。
　こちらの畑にも４台分運びました。もっと運びたいところですが、くたびれたのでここで終了です。

　このわらは、有機質肥料と一緒に畑にすき込んだり堆肥にしたりするほか、敷きわらや溝施用などにも利用します。