里山悠々録

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初体験の三年子花ラッキョウを穫る

2022年07月01日 | 畑:土物類

三年子の花ラッキョウを生まれて初めて穫りました。
三年子というのは、一昨年植付け昨年そのままにして年を越し、足かけ3年目で穫るというもの。
これは計画的に栽培したわけではなく、事情があって昨年半分を収穫せず、そのまま残して、三年子の花ラッキョウにしたものです。
1条植えで2畝。


栽培法自体未経験なのでよく分りません。
管理と言っても秋と春の追肥と土寄せ、虫の防除を2、3度と言った程度。
年に2回土寄せをしているため高い畝になりました。


ただし、1条植えなので作業は比較的楽に出来ました。
今年の春になり1畝は元気ながら1畝(右)は急に元気がなくなりました。原因は分りません。


元気な株の葉の数は凄く、普通の1年掘りしか知らないので、これにはびっくりです。


実は、大分前に助っ人が1株掘りエシャロットまがいにしています。
それには小生は立ち会っていません。
これが、その時助っ人が残していったエシャロット風早掘り花ラッキョウ。晩酌の摘まみにいけます。


まず2株ほど掘ってみることにしました。


葉の数から言って想像はしていましたが、分球の数が半端ではありません。


普通の1年掘りでは10球程度、多くても10数球。
10×10なら100、そうは成らないにしても納得です。この株を分解してみます。


数えてみると75個ありました。


もっとも、余りに小さすぎ利用できないものもあります。
たった1株でこれでは、漬物にするのも骨が折れそう。後は、助っ人に任せることにしました。
花ラッキョウで有名なのは福井の砂丘地。実際に見たことはありません。
普通の栽培では花ラッキョウとしては大きすぎるため三年子にすると聞きます。
我が家の畑のような粘土地とは条件が違います。
小生にとっては貴重な体験でしたが、多分再現はないでしょう。
こちちは普通の栽培をしている1年掘りのラッキョウ。


越冬時も良くありませんでしたが、春になりさらに生育が悪くなりました。
原因は不明ながら、何分20年くらい連作しているので、考えないといけません。
今年は種の確保が出来れば良しです。



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