里山悠々録

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夏秋キュウリの摘葉摘果と誘引

2022年09月01日 | 畑:果菜類

夏秋キュウリは植付けてからほぼ3ヵ月半、収穫開始から70日と言ったところ。


品種は今年初めて作る「OS交配ニーナ」。
7月10日くらいから最盛期となり、1ヵ月くらいピークの状態が続きました。
その後、若干衰えたとは言え穫れ続けています。
上段から下段まで側枝(子蔓、孫蔓)から満遍なくで穫れています。


この品種は主枝、側枝とも真夏でも100%の節成りが続く、間違いなく多収品種です。
今年は雨が降り出すと連続するような天候ですが、耐久性もあるようです。
このようにべと病は相変わらず止まりません。褐斑病も少しぶり返しています。


それでも成り続けるのは側枝が伸びているからです。
整枝としての摘芯はほぼ終わっています。
樹勢が弱らないよう伸ばしている中段の側枝や孫蔓は大概そのまま伸ばしています。
蔓はできるだけ誘引し、ネット全体に這うよう配置しています。


このように、放置すると地べたに這いそうなものが出ます。


やむを得ないものは切り戻しますが、できるだけネットに掛け伸ばします。


これからは整枝と言うより摘葉。主枝の親葉はほぼ摘み終わりました。
葉の寿命は展開してから50日くらいと言いますから主枝の葉の寿命はほぼ尽きています。
主に摘んでいるのは枯れ葉ですが、べと病で枯れたものが多い。


それでも側枝が伸び、新しい葉が展開しているので、樹勢が保たれているようです。
そして摘果。形の悪いものは小さいうちに極力摘果しています。


完全な節成りなので、着果数が頗る多く、多少の摘果で穫れ具合に影響することはありません。


今回の摘葉摘果と誘引は終わりました。


追肥は10日間隔くらいで、ベットの肩から通路の敷きわらの上に速効性肥料をバラまきます。
あまりにハイペースで穫れるので樹勢が維持できないかと思いましたが、近年では最も良い。
今年は畝作りに少々拘ったことが、奏功しているのかもしれません。
摘果していることもあって、収穫しているキュウリは未だ果形は頗る良い。


すでに遅穫り用の夏秋キュウリも本格的に穫れ出しました。
そちらについては、後日。



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