里山悠々録

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シュンギクは不織布のトンネル掛けで穫り続ける

2023年12月24日 | 畑:葉菜類

日本海側は大雪に見舞われたところもあるようですが、当地は薄ら白くなったものの積雪量カウントはゼロでした。
しかし、かなり冷え込んではいます。
そんな中シュンギクは不織布をトンネル掛けし、穫り続けています。
品種は「中葉春菊」。
種播きは9月21日。10月20日過ぎから抜き取り収穫を開始。
気温が高く経過したため11月早々から摘み取り栽培に移行、11月下旬からは側枝(わき芽)の摘み取りとなりました。
側枝(わき芽)の摘み取りが始めれば最盛期入りです。
気温が高く経過したこともあって生育は旺盛。
しかし、葉物の中ではシュンギクは低温に弱い。強い霜が降りると凍害を起こしてしまいます。
そこで今年は少し早めに12月10日頃から不織布をトンネンル掛けしました。
かなり収穫しているのですが、すぐに伸びてくるので未だ畝全体に茂っています。


主枝(親茎)は極力2、3芽で切るようにしているのですが、数芽残しになっている株が結構あるようです。
それでもしっかりした茎が多く、徒長はしていません。
主枝(親茎)を摘み取ると、側枝(わき芽)が伸びてきます。
側枝は初め横に伸びた後、次第に立ってくるので茎葉やや湾曲します。
側枝は長さが20~25㎝くらいになったところから順次摘み取ります。
沢山茂って伸びているこの辺りを収穫してみます。


この株の伸びている側枝(わき芽)を2芽くらい残して3本切ってみます。


1本目


2本目


3本目


切り跡です。


周辺を纏めて数株摘んでみました。


軟弱徒長した細いシュンギクは品質がよくありません。
茎のしっかりしたシュンギクが穫れました。


1本でも十分なボリュームです。


早く切った側枝(わき芽)からは孫のわき芽が大分伸びてきました。


当地の露地栽培ではこの孫茎まで穫るのは容易でありません。
これから厳寒期に向かいますが、不織布のトンネル掛けでどのくらい持つでしょうか。



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