
宿泊した「ホテルハワイアンズ」をゆっくりとチェックアウト。
真夏日の今年一番の暑さになりましたが、いわき市の名所をいくつか巡りました。
ほど近くの国宝「白水(しらみず)阿弥陀堂」へ。初めて訪れます。

正式名称は菩提山無量寿院願成寺。福島県では建造物として唯一の国宝です。


藤原清衡の娘・徳姫が夫岩城則道公の供養のために建立した平安時代後期の建築、と堂内で案内がありました。

美しい曲線を描く屋根のお堂は絵になります。
浄土庭園も借景の山々と調和し見事。

次にいわき市小名浜の人気水族館「アクアマリンふくしま」へ。これは愛称で正式にはふくしま海洋科学館。

東日本大震災からの復活は容易でなかったことと想像されます。
ガラスに覆われた屋根からは太陽の光が降り注ぎ、独特の展示方式。

輝く魚たちを愉しめます。

様々な展示があり、特に生き物が生息する環境を再現している点が大きな特徴です。

体験型の水族館として沢山の子供達が集団で訪れていました。
いわきマリンタワーへ。

なんと月一の第三火曜の休館日に遭遇。残念ながら展望は出来ませんでした。
塩屋岬にある
塩屋埼灯台へ。

木下惠介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」のモデルとなったところ。
以前にも訪れていますが、上ったのは初めてです。

急坂の階段を上り、さらに灯台内のらせん階段を103段上って展望台へ。
綺麗な海を眺めることが出来ました。

コバルトブルーに海岸近くはエメラルドグリーン。透き通るような素晴らしい風景です。
清々しい風が吹き抜けて気持ちが良い。

結構な汗を掻きましたが、上った甲斐がありました。
塩屋埼灯台のたもとには美空ひばりの慰霊碑と歌碑があります。

歌碑には名曲とされる「みだれ髪」の歌詞「髪のみだれに手をやれば、赤いけだしが風に舞う、憎や恋しや塩屋の岬・・・」。
作詞星野哲郎、作曲船村徹、そして美空ひばりのサインが刻まれており、メロディが流れます。

いわき市を後にし、ゆっくりと国道6号線を北上。道の駅などに立ち寄りながら夕方無事帰宅。
ささやかな「さなぶり」は終了と相成りました。
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