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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナバナ類・茎立ち菜5種を比べてみる

2025年04月18日 | 畑:花菜類

野菜としての花菜、菜花、茎立ち菜(とう立ち菜)などは言葉の使い方が結構紛らわしい。
そこで小生はこれらを纏めてナバナ類と称しています。
何れもトウを食する目的で作られるわけですが、葉物として穫っているものも春になれば自然にトウが立ち食することができます。
我が家のナバナ類は今年は稀な現象が起きています。
スタートは11月から穫れる「アスパラ菜」ですが、さすがにこれは2月に終わっています。
次は「寒咲花菜」。


これが生育旺盛で12月からだらだらと穫れ、わき芽の最盛期が例年より1ヶ月ほどの遅れ。
結果としてはこれがいつまでも旺盛なままの姿で春を迎えることになりました。
昨年も遅くまで穫ってはいましたが、ばらつきがあり3月までに終了した株もありました。
今年は1株も欠けずこのような姿は初めてです。未だ多数のわき芽が出ています。


我が家郎党では花菜の人気が高いので今月中はこのまま置くつもりです。
これは「縮み雪菜」。


もともと葉物として作っている「縮み雪菜」は昨年11月から穫り続けてきました。
最後は大株になって残り多数が茎立ち菜として穫ることになりました。
主枝はかつてないボリュームになり柔らかく美味しい。
そして、今伸びているわき芽のトウも旺盛です。


これは後作の関係でここで纏めて穫って強制終了とします。
こちらが本来の茎立ち菜として作っている「つぼみ菜」。


「縮み雪菜」の茎立ちと比べてもこちらが若干早い。
茎立ち菜の中では最も早いものの例年よりは半月ほど、昨年からは1ヶ月近くも遅れました。
立春以降の度重なる寒波が大きく影響したようです。
現在はわき芽の最盛期になっています。


次に「仙台雪菜」の茎立ち菜


4月早々から穫り始めたので例年より少々の遅れ程度。
「つぼみ菜」が大きく遅れたのと比べると影響はあまりなかったようです。
現在はわき芽の蕾が沢山見え収穫が盛りに向かうところです。


柔らかく美味しいのが「仙台雪菜」の最大の利点です。
最後に「かき菜」。


例年通りやはり一番遅い穫り始めとなりましたが、例年より少々の遅れ程度です。
この時期になると一番旺盛になります。もともと草勢が一番強い。
こちらは蕾が見えないうちに穫るのが基本。
まだ主枝も若干残っていますが、わき芽が次々に出てきました。こちらも間もなく最盛期入りになります。


「縮み雪菜」をここで終了させるので、5種を比べてみます。
右から「縮み雪菜」「つぼみ菜」「仙台雪菜」「かき菜」「寒咲花菜」。


この時期にこのようなことを再現するのは難しいと思います。



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