里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

イチジク「蓬莱柿」の枝の整理と摘芯

2021年08月05日 | 畑:果実類

このイチジクは植えて8年目になります。
品種は「蓬莱柿(ほうらいし)」。


寒さに強いということで植えたのですが、秋果専用種で晩生のため思うように穫れていません。
当地方に昔からあった在来種は「ブルンスウィック」という品種と分っています。
我が家にあったのもこの品種でした。この品種と比べると「蓬莱柿」は穫れるのが1ヵ月は遅い。
やはり当地方のような寒冷地では不利なようです。
とは言え、一旦植えたからには、試行錯誤しながらも作るしかありません。
一昨年はまともに穫れませんでしたが、昨年はまずまず。
今年は春の芽吹きが非常に遅く、伸びないのではと思ったほどでした。
強剪定すぎたのかもしれません
それでも今年は気温の高い日が多く、枝はかなり伸びてきました。
実はまだ小さいですが、昨年もこんなものでした。


収穫できるのは11月上旬くらいまでなので、ごく小さい実はものにならないでしょう。
まずこのイチジクから。


実が全く着いていない枝がかなりあります。


枝が多く、茂り過ぎている部分を整理し、光線を通りやすくします。
果実が着いていない枝を中心に切り戻し、枝を透かせました。


このくらい切り戻しました。


次に摘芯。
いずれ成熟しない実を期待してもしょうがないので、早めにやることにしました。
葉の枚数で摘芯するのではなく、今伸びている枝の高さの数センチ下で摘芯しました。


枝の整理と摘芯が終わりました。

大分切ったことが分ります。


カミキリムシはたびたび駆除していますが、1本枯れてしまいました。


健在なのは、現在4本。全て枝の整理と摘芯が終了しました。


全体でこのくらい切ったので、かなり思い切った整理となりました。


実は着いていなくても健全な葉なので働いていたはず。
それを整理したのでマイナスもあると思います。
自己流なので自信はありません。
そもそも実の着きが良くないようです。どのくらいものになりますか。


小さな実は摘果すべきと思いますが、まだ実践したことはありません。




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