里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケを本伏せする

2022年06月20日 | 山菜

今年1月末に植菌し、仮伏せしていた原木シイタケを本伏せしました。
当地も梅雨入りし、湿度が十分確保できるようになったので本伏せに良い時期です。
これが1月末に植菌した後、仮伏せしておいたもの。


今年は初めから少し散水し、こもとビニールで覆いました。
途中、菌の繁殖状態を確認しただけで、まったく手を掛けていません。
ビニールを剥ぐと、こもはかなり濡れていました。


こもを剥いでみると、白い菌糸が繁殖しているように見えます。


切断面はかなり白くなり、シイタケ菌が繁殖している様子が窺えます。


種菌を打ち込んだところも白くなっています。


運搬車に積み込みます。


この老朽化した運搬車、3月にエンジンが動かなくなり農機具屋さんにダメ出しを受け中古エンジンに付け替え。
その中古エンジンも力不足で無理が出来ません。
3回に分け、ほだ木の置き場まで運搬。


ここは適度の日陰になり、雨もほどよく当たるのでほだ木置き場にしている所です。
植菌7年目の原木を移動し、前もって準備しておきました。


伏せ込みの方法はやり慣れている合掌式です。


本伏せ完了です。


立て終わった原木から菌の出ている様子が分るので悪くないようです。
二夏を越して植菌3年目に本格的に穫ることが目標です。
前に植菌した原木からは、今でもポツポツとシイタケが出ています。


左奥が今回本伏せした原木。


右奥が植菌4年目で、昨年春から本格的な収穫が始まりました。
右手前が植菌2年目の原木で、まだ一夏ですが、今年結構穫れました。
右端にチラッと見える原木が移動した植菌7年目の原木。
原木シイタケの味と香りは格別。
半ば放任栽培なので大きな期待はできませんが、継続して収穫をすることが目標です。



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