里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

田んぼの水を完全に落とす

2023年08月25日 | 田んぼ

今年のイネは7月中に穂が出揃いました。
その後も気温が異常に高く、穂の垂れ具合は例年になく早い。
過日、今年のイネは1週間から10日進んでいると記しましたが、さらに早まっている可能性があります。
田んぼの水を完全に落としました。
我が家のすぐ前の田んぼ。


早朝の見回りです。日中見るともっと色付いて見えます。
田んぼの水はすっかりなくなりました。


お盆中に降った雨水が大分残っていましたが、もう見えません。
水口の入水を止めていたため何もせず自然に落水の状態になりました。
さらに排水口を開放したので、今度は雨が降っても溜まりません。
穂が出て約25日、例年なら30日は経過した姿です。もう水を溜める必要はないでしょう。
中干しが不十分だったことから田んぼの中はまだぬかるんでいます。
後は、照っても土に残っている水分だけで十分と思います。
こちらの田んぼの方が色付きは少し早い。


この辺りが一番早く穂が出始まったところ。


水も無くなりました。


それにしても、この異常な暑さはどうなっているのか。
当地方は、この時期になれば朝は20℃を下回る日が多くなります。
当地のような里山では冷気を感じるのが普通です。
しかし、今年は違います。ついに昨日は熱帯夜も記録、昼夜とも数℃は高い。
この高温の影響がどんなものか計りかねています。
小生の感覚では手応えがイマイチなのです。


豊作の年はこのくらいになればずっしりとした手応えがあるものです。
白未熟米など品質低下の懸念も拭いきれません。
ただ日照の多いのが救い。これで夜温が低ければ良いのですが。
別の田んぼ。


若干遅い感じでしたが、ぐんと進みました。


ここは中干しがかなり効いた田んぼです。
田んぼの周りに亀裂が出始めました。


畦の草も伸びてきたので、そろそろ刈り払いの作業を始めないといけません。
このような年は肝腎の刈り取りが近づくと雨が多くなることが多い。
天候はいつも皮肉に出来ています。



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2 コメント

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実るほど頭を (りりん)
2023-08-25 10:11:11
頭を垂れてきてますね。
今年は例年になく高温で
我が家も2品種作っていますが、稲刈りは少し早めるみたいです。

台風また発生してますね。
長雨にならないことを願います。
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Unknown (kaz)
2023-08-25 13:34:26
りりんさんへ。
コメントありがとうございます。
本当に今年は気温が異常に高いですね。
こんな年は9月になるとよく雨に泣かされるものです。
勘弁願いたいですね。
猛暑日の連続なのでご自愛ください。
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