里山悠々録

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今年はイチジク「蓬莱柿」が早めに穫れた

2021年10月15日 | 畑:果実類

イチジク「蓬莱柿(ほうらいし)」が穫れています。


10日くらい前から収穫できるようになりました。


この「蓬莱柿」と言う品種。遅い年は10月下旬からようやく穫れるということもありました。
今年もいつまでも実は硬いままなので、遅くなるだろうと思っていました。
それが意外と早かったのは9月から10月にかけ気温が高かったからでしょう。
もっとも、この辺りに昔からある在来種は9月に盛りになるので1ヵ月違うことになります。


8月初めには枝の整理と摘芯を行いました。
茂りすぎて光線の透過が悪いのと何れ熟さない実が沢山残ってしまうからです。


多少は成熟の促進に役立ったでしょうか。
それでも未だに相当茂っているように見えますが。
依然勢いが良いと見えて、摘芯したところからさらにわき芽が伸びています。


今回は3日ほど穫らなかったため、割れる実が沢山出てしまいました。


二日連続、雨が降ったこともあります。


昔からあった在来種は「ブルンスウィック」という品種と分っています。
また、本県に「ホワイトゼノア」として導入された殆どは「ブルンスウィック」だと言います。
我が家にあったのもこの品種だったわけです。
小さく味も見た目もイマイチなので、生食ではあまり食べませんでした。
この辺りではイチジクは甘露煮で食べるのが一般的です。
我が家でもイチジクの甘露煮をどっさりと作ったものでした。
小生はこの甘露煮が得意ではありません。
好んで食べるのはやはり女性陣。
在来種が枯れてしまい、イチジクは手間が掛からないからと思って植えたのですが。
植えて8年目、この「蓬莱柿」は結構手が掛かります。
昔からの在来種は実が小さく皮も剥きにくいので、やはり甘露煮向き。
ですが、このイチジクは熟すると皮が簡単にするっと剥け、生食に適します。
甘さも適度で、これなら小生にも生で美味しく食べられます。
収穫は、このように実の頭が割れ始まった頃を目安にしています。


自家用には少し割れた方が完熟しており、美味しい。
しかし、さすがに今回は完全に穫り遅れてしまいました。


これだけ割れてしまうと、美味いながら日持ちが全くしません。
まだ未熟な果実が沢山残っています。


終わりは11月上旬くらいまでなので、果たしてどのくらいものになりますか。



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