里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サヤエンドウのべた掛けを外し篠竹で支柱を立てる

2024年03月06日 | 畑:豆類

サヤエンドウは越冬の防寒対策に不織布をべた掛けしています。


予定より早いのですが、不織布のべた掛けを外し篠竹で支柱を立てました。
サヤエンドウの品種は赤花蔓ありエンドウ。
不織布を開けずとも異常なほど旺盛に茂っているのが見て取れます。
サヤエンドウは越冬中でも次第に生長するため不織布は緩くだぶだぶに張っています。
べた掛けを剥ぐ時期の目安は最低気温が0℃、最高気温が10℃の頃です。
平年の気温で言うと当地では3月半ば頃に当たります。したがってあと10日ほど先です。
先月半ば以降、寒さがぶり返し最高気温が10℃を超えるようなこともなく、最低気温は連日氷点下です。
しかし、この 不織布の盛り上がり具合を見ると伸びすぎて手に負えなくなりそうです。


どうにも我慢ができなくなりました。
耐寒性は十分ついていると思われ、これから極端な低温にはならないだろうと都合よく考えて早めに外すことにしました。
不織布を剥いでみます。


あっと驚く何とやら、これは蔓ぼけになりそう。
伸びているだけでなく分枝の数も多い。これほど上にも横にも広がったのは初めてです。


原因は二つ。
一つは暖冬。2月半ば頃までは気温が高すぎ、春のような陽気で20℃を超える日もありました。
もう一つはこの場所がキュウリの跡地だったこと。元肥はごく少なく追肥もしていないものの肥料が効いています。
凍害を受けているような所は全く見えません。
発芽も良好で全て2本立てにしているためますます枝数が多くなりました。
このままでは始末が悪いので、枝の整理をします。これまでやったことはなく初めてです。
取り敢えず1/3くらいの枝を間引きました。それでこの程度。


このくらい根元から切りました。


それでもまだまだ茂っています。


半分くらいにしてもよいと思いながらも、これから凍害に遭うリスクも考え後でまた見直します。
もちろん追肥はしませんが。土寄せはしなければなりません。
機械は使わず横に広がっている茎葉を中央に寄せながら鍬で丁寧に行いました。


次に篠竹を使い支柱立てを行います。
篠竹は複数年使えます。当年採ったばかりの篠竹を使うことは殆どありません。
前年に使ったものと前年に採っておいたものを主に使います。
多く作る場合はネット支柱を用いますが、少ない場合は篠竹で手軽にできます。
サヤエンドウを中心にして両側から篠竹を15㎝間隔くらいに3本ずつ立て、計6本で1セット。


両側の篠竹を頭上180㎝くらいで合掌に纏めテープで縛ります。


これで支柱立ては終わりました。


何れ蔓が支柱に絡まりながら自然に伸びていきます。
しかし、想定以上に伸びているため、このままだと茎が倒れてしまいます。


サヤエンドウが外に倒れるのを防ぐため立てた支柱に横竹を挟んでいきます。


例年なら後でやることもありますが、伸びている今年はすぐやらないといけません。
篠竹はしのるので横竹を挟むのは容易にできます。
伸びるにしたがってまた横竹を挟みつつ少しずつ上げていきます。
中段から上は合掌幅が狭くなるのでテープを用いることになります。
これで作業は完了です。
篠竹の支柱は里山資源の有効活用で、一種の風物詩と言えるかもしれません。
最近、寒さがぶり返し最低気温がー2、3℃まで下がっているので少々心配ではあります。
そして、雪を被ってしまいました。吉とでるか凶とでるか。



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2 コメント

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Unknown (kaz)
2024-03-06 12:41:25
玉ちゃんさんへ。
コメントありがとうございます。
こちらはずっと寒いですよ!夕べ雪が数㎝積もりました😥
菜園は順調のようで何より です。冷たいと言ってもそちらは問題ないでしょう👍
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Unknown (玉ちゃん)
2024-03-06 12:05:46
こんにちわ~。寒い毎日で嫌になります;;

篠竹がいっぱいあって羨ましいわ。

車を廃車にしてからは、HСには偶にしか行かれないわ。。

昨日から冷たいい雨が降り、じゃが芋(2月植え)やエンドウが心配です。。
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