里山悠々録

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サヤエンドウの不織布を剥ぎ追肥と土寄せ

2022年03月03日 | 畑:豆類

サヤエンドウの不織布を剥ぎ追肥と土寄せをしました。
越冬中は防寒対策に不織布をべた掛けしています。
冬期間でもエンドウは徐々に生長するので不織布は緩く張っています。
今年は厳冬ですが、それでも盛り上がっているのが分ります。


べた掛けを剥ぐ時期の目安は、最低気温が0℃、最高気温が10℃を超える頃です。
平年だとこの辺りでは3月半ば過ぎに当たります。
ここ数日急に気温が高くなり、目安の気温を上回っています。
必ず寒さがぶり返すのは分っていますが、早めに剥ぐことにしました。
このまま放置すると茂りすぎになる可能性が高い。
実はべた掛け資材の一部が傷んでしまったことも理由の一つ。
これはパオパオという不織布ですが、昔の使い古しです。


不織布を剥いでみると、思ったよりも茂っています。
品種は赤花蔓ありエンドウ。


ここは南向きのごく緩い傾斜になっているため、上部の方がより生長しているようです。


横にもかなり広がっています。


1カ所2本立て、且つ欠株もありません。
厳冬でしたが、わき芽の発生も多く、少々密植の感があります。


凍害が少しだけ出ています。


不織布のべた掛けをするようになって凍害は殆ど出なくなりましたが、しばらくぶりで見ました。
徒長した茎のようです。茎数が多いため、この程度なら何ら影響ありません。


昔の笹竹やわらなどの防寒対策なら、今冬のような気候では欠株や芯止まりがかなり出たかもしれません。
寒冷地の当地方にあって不織布のべた掛けによる防寒対策は効果抜群です。
この後の追肥をどうするか迷いました。この生育の状態ならしなくても良さそう。
しかし、土寄せだけするのもどうかと思い、結局少しだけ速効性肥料をやることにしました。


土寄せは管理機は用いず、横に広がっている茎葉を中央に寄せながら鍬だけで行いました。


水分状態もほどほど。十分に土寄せすることができました。


スタートが遅かったため、ここで薄暮となり、支柱立ては持ち越しとなりました。



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