
ハチクが盛りになってきました。
孟宗竹のタケノコが終わるとほどなくハチクが出てきます。
5月20日過ぎから出始めたので昨年並、例年よりは数日から1週間早い。
出始めは竹藪の中ではなく、このような日当たりの良い周囲の竹の生えていないところから出てきます。

ハチクは地下茎が浅く遠くまで伸びるため、思いがけない所に出ることもあります。
育苗ハウスの中にまで根が伸び面倒になったことがありました。
但し、これらの早く出るハチクは太りが十分でないものが多い。
竹藪の中に出るようになれば盛りで良いものが採れます。
しかし、今年は出方が緩慢でした。雨が極端に少なく異常乾燥だったからです。
ようやく5月末になり多少纏まった雨が降ったのでよく出るようになりました。

昨年裏年だったので順番から言うと今年は表年に当たります。
普通、筍と言えばそれだけで孟宗竹のタケノコのことを指します。
ハチクの場合は敢えてハチクの子とは言わず、タケノコでもハチクです。
これは当地だけでなく多くの所がそうかもしれません。
昔はハチクとどのように書くのか知らず、葉竹、破竹など勝手に想像していました。
淡竹と知ってからもやはり馴染みがなくハチクと表記しています。
採るのは孟宗竹のように土を掘る必要はなく、地上部を切るだけなので非常に簡単です。
このハチクを採ってみます。

落ち葉などを少しどけて鎌で根元から刈り取ります。


ハチクは孟宗竹のタケノコに比べ細く皮も滑らかです。

皮は赤みを帯び孟宗竹のような産毛が少なくするっとしています。採ってみます。

良いハチクはやはり孟宗竹と同様にこのように元が太いもの。

採り遅れて丈が伸びれば硬くなってきます。伸びすぎたものは倒してしまいます。

細いものも採らずに早めに倒してしまいます。
伸びないうちは軟らかいのですが、短すぎればボリュームがなく、これでは勿体ない。

穫り頃はやはり30~40㎝くらいの時。
専ら助っ人が採っていますが、小生も少し採ってみました。まずまずのハチクです。

ハチクはえぐみが少なく、そのまま料理に使う方もいます。
但し、一旦は茹でてしまうのが一般的。
孟宗竹の筍のように米ぬかなどを用いなくともそのまま茹でるだけで大丈夫です。
これは助っ人が茹で我が家の分と置いていったもの。

タッパーなどに入れ水に漬けて冷蔵保存すれば暫く持ちます。
汁物、煮物、炒め物など用途も広く、孟宗竹よりこちらを好む方もいます。もちろん小生はどちらも好きです。
山や田畑の手入れが大変ですが、日々新鮮な食材を食べれて身体に良さそうな生活ですね♪
タケノコの種類や名前の違い等、全く知りませんでした(^_^;)
勉強になります🖊
コメントありがとうございます。
自分の体を動かして食物を作り食べるのが少々のメリットですかね😅
医食同源と言いますから何かしら身体に良いところがあるでしょうか😄
整備もなかなか大変ですね!
たまに農機具の手入れをするのでボルト一本外しにくいとイライラするのがよく分かります!
こんなにも様々な気候,土壌,植物の種類の要素が複雑に絡んで、絶えず変化に合わせて行く事を知りました♪
奥深いですね~
稲作などに興味を持ち出したのは、 社会系大学教授だった父親の影響でして〜
人間社会を理解するのに,歴史などの知識が必要で,歴史には農業が多大な影響を与えている,
ですから、 米 麦 粟タロイモ キャッサバ等など,育てるモノで、父系や母系など社会構造が変化します。
日本人なので稲作の基本だけでも知りたいと思っていました。
頭の知識だけですが、引き続き宜しくお願い致します🙇♂
コメントありがとうございます。
農業に興味を持っていただけるのは大変ありがたいことですm(__)m
長い歴史から見ると稲作は文化と言えるかもしれませんが、今や我が家の規模では腐っても鯛と言ったところでしょうか😅
何か参考になるようなことがあれば幸いです😊