里山悠々録

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これぞ寒締めらしいホウレンソウ

2024年02月25日 | 畑:葉菜類

秋冬ホウレンソウは5回に播いています。
1回目のホウレンソウは11月早々から穫り始め、途切れることなく収穫を続けてきました。
4回目に播いたホウレンソウまで収穫は進みました。1月下旬から穫り始め、このようにまだ若干残っています。


気温が高く生育は進み大きくなりました。そもそもは寒締めホウレンソウとして作ったものです。
寒締めホウレンソウは葉がやや垂れ気味で葉の表面が少しぼこぼこしたイメージですが、想定よりは綺麗な姿をしています。
今回穫り始めたのが最終5回目に播いたホウレンソウです。


10月28日の種播き。品種はサカタのタネのクロノス。
種はばら播きですが、ごく薄播きにしています。葉は畝一杯に広がっています。


1月末くらいにはすでに収穫が可能なくらいまで生長していました。
厳寒期に生育するので当地では収穫までに最も日数を要する作型です。
通常は100日くらい要するのが普通で、4ヵ月でようやく収穫といったこともよくあります。
例年は生育を安定させるため12月半ばから不織布をべた掛けしています。
しかし、今冬は生育が進みすぎると考え全く掛けていません。完全な露地です。


それでもさすがに厳寒期ですから、氷点下は当然で、回数は少ないながらー5℃以下にも何度かなっています。
降雪もあり、どんどん伸びると言うことにはなりません。
葉は波打ち表面はボコボコしています。


クロノスという品種はそもそも濃緑で葉肉が厚い。それに縮みが加わりさらに凝縮された感じになっています。


今冬は不織布の覆いもしていないのでより寒締めホウレンソウらしい姿と言って良さそうです。


助っ人が穫ったホウレンソウ。


分りやすく1株だけで。


肉厚で甘味が強く食べ応え十分。栄養価も夏ホウレンソウの数倍と言われます。



これから3月いっぱいは穫りたいと思っています。
一方で日が長くなり気温が高くなれば何れトウ立ちしてきます。のんびりというわけにもいきません。
暖冬で今季のホウレンソウは何処も生育良好。市場価格は長く低迷が続いています。



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