里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬囲いしたハクサイは健在

2021年02月08日 | 畑:葉菜類

冬囲いしたハクサイを穫りました。
酷寒の冬ですが、健在です。
8月25日に直播きし、12月初めくらいには完全に結球しました。好天で生育が進みました。品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」。
12月21日に2通りの方法で囲いました
畝2列のうち1列を畑に置いたまま、1列を室内に取り込んで囲いました。
それぞれ20数株ずつ。
こちらが畑で囲ったもの。


外葉を縛り、不織布で覆いました。


外葉は枚数が多くしっかりしていました。かなり強く縛っています。
何度か雪も被っています。
表面の葉は傷んでいますが、しっかりしているように見えます。

少し傷みの多そうな、この株を穫ってみます。


数枚剥くと新鮮な綺麗なハクサイです。


今年は何年ぶりかの厳冬ですが、この辺りでもこの簡易な方法で問題なさそうです。
やはり縛る時点で、元気で大きな外葉が十分あることが大事だと分ります。
不織布は保温はさして望めませんが、寒風に直接晒されないことで、それなりの効果があるようです。
こちらは作業場の中に取り込んで囲ったもの。
紙袋で覆いをしています。


葉を少し残して新聞紙で包み、逆さまにして寄せています。
大雪や酷寒でも安心なので、以前はこのやり方が主体でした。しかし、スペースを確保しなければならないのと多少手間がかかるのが欠点。


一つ新聞紙を剥いでみます。


数枚剥げば綺麗なハクサイです。


畑のものに比べると表面の水分は少し抜けていますが、ほとんど気になりません。
当初は畑の囲いハクサイから消費する予定でしたが、助っ人はこだわらないで使っているようです。
中晩生種で大玉のため、消費の進度は鈍く、かなり残りそう。