里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

鎮守の神社にも新型コロナウイルス禍

2020年04月26日 | 暮らし

 我が集落にある鎮守の神社。小さな講中ですが、不肖私が代表世話人を仰せつかっています。いつの間にやら総代の名で呼ばれています。
 通常は4月の第3日曜日、時に第4日曜日に春の祭典が執り行われます。早朝に境内を掃除した後、旗を揚げ、9時からご祈祷、そして直会と続きます。準備することも多いので、抜かりがないよう結構緊張するものです。
 しかし、今年は協議の結果、中止となりました。新型コロナウイルス禍がここにも出現したのです。いかに空気清浄な里山とはいえ、一連の行事には密閉、密集、密接が付いて回ります。中止はやむを得ない、と言うより当然かもしれません。
 これまでも中止したことがなかったわけではありません。東日本大震災の折りや祭典直前に集落内で不幸があった時などです。
 境内、特に石段は大分汚れています。このまま放置はできません。


 いつもなら祭典日の早朝に世話人と旗揚げの班で掃除するのですが、今年は私がコツコツとやることにしました。強風が度々吹くので杉の枝葉が沢山落ちています。


 完璧とはいきませんが綺麗になりました。


 本殿周りも掃除しました。


 拝殿周りも綺麗になりました。


 境内の小さなしだれ桜には少しだけ花が咲きました。


 これは、一昨年、懸案だった境内のもみの木の大木を伐採整理した折り、講中の一人から苗木の寄贈の申し出があって植えたもの。3本あります。接ぎ木の苗木なので2年でも花が咲くようです。このしだれ桜は、日本三大桜の一つ、福島県三春の滝桜由来の苗木と言います。

 拝殿内はあまり汚れていません。
 早く新型コロナウイルスが鎮まり、秋の祭典が無事執り行われるよう祈願しました。