里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水稲プール育苗'20~プール作りの準備

2020年04月03日 | 水稲プール育苗
 プール作りをする前の準備をしました。
 まず、育苗ハウスの中を綺麗にし、整地します。
 ハウスにビニールを掛けた後、用心のために支柱を立てていたので、取り外します。


 昨年、育苗に使った後の古い黒マルチを剥がします。
 黒マルチは、育苗が終わった後も、敢えて張りっぱなしにし、雑草を抑えるとともに地面の均平を保つようにしています。


 古い黒マルチを剥がした後、ほうきやレーキなどで掃除し、整地します。
 プール育苗ではプールを設置する地面が均平でないといけません。普通は、ここで地面を均平にならす作業をします。しかし、昨年プールに水を入れた時にほとんど高低差がなく、その後も地面を動かしていないので、周囲を多少手直しした程度で、あまりいじらないようにしました。
 綺麗になりました。


 この土地は当初10センチ以上の高低差がありましたが、ブール育苗を始めて数年、均平作業を繰り返したところ、ほとんど高低差が無くなりました。均平作業は一番気を遣う作業です。チューブで水を吸い上げサイホン式で目印を付け、水糸を張って土をならす簡易な方法で行っていたので、少々面倒でもあり、その後はできるだけ地面を動かさないようにしています。
 次に、プールを作る資材を用意します。
 プールの枠を作る抜き板。元々我が家にあったもの。幅3寸(9センチ)、厚さ2分(6ミリ)とちょうど手頃です。


 一番下に敷くマルチ用黒ポリ。厚さ0.02ミリ、幅135センチ、長さ200メートルの畑用に使うごく普通の黒マルチです。(写真中央)
 プールの敷物に使う透明ポリ。厚さ0.03ミリ、幅180センチ、長さ100メートルのトンネルなどに使う透明ポリです。(写真右)
 同様のポリで前年の使い古しのもの。ポリ1枚では危険なので新品の透明ポリの下に2重に敷きます。(写真左)


 マルチ止め用丸皿付きピン。黒マルチを止める長さ30センチの金具。

同じものを丸皿を外して木枠を止めるのにも使います。かなりの年数使っています。


 仮止め用の洗濯ばさみ。プールに敷くポリを木枠に仮止めする時使います。

 直管パイプ。プールに敷くポリの周囲を抑えるために使います。古材です。


 以上でハウス内の準備と資材が整いました。新品は黒マルチと透明ポリ1枚だけです。