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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

蔓なしサヤインゲンの2番成りが盛んになる

2025年07月25日 | 畑:豆類

サヤインゲンは蔓なしと蔓ありを時期を変えて作っています。
蔓なしサヤインゲンは4月24日に我流の省力直播きしたもの。


品種はタキイ種苗の「さつきみどり2号」。6月25日頃から穫り始めました。
蔓なしサヤインゲンは集中して成り込むのが特徴で7月上旬がピークでした。
特にこの品種は一挙に鈴生りになります。7月半ばくらいであらかた収束しました。
いわゆる成り疲れの状態で一時は殆ど穫れなくなり、株に余力がなければそのまま終焉を迎えます。
しかし、茎葉は枯れ上がらず勢いは持続していました。


力強く復活し、再び莢が穫れ出しました。


蕾や花も多数見られます。


この状態ならいわゆる2番成りがもう一盛り期待できます。


それなりの莢も成ってきました。


「さつきみどり2号」は曲がりが多くゴツゴツし、姿は良くありません。しかし、莢が柔らかく美味しい。


昨年は「スーパーショット」と言う曲がりが少なく見栄えが良い品種も作りました
「さつきみどり2号」は昔ながらの品種ですが、やはり食味では勝り今年はこの品種に一本化しました。


この時期にサヤインゲンが食卓に上らないのは何か物足りない。再び盛んに穫れるようになってきたので幸いです。
こちらがメインの蔓ありサヤインゲン。


品種はタキイ種苗の「ケンタッキー101」
6月13日の種播き、気温が高いため生長は早い。一面ネットが茎葉で覆われてきました。
盛んに花が咲いているところです。何しろ連日の猛暑、うまく着莢してくれますか。


蔓なしサヤインゲンからスムーズに繋げて行きたいところですが、どうでしょう。



トウモロコシは熟すのが早く穫り始め

2025年07月18日 | 畑:豆類

トウモロコシを穫り始めました。
品種は「ゴールドラッシュ」。
2回に播いており、これは1回目。4月24日に我流の省力直播きをしたもの。
1週間ほど前から獣害防止に周囲を不織布で囲っています。今のところ姿を見せていないようです。


通常は大型のトウモロコシを穫るため1本立てにしますが、畝間を広くし2本立てにするのが小生流。
中型の扱いやすいトウモロコシを本数多く穫ることを目標にしています。


2本立ての想定は70%程度ですが、今年は発芽率が良く殆どが2本立てになっています。
今年は生育も揃っています。
雄穂は昨年と同様に受粉が終了したところで切断しました。
アワノメイガ対策もありますが、アブラムシが付き始まったからです。


サカタのタネによると「ゴールドラッシュ」の収穫適期の標準は、播種後84日、絹糸が出て20~24日、積算温度で450℃となっています。
例年なら当地の気候や我流の省力直播きのことを考慮すると、標準よりも数日の遅れを見込みます。
しかし、今年は当地も異常に気温が高く絹糸は6月25日頃に出ていました。
当地でも今年はほぼ標準の日数が適用できると考えられます。


積算温度を計算するとすでに標準に達しています。標準日数よりさらに早まっている可能性が高い。
一度には穫れないので外観をチェックしながら少し早めに穫り始める必要があります。
まずは絹糸が黒くなっていることが必要。いずれも殆ど変色しています。


手で穂全体の手応えを確かめます。


さらに頭のところの皮を僅か剥いてみれば確実。


先まで実が入って色が黄ばんでいれば成熟しています。白っぽければ未熟。
まずは6本穫ってみました。


大きさも殆ど違わず、虫食いや歯欠けもありませんでした。


大きさは扱いやすい中型が目標ながら想定よりは大きめ。この程度なら高齢者や子供にも大丈夫でしょう。
トウモロコシの収穫は早朝がベストです。但し我が家では特に拘っていません。
それでも穫ったら直ちに茹でるので甘味は申し分ありません。常温で放置するのが最も良くない。
すぐにも助っ人に穫り始めるよう促します。穂を確認しながら数回に分けて穫るようにします。
こちらがメインのお盆用。


品種は同じく「ゴールドラッシュ」。
こちらも殆どが2本立てになっています。
昨年は気温が高く生育が進み、お盆の前に殆ど終わってしまいました。
今年も気温が高過ぎ既に早いものは絹糸が盛りになっています。


お盆まで持たせるのは難しいかもしれませんが、若干遅れている株もあるのでどうでしょう。






蔓なしサヤインゲンは一気に盛り 蔓ありサヤインゲンは生長が早い

2025年07月09日 | 畑:豆類

サヤインゲンは蔓なしと蔓ありを時期を変えて作っており、今収穫しているのは蔓なしサヤインゲン。


品種はタキイ種苗の「さつきみどり2号」。4月24日に我流の省力直播きしたもの。
6月25日頃から穫り始めました。気温が高いため一気に盛りになりました。
数日前がピークで、これはその時のもの。上から覗いても莢が見えるようになってきました。


蔓なしサヤインゲンは穫り始めると間もなく一挙に成り込むのが特徴ですが、この品種は特に顕著なようです。


簡易な支柱をして倒伏を防ぎ、穫りやすくしています。
さらに古い下葉を整理するとより莢が見やすくなります。


さらに支柱を少し上げました


「さつきみどり2号」の莢は曲りが多くゴツゴツしており姿は決して良くありません。
しかし、これが柔らかさの証とも言えます
助っ人が籠一杯に穫りました。


半分を我が家の分と置いていったもの。


一見ケンタッキーワンダータイプの莢のように見えます。やはり当地方ではこの姿が好まれます。
昨年は「スーパーショット」と言う曲がりが少なく見栄えが良い品種も作りましたが、やはり食味ではこちらに軍配。
この時期、サヤインゲンのお浸しは欠かせません。煮物、揚げ物、和え物なども実に美味しい。
蔓なしサヤインゲンは短期集中型なので蔓ありサヤインゲンにスムーズに繋げて行きたいところです。
これが蔓ありサヤインゲン。


品種はタキイ種苗の「ケンタッキー101」
6月13日に種播きし、発芽後に2本立てに間引きし土入れしました
しかし、その後、昨年記録を見返し混みすぎになったとの反省から1株おきに1本立てに間引きし直しました。


気温が高いため伸びが早く、既に蔓が支柱の頂点に達したものがあります。


昨年は暫く放置してしまったためジャングル状になってしまいました。今年は支柱の頂点に達したところで摘芯します。
気温があまりに高過ぎます。うまく開花着莢してくれますか。


蔓ありサヤインゲンを間引きし土入れ

2025年06月29日 | 畑:豆類

サヤインゲンは蔓なしと蔓ありを時期を変えて作っており、すでに蔓なしサヤインゲンは収穫を始めました
こちらが蔓ありサヤインゲン。


畝作りからネット支柱立てまでの準備は大分前に終わり、種播きのタイミングを計っていました。
今年の種播きは若干遅くし6月13日。
畝間は手作りの支柱に合わせ150㎝、株間30㎝。


インゲンの品種は我が家郎党が平莢を好まないため全て丸莢(丸平莢)を用いています。
近年は「いちず」と言う品種を作っていましたが、長期の収穫は難しいことを実感しました。
昨年は従来の蔓性のケンタッキーワンダー系2品種に戻しました。
その結果、今年は優勢だったタキイ種苗の「ケンタッキー101」だけに絞って播いています。
なお、タキイ種苗では「ケンタッキー101」を丸莢と区別し丸平莢と分類しています。
適温期の種播きなので普通に丸形の播き穴を開け3粒を直播きしました。


発芽揃いは良くありませんでしたが、欠株はなく1本発芽も僅か、大概は2本以上発芽しています。


早いものは蔓が伸び出しネットに絡み始めました。まだ生育にバラツキがあります。


3本発芽した所を2本立てに間引きします。


間引きは引き抜かずに鋏でちょん切ります。


さらに根元に移植ベラで周囲の土を寄せてやります。これが土入れです。


根張りを良くしようと慣例のようにやっていますが、効果のほどは定かでありません。


一部1本立てはあるもののほぼ2本立てになりました。


昨年は空梅雨で日照り模様、一昨年も猛暑で落花が目立ちました。
今年は雨は結構降っているもののすでに気温は異常に高く、真夏の猛暑が懸念されます。
サヤインゲンは長く穫り続けるため蔓なしから蔓ありへとスムーズに繋がることを目指していますが、果たしてどうか。

蔓なしサヤインゲンに支柱をし収穫開始

2025年06月27日 | 畑:豆類

サヤインゲンは長く穫るため蔓なしと蔓ありを時期を変えて作っています。
我が家郎党は平莢を好まないので全て丸莢(丸平莢)です。
これが蔓なしサヤインゲン。


4月24日に我流の省力直播きしたもの。品種はタキイ種苗の「さつきみどり2号」。


昨年は他に「スーパーショット」と2品種作りました。
「スーパーショット」は曲がりが少なく姿が良いので今年も半々ずつ作るつもりでした。
しかし、助っ人の「さつきみどり2号」の方が食味が良いと言う意見を入れ「さつきみどり2号」一本に。
3粒播きしました。今年は発芽が良く、多くは間引いて2本立てになっています。
上から見ると成っているのかよく分かりません。


少しかき分けてみると、こんな感じ。


「さつきみどり2号」は昔から作っており、今や古典的な品種になってきたと言えるかもしれません。
この畑は風当たりが強く、今年はしばしば強風に見舞われ傷められました。
また、蔓なしサヤインゲンは草丈が短く莢が隠れて収穫もしにくいので簡易支柱を作りました。


畝の両側に株を挟んで短い古材のバイプを立て、それに横パイプをフックバンドで止めています。


丈が短いとは言え蔓なしサヤインゲンも次第に伸びてくるので、横パイプを少しずつ上げていきます。
フックバンドは完全には止めていないため下から軽くたたくだけでこのように簡単に上がります。


枯れた下葉を掻いてやるとより莢が見えやすくなります。


蕾から花、莢まで鈴成りに沢山着いています。このように集中して着莢するのが蔓なしサヤインゲンの特徴です。


莢の長さ10数㎝の穫り頃の莢が出てきました。少し穫ってみます。


「さつきみどり2号」の莢の形はやや不揃いで曲がりが出やすい。
しかし、これが食味の良い証とも言えます。実に柔らかく美味しい。
数日中には最盛期入りとなるでしょう。
サヤインゲンの収穫はなかなか面倒ではあります。盛りになれば助っ人が頼りと言ったところ。