あおぞら

仕事や家族、犬のこと。いろいろつれづれに書いております。とびとび更新ですがよろしくお願いします。

命をかけて

2005年11月20日 22時06分56秒 | 日記
先日。

ある企業の役員とご一緒した。

彼と話をしていると、話し方、間の開け方、周りへの配慮、声のトーン・・・全てから威厳そして同時に安らぎを感じる。あの感じはナンなんだろう。引き合わせてくれた友人によると、会社でもみんなの信頼が厚くすばらしい方なのだという。

彼との会話の中で、忘れられないことがある。

「時には命を懸けて、命を犠牲にしても成し遂げなければならないときがある。」と彼が言った言葉。その後に、スペースシャトルの打ち上げ失敗時の犠牲者が例に上がった。彼らの死の直後に、「彼らの死を無駄にするな」と言って多くのアメリカ人が彼らをたたえ、次世代を継ぐ技術後継者に渇を入れた・・・と。

プロとしてのプライド。
自分の命に対して恥ずかしくない仕事。
自分自身の私利私欲ではなく、もっと大きな「使命」感。

彼から静かで、そして強いエネルギーを感じた。
それ以来、その言霊が身の回りを飛んでいる。

人には命をかけてでも守りたいもの、貫くものがあるのかもしれない。
それが、お給料をもらう「仕事」に関連したことかもしれないし、あるいは家族に対しての責任かもしれない。

天命、使命・・・。
そんなパワーはちょっとやそっとでは、枯れることはない。
個人レベルのモチベーションとは比べ物にならない。

すご・・・。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
未熟者です (ひーろ)
2005-11-20 23:02:48
確かにすごいね。



しっかりとした土台を持ち、

しっかりと向いている方向が定まっている人が言える言葉なんだろうな。



まだどちらも不十分なので、恥ずかしくなるよ。
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私も、半端者です (Kaz)
2005-11-21 07:26:52
そうなのよ・・。すごいよね。私もまだまだ・・・というか、こんな風には考えられないわ。

将来、そんな風に言える人間になりたいです。
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