あおぞら

仕事や家族、犬のこと。いろいろつれづれに書いております。とびとび更新ですがよろしくお願いします。

足の話

2016年03月13日 17時26分20秒 | 日記
足に異変を感じたのは5年位前のこと。

当時、股関節の可動域が減ってきたことが気になった。
「ちゃんとストレッチしなきゃだめだ」
そう思って、動きにくい足を少々無理して広げるストレッチを行った。
その後、もものあたりにドーンと鈍い痛みを感じるようになった。

もともと運動部で体力に自信があったワタシ。
体の柔軟性もあって、とにかく体を動かしてトレーニングすれば
可動域は元に戻ると信じて疑わなかった。

ところが・・・。

次第に痛みが大きくなり、歩けなくなるほどに。
片手で荷物を持つと、左右のバランスが崩れて、痛くて足を地面につけられない。

その後病院で見てもらったら、軽度の「臼蓋形成不全」とのこと。
どうやら、大たい骨と骨盤の接合部分の「おさら」のような骨が
少々小さいため、大たい骨を支え続けることに負担がかかってくる。
それが理由で痛みが出てくるというものだ。

「臼蓋形成不全」なんて、
そんな病名は生まれて初めて耳にした。
なんど説明を受けてもピンとこない。

しかも、どーんと鈍い痛みがあるのは股関節ではなく
もものあたりの筋肉。

思わず先生に、「先生、違います。骨が痛いんじゃないんです。
これは筋肉の痛みの相談なんです。」

一応説明してみたが、先生はきっぱりと、「いいえ、これは骨が原因です」
だと。

そして、「次は手術するかどうか、決めてから来てください。」と。
「軟骨は一度傷がついたら修復されません。」
「病院は手術するところで、温存療法をするのでしたら、スポーツクラブに
行ってください。」

とのこと。???病院は人のけがや病気を治すところじゃないのか?
手術しないんなら来てほしくない、って病院側が患者にいうのか?

なんだか頭がぐるぐるしたけど、セカンドオピニオンを求めて
違う病院に行くことにした。最初に行ったのは三田にある済生会病院、
次は北里病院。(⇒ここは、以前半月板の手術をしたところ)、
そして最後に、股関節外来がある慈恵医大。

だめだった。どこにいっても、臼蓋形成不全。
病院は手術をするところです。
言い方は違うけれど、端的にいえば、そういう内容だった。

仕方ない・・・。
歩けない日のために、山歩き用のスポーツ用の杖を購入して、
どうしても歩きにくい日にはそれを使うようになった。

とはいえ、しばらくすると、激しい痛みは消えて、時々痛みは出るものの
杖を突くようなひどい痛さはめったに感じない状態だった。

数か月前までは。

もともと体を鍛えていた私だが、だんだん筋肉が落ちてきたし、
体力の増進を目的に、ジムに通うことにした。

足の症状をジムで伝えて、あまり負担がかからないものだけど
選択してやっていたつもりだったが、大好きなスポーツをすると
足の症状は、少しずつ悪くなっていった。

今ジムに行き始めて半年がたったところだけれど、
このところ足の痛みが強くなり、寝ていても痛みが走る。
そこで眠るときには、ビーズソファーで痛くない体制を作ってから
寝るようにしている。

人間は赤ちゃんの頃に膝を曲げて少し広げた姿勢を取っているけど
あれが一番股関節に負担のかからないポーズなんだそう。

気が付くと、自分もあの状態になっている。
確かに、一番痛くない姿勢を知らず知らずのうちにとっていたんだろう。

手術はせず、温存療法で持ちこたえよう。
そう思っていたものの、ここのところの痛みや、
日常生活への支障を考えると、
ようやく、5年経った今、手術をすることもやむを得ないとの覚悟ができた。

そういえば、昔、半月板の手術をしたときも同じだった。
高校生のころから半月板には亀裂が入っていたが、
10年近くたってから観念して手術した。

今回も同じ。できることなら入院して仕事の仲間に迷惑かけず
自分の体にメスを入れず過ごしたかったが、
この調子だとそれは難しい。このままひどくなってからより
今の方が仕事への迷惑も掛かりにくいのではないかと思う。

・・・とはいえ、まずは、病院でMRI検査してみることが必要。
手術をするかどうかは、その時考える。

それにしても、内臓はこんなに元気なんだけど、
昔から関節は少々難あり。

しばらくは足に無理をかけず、ちゃんと検査することにしよう。

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