加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【落花】

2015年03月24日 | 雑感・思考・追憶・回想

昨日までは枝に姿を留めていた寒椿の花が、今朝覗いてみたら一輪落ちていた。椿と山茶花は、その花の散り方の違いがよく云々されるが、山茶花は花びら一枚一枚がバラバラと散るのに対して、椿は花が纏まったままボタリと落ちる。実際に落ちたときの音を聞いたことはないのだけれど、落ちている花の状態を目にすると、いかにもボタリと言った擬音表現が相応しく思えてくるのだ。

落花といって直ぐに連想してしまうのが落花生。いわゆるピーナッツである。ピーナッツ好きのクリント・イーストウッド監督ではないけれど、わたしも人後に落ちないピーナッツ好きで、毎日食べていても一向に飽きないほどなのだが、最近は硬いモノを噛むと歯茎が痛んで噛み砕けなくなってきているので、自重自戒を余儀なくされているのである。花を見て食いモノを連想するあたりに、わたしの品位が伺えるではないか。