年末年始だからといって、殊更あちこち綺麗にしたり片付けたりなんぞはしないが、それでも伸び放題になっている枝でも切ってやろうかと、庭に植えてある山茱萸(さんしゅゆ)の木の剪定をした。
本来剪定は花後すぐに行うものであるが、不精なわたしのこととて季節はずれだろうが何だろうが、気が向いた時にしかやらないのである。
山茱萸は春に黄色い花を咲かせ、秋には真っ赤な実を付けるが、この時期にはすでに来春の花芽が付いている。当然のことながら、すでに膨らんでいる花芽を極力切り落とさないようにとの配慮が必要である。
山茱萸(さんしゅゆ)の木と言えば、宮崎県の民謡「稗搗節(ひえつきぶし)」がすぐに思い浮かぶ。
♪ 庭の山しゅの木 鳴る鈴かけて 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれよ
というアレである。「さんしゅの木」と歌っているからには当然「山茱萸の木」だろうとずっと思っていたのであるが、そういえば歌詞は「山椒の木」となっていることに気が付いた。
これは一体どう言うことだろうか。「山椒」は「さんしょう」であり、「山椒は小粒でピリリと辛い」の「さんしょの木」であって、「さんしゅゆの木」とはまったくもって別物である。
もともと「稗搗節」は、那須大八郎と鶴富姫の悲恋物語を歌ったものであるのだが、鈴は別に「さんしょの木」であろうが「さんしゅゆの木」であろうが、どちらでも掛けられる(木の大きさは随分違うが)だろう。
しかし、わたしのイメージとしては、どうあっても「さんしゅゆの木」でなくてはならないのだ。ずっとそう思い込んでいたのだから、今さら切り換える訳にもいかない。
こうなったら真相を究明するために、「稗搗節」の発祥の地である九州宮崎の椎葉村まで赴いてみるしかあるまい。…などと、まさか、そこまでするわきゃない。なにっ「ひえつき」じゃなくて「うそつき」だって?
本来剪定は花後すぐに行うものであるが、不精なわたしのこととて季節はずれだろうが何だろうが、気が向いた時にしかやらないのである。
山茱萸は春に黄色い花を咲かせ、秋には真っ赤な実を付けるが、この時期にはすでに来春の花芽が付いている。当然のことながら、すでに膨らんでいる花芽を極力切り落とさないようにとの配慮が必要である。
山茱萸(さんしゅゆ)の木と言えば、宮崎県の民謡「稗搗節(ひえつきぶし)」がすぐに思い浮かぶ。
♪ 庭の山しゅの木 鳴る鈴かけて 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれよ
というアレである。「さんしゅの木」と歌っているからには当然「山茱萸の木」だろうとずっと思っていたのであるが、そういえば歌詞は「山椒の木」となっていることに気が付いた。
これは一体どう言うことだろうか。「山椒」は「さんしょう」であり、「山椒は小粒でピリリと辛い」の「さんしょの木」であって、「さんしゅゆの木」とはまったくもって別物である。
もともと「稗搗節」は、那須大八郎と鶴富姫の悲恋物語を歌ったものであるのだが、鈴は別に「さんしょの木」であろうが「さんしゅゆの木」であろうが、どちらでも掛けられる(木の大きさは随分違うが)だろう。
しかし、わたしのイメージとしては、どうあっても「さんしゅゆの木」でなくてはならないのだ。ずっとそう思い込んでいたのだから、今さら切り換える訳にもいかない。
こうなったら真相を究明するために、「稗搗節」の発祥の地である九州宮崎の椎葉村まで赴いてみるしかあるまい。…などと、まさか、そこまでするわきゃない。なにっ「ひえつき」じゃなくて「うそつき」だって?