「あー変。なんだか変。とっても変。わたし変なの。どうしたのかしら。あー変。」
とまあ、そのような意味合いの言葉では決してない。三河弁における「あーへん」というのは、「変」とは何の係わりもない言葉なのである。
厳密に言えば、「あー」と「へん」から成り立っており、「あー」は「有る」が変化したものだろう。そして「へん」は打ち消しを現す言葉であり、「あーへん」は「有りはしない」と言い換えることができる。「有りはしない」とは即ち「無い」ということであり、主には「へん」を「ない」と捉えればよいだろう。
「今月ピンチだもんで、2~3万円貸してくれーへん(くれない?)」
「なに言っとるだん。貸すような金なんか、あーへん(ないっ!)」
とまあ、そのような意味合いの言葉では決してない。三河弁における「あーへん」というのは、「変」とは何の係わりもない言葉なのである。
厳密に言えば、「あー」と「へん」から成り立っており、「あー」は「有る」が変化したものだろう。そして「へん」は打ち消しを現す言葉であり、「あーへん」は「有りはしない」と言い換えることができる。「有りはしない」とは即ち「無い」ということであり、主には「へん」を「ない」と捉えればよいだろう。
「今月ピンチだもんで、2~3万円貸してくれーへん(くれない?)」
「なに言っとるだん。貸すような金なんか、あーへん(ないっ!)」