日本の国花は桜(と菊?)であり、桜といえばソメイヨシノ(染井吉野)というのが一般的な認識だろう。気象庁がサクラの開花宣言をするための「標本木」ともなっている訳で。
そしてサクラといえば必然的に、桜花賞ということになるわけだ(こじつけが過ぎるか)。
桜花賞にサクラと名の付く馬が出走するという、ただそれだけの語呂合わせ的理由でもって、ミヤマザクラ(深山桜)を購入した輩も相当数いたに違いないが、そのようなオカルト的かつ短絡的発想は、井崎脩五郎センセイだけに任せておけばよいのだ。
そこへ行くとわたしなんかは、極めて真面目かつ客観的に予想した結果、ミヤマザクラを抽出したのであって、オカルト予想とは大違いなのだ。名前だけに飛びついて、徒(いたずら)にオッズを下げるような買い方は、不要不急の外出同様、厳に慎んで貰いたいものであるな。
そんな訳で桜花賞は、
阪神ジュベナイルフィリーズと、
チューリップ賞で軸に据えて馬券的中させて貰った、マルターズディオサとミヤマザクラの2頭軸マルチで勝負したのだった。
ただ気掛かりがあるとすれば、ミヤマザクラの鞍上の福永には、高松宮記念のタワーオブロンドン(1番人気12着)、大阪杯のワグネリアン(5番人気5着)と、2週連続GIレースで裏切られている訳で、厭~な予感を抱きつつもレースを見守ったのであった。
そして見事?に予感は的中してしまった。福永よ、どうせなら馬券を的中させてくれ!
そう言えば肝心なことを失念しておった。3月~4月に咲くソメイヨシノと違って、ミヤマザクラが咲くのは5月に入ってからだった。ミヤマザクラが花開くにはまだ時期が早かったか。とは言っても、今回はマルターズディオサも、まったくダメ(8着)だったんだけど。
実はまだ続きがあって、馬券は朝一番にネット購入しておいたのだが、桜花賞の発走が近づくにつれ、雨によって良から重へと馬場状態が悪化してしまった。そこで急遽予想を立て直して直前に追加購入したのだが、最後まで迷いに迷って一旦は相手候補に入れたデアリングタクトだけを消してしまったのである。ところが何と、軸にした2頭は2着3着に残っているのに、消したデアリングタクトがあっさりと勝ってしまったのだ。う~ん、強さは本物だったか。
4月12日(阪神11R)桜花賞(GI )
1着 9 デアリングタクト(2番人気)
2着 17 レシステンシア (1番人気)
3着 3 スマイルカナ (9番人気)
3連単 9-17-3 47,760 円
(外れ)