加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【ちょっと大袈裟な気もする、と思ったら…】

2009年10月31日 | 未分類
House の製品はただ単に「辛口」とだけ表示してある。区分としては、甘口、中辛、辛口の三段階のうちの辛口なのだ。一方、Glico の方は、「辛さ×30倍」である。しかも一緒に付いている辛さ増強ソースを入れると、、「辛さ×45倍」まで跳ね上がるらしい。何に対しての×30倍なのか、その基準がよく解らんでもないが…。
いったい、どう辛さが違うのだろうか。興味を持ち始めたら気になって仕方がない。是非とも解明してみたい。わたしの内なる探究心に火が点いたら最後、もう後戻りはできない性分なのだ。検証あるのみ!食べてみるべし!と言うことで、両方一緒に買って帰った。

ふたつ同時に食べられるほど大食漢ではない。ここはひとつ日を改めて、一日に一種類ずつ食べてみるしかない。さて、どちらから試したものか、なのであるが、どうせなら、より辛いと予想される×30倍の方からいってみることにした。
レトルト食品は手間が掛からない。レンジ若しくは熱湯で温めて、ご飯に掛けるだけで済む。さっそく食べてみた。確かに辛いかなと感じる程度で、飛び上がる程ではない。例えて言えば、CoCo壱のカレーの3辛程度である。「ふん、大袈裟な。大したことないではないか」と言うのが偽らざる感想であった。ただし、辛さ増強ソースを入れるのを忘れていたので、45倍は試し損なった。

さて二日後に、今度は「辛口」の方を食べてみることにした。手順は「×30倍」とまったく同じだ。ところがどうしたことか。先に×30倍の方を食べているせいか、ほとんど辛さを感じない。むしろ甘いとさえ思える。拍子抜けである。「辛口」表示を撤退させて欲しいくらいだ。

ふと、×30倍に付いていた辛さ増強ソースが残っていることを思い出した。ものは試しと入れてみた。本来×30倍+15倍で45倍なのだが、メーカー混合の辛口+15倍だ。同じカレー同士だし、別に構わないだろう。
ところがこれがどうしたことか。まさかまさか、まさかの辛さだ。辛いというより痛い。口の中が痛い! 食べ終わったあとも、口の中のヒリヒリ感は一向に治まらない。恐るべし !! ピメンタ・デ・シェイロ !!! アマゾンの激辛唐辛子に脱帽っ !!!!


【神々しき生き物(続・芸術志向)】

2009年10月29日 | 未分類
前々回そして前回からの続きである。
オトナの女性こそが、神の創造物における最高傑作だとする思いは、自身がオトナになるにつれて揺るぎない信念へと変わっていったのであるが、しかし…。美なるものは、唯一無二ではなかった。

やがて異質の造形美と出会うことによって、わたしの人生は大きく方向転換することとなる。いや、元々どっちの方向も向いてはいなかったが。その実態とは、わたしにとっての美の極致、馬匹(サラブレッド)との出会いであった。

神が創造した究極の美がオトナの女性(のヌード)だとしたら、サラブレッドは人間が創り出した最高傑作である、との自論を持つに至ったわたしにとって、馬と女性は美の双璧といってよい。

当の女性からしてみたら、馬と同列に扱うとは何たることか、との誹(そし)りを受けるかも知れないが、同列に扱っているつもりなど毛頭ないので、どうか誤解しないで頂きたい。わたしの中では、サラブレッドの方が上位に位置付けられるのだ!(続く)


【道の駅にしお岡ノ山 OPEN】

2009年10月28日 | 未分類
西尾市と国土交通省が整備を進めてきた『道の駅にしお岡ノ山』が、11月1日に国道23号線の小島インター沿いにオープンする。目印は高さ20 mの「風の塔」である。
施設としては、物産・コンビニ・軽食・情報(交通・観光)コーナーなどであるが、西尾特産の抹茶や一色産のうなぎ等を特色として押し出していくという。

その「道の駅」の食堂部門で、下の娘がバイトを始める(現在研修中)ことになった。オープンに向けてのスタッフ募集(管理運営は新三商事株式会社)に応募したのだが、食堂部門はシフトを含め8人の枠に対して、200人近い応募者があったのだとか。そんな倍率の壁をクリアできたのは、若さ(応募者の殆んどが30代以上の主婦らしい)と、調理師免許を取得している事を買われてのことだろうか? 真相は採用担当者に聞いてみなければ解らないが。なんにしても無理しすぎないように、楽しみながら働くことを心掛けなさい。ま、味のほうは期待してないけど。
(写真提供:次女)


【異物混入で訴えてやる!】

2009年10月27日 | 未分類
昼飯用にと、コンビニで5個入りのいなり寿司を買ったのである。昼飯用であるから、当然昼食時に昼食として食べたのであるが、最後のひとつを口に入れてモグモグしていたら、突然ガリッと硬いものを噛む感触がして、思わず反射的にアゴの動きを止めた。
「?……」
舌でゆっくりと転がしながら、その物体を吐き出してみると、なんと小指の先ほどの小石が混入していたのだ。

「なんでこんな大きな小石が(変な表現だな)入ってるんだ!」
と、手にとってみると、どうも色が石ではなく金属っぽい。よくよく眺めてみたら、どうやら自分の奥歯らしい。
「ええぇーーーっ?」
念の為に指を口の奥に入れてまさぐってみたら、一か所指先が入り込むくらいの隙間ができていた。マジかよっ!上の歯の左の奥から二本目にあるべきはずの奥歯がない。

以前、歯が縦に割れてしまい、わずかに残った歯に欠損部分の補綴(ほてつ)処置をして、ニッケルクロム合金かなにかを被せて治療した歯に違いない。わかりやすく言うと、欠損補綴歯冠修復をした歯が力尽きて根元から折れてしまったのだ。
異物混入で訴えるどころか、これは歯医者に訴えるしかないなぁ、歯ぁ折れちゃいましたぁ!って。


【人間に限らずとも】

2009年10月26日 | 未分類
どんな動物も個体ごとに、それぞれ性質や特質が異なる。つまりは個性があるのである。そのことは、かつて馬に乗っていたころに、散々味わわされたことでもある。

わたしの所属していた乗馬倶楽部は、当時5頭の貸与馬と1頭の自馬がいたのだが、その一頭一頭において、これほど違うものなのかという程に、乗り心地や性格、クセなどが異なるのである。
したがって夫々の個体に応じて、こちらの対応の仕方を変えてやる必要があり、そういった意味においては、人も動物も同じことである。

わが家の犬はまだ成犬になっていないので、幼犬特有の所作なのかどうかは解らないが(以前飼っていた犬はそんな所作はしなかったと思う)、かなりの割合でもって仰臥(仰向け)して寝るクセがあるのだ。犬に間違いはないと思うのだが、それにしても…、お前はラッコか!


【さても仕組んだな!】

2009年10月25日 | 未分類
家内の調子がすこぶる悪い。原因は不明なのだが、一か月ほど前から突然歩行困難に陥ってしまった。ゆっくりゆっくり歩を進めていても、突然パタッと倒れたりすることが日に何度も。しかもロレツが回らないこともある。
とりあえず整形外科に掛かって、膝の水を抜いたり、ヒアルロン酸を注入して貰ったりもしたのだが、一向に快復の兆しが見えてこない。
そこで脳の方の検査をして貰おうと、会社を休んで刈谷豊田総合病院の脳神経外科へ連れていくことにした。そこでも原因が解らなければ、次はリハビリテーション科へでも連れて行こうと思っている。

一方わたしも、ここのところ時々、左脇腹が痛かったりするので、知らず知らず脇腹に手を遣って「痛えなぁ…」とか呟いていたりするらしい。
それを見咎めた長女が、「おとうもどっか悪いんじゃないの? 肝臓とか腎臓とか。おかあ診てもらうついでに自分も診てもらったら?」と、しつこく詰め寄りながらも、わたしの病院嫌いは先刻承知の上でもあるので、どうせ自分から診て貰うことはしないだろうことも解っているのである。

検査当日、次女と共に家内を車に乗せて、早朝から刈谷豊田総合病院へ向かった。次女を同行させたのは、わたしが車椅子を押して病院で手続きをしている間に、車を駐車場へ停めに行って貰うためでもある。
病院の玄関先でいったん車を停め、ラッゲージルームから車椅子を降ろして広げ、家内を乗せるべく前方へ向かおうと向きを変えたその時、目の前に長女の顔があった。
「えっ? はぁ? なにっ?」
束の間、わたしには何が起きたのか解らなかった。仕事に行ってる筈の長女がなんで目の前に居るのか。そもそもいつの間に現れたんだ。こんなにもタイミングよく。

その後、三人で結託して仕組んだことだと解った。わたしの目を盗んで先に長女が車に乗り込み、病院に着くまで(一時間以上も)じっと後部座席に身を潜めて隠れていたらしいのだ。知らぬはわたしばかりなり。それにしてもようやるわ。ドッキリカメラか!
いつの間にか財布から保険証も抜き取られていて、勝手にわたしの分の診察申し込みもしてしまったのだ。おかげで生まれて初めてのCTスキャンまで体験するハメになってしまった。家内ともども結果はまだ解らないが…。

どこか悪くなってはじめて、健康であることの有りがた味が解るという、愚かな生き物でもあるんだなぁ、人間ってやつは。普段あたりまえのように思っていても、実はあたりまえのことなんて、ひとつもないんだよなぁ。


【何れ総じて…】

2009年10月24日 | 未分類
学校であれ、職場であれ、人生であれ、生きてゆく過程において、人は誰しも後輩の立場になったり、先輩の立場に押し上げられたりする訳であるが…。

結果的に行き着く先は、何れ総じて、年輩であることに変わりはない。


【 Profile とでも言うべきもの】

2009年10月22日 | 未分類
ヒトミさん(仮名:24歳)に拾われた仔犬が、縁あってわが家にやって来てから二週間が経過した。それほど目立った体重の増加は見られないが、徐々に個性の片鱗を覗かせはじめている。
体はまだ小さいくせに、なかなかに手強そうな奴である。これから先どう対峙していくかの課題も多いが、差し当たって、その横顔を紹介してみたい。

 命  名 : 遥久(はるく)
 愛  称 : ハル(呼ぶときは、ハルよ来い!と呼ぶ)
 生年月日 : 2009年?月?日(捨て犬なので出生不明)
 住居登録 : 2009年10月07日(わが家に引き取った日)
 性  別 : ♂
 犬  種 : 捨て犬なので出自不明(仮にタカクラ犬とでもしておく)
 毛  色 : 黒鹿毛(馬か! 四肢共にタンのソックス履き)
 性  格 : 獰猛にして粗野かつ好色…の兆し(わたしと一緒だ!)
 特  技 : 超早喰い・惰眠・奇襲噛み付き攻撃・マット返し

以後、よろしくお見知りおきの程、お願い致しますワン!
(まだワン!とは吠えられないけど)


【人の五感に訴えるべく】

2009年10月21日 | 未分類
デッキに煙草を吸いに出たら、ふと鼻を掠める仄かな匂い。紛れもなく金木犀の香りである。
普段これといって意識している訳でもなし、いつ花をつけようがいっこうに頓着していないが、季節が訪れると、きっちりと匂いで存在を知らしめてくれる。その芳香でもって自己主張しているかのごとくである。

金木犀に倣って、オヤジであるわたしもせいぜい自己主張しようではないか。加齢臭というかぐわしき匂いで! もっとも最近は犬が同居するようになったお陰で、獣臭さも加わっていることと思うが――。男どもよ、すべからく野生を取り戻すべし! いざ、狩に出るのだ! 獲物を狙って、ゲッ、、、ゲホッ、煙草でむせた…。


【復旧作業に一時間半】

2009年10月20日 | 未分類
台風18号によって、二階の屋根やベランダの屋根がいささか被害を被ったが、知り合いの棟梁に頼んで一日で修復できる程度のものであった。

それよりも雨と強風によって、オリーブの木が根こそぎ倒れてしまい、ひとり風雨の中を悪戦苦闘しつつ、応急的にラティスに紐でくくりつけておいたものの、そのまま放置すれば枯れてしまう懸念がある。家内の思い入れの強い木でもあるため、その後改めて根元に盛り土をして踏み固めたり、負担を軽減してやるために、繁茂していた枝を枝打ちして、すっきりさせて風通しをよくしたりと、およそ一時間半ほどかけて復旧させた。

「あーあ、やれやれ」とか言いつつも、実のところ、こういった作業は嫌いではないので、内心楽しみながらやっていたりもするのである。


【感動の再会に興(糞)したのか】

2009年10月19日 | 未分類
ノリカさん(仮名:24歳)から仔犬が見たいから、連れて来られないかとの連絡が入り、さっそく娘が車に乗せてノリカさんの家へと向かった。そこには、仔犬の拾い主であるヒトミさん(仮名:24歳)も一緒に待ち受けていたのだという。およそ10日振りの、ヒトミさんと仔犬との感動の再会が実現したのだった。

毎日見ているわたしや家族には解らないが、ノリカさんもヒトミさんも仔犬が一回り成長したと驚いていたらしい。どっこい驚くのはまだ早い。わたしの厳しい調教の甲斐あって、仔犬は10日の間に、お座り、待て、お手、変えて、伏せ、匍匐前進、などの芸を身に付けているのだ。とりあえず皆の前で、お座りだけは披露してきたらしい。

問題は、まだトイレが完全に覚えられていないことであるが、ヒトミさん、ノリカさん、ノリカさんちで飼っている柴犬の“豆蔵”、ノリカさんの姉のエリコさん、と大勢に囲まれて興奮したのか、あろうことか、皆の前で粗相をしてしまったらしい。特大のウンチをお披露目した仔犬にしてみれば、懐かしい人達への置土産のつもりだったのかも知れないが…。おまけにノリカさんに、きれいにお尻を拭いて貰ったのだとか。…まったく。羨ましい。


【背中を見て想像するのだ】

2009年10月17日 | 未分類
「そういえば…」
眼鏡店で貰った図書カードが千円分あったことを突然思い出した。ここはひとつ使わねば勿体ないではないか。てな訳で久し振りに書店に寄ってみた。特に読みたい本がある訳でもないので、書店に入ってから吟味することになる。

わたしの場合、平積みしてある本には目もくれず、書棚に並んだ本の背文字を眺めながらイメージを膨らませてゆく。
いきなりデーンと表紙やカバーが露出している状態だと、装丁などの視覚的イメージに左右されて購入してしまう懸念があるので、あくまで背中のタイトルだけで、内容を推し量るプロセスを重視しているのだ。別に何のメリットもないが。

例えていえば、あけすけな女性よりも、奥ゆかしさを備えた女性を好む心理に似ているかも知れない。あぁ、あなたの事をもっと知りたい。どんな謎を秘めているのだろう、と背文字から入り、やがて本文をチラっチラっと垣間見ていくのだ。


【ウチの子が一番って…】

2009年10月15日 | 未分類
里親となった仔犬のために、娘と一緒に西尾の「PET EXPO」へと出向いた。
なんせ相手は生き物である。それなりに用意すべきものも多々ある。ドッグフードやミルクは勿論のこと、餌用の器、水飲み用のボトル、ケージに敷くマット、犬用玩具、抗菌ティッシュ、シャンプー、ブラシ、消臭剤、首輪など、結構あれこれ調達しなくてはならない。

「PET EXPO」では、当然色んな種類の仔犬も販売している。いわゆる血統書付きの類いである。トイプードル、ヨークシャーテリア、ミニチュアダックス、マルチーズ、ブルドッグ、柴犬など。どれもこれもみな、10~15万前後の値札がついている。

買い物ついでに、ひとつひとつ順にケージの中にいる仔犬を見て回りながら、娘がひとことボソッと呟いた。
「やっぱ、ウチの子(犬)が一番だな…」

ウチの子が一番ってお前、海のものとも山のものともつかない、血統書なしの犬だぞ。タダで貰った棄て犬だぞ。親の情報もなにも解らない訳だから、小型犬なのか中型犬なのか、見当もつかないんだぞ。

しかし、それでいいんだ。人は「情の生き物」だってことを、身をもって体験した訳だ。世の中の親たちは皆、自分の子が一番だと思って世話している。でなきゃ子育てなんてできゃしないんだよ。覚えておきなさい!


【さても編集子の露払いとて】

2009年10月14日 | 未分類
社内報 Brahoo!の11月号のマル秘特集は、どうも「つゆだく」がテーマらしい。ガセネタではない。信頼できる筋からの情報なので、まず間違いないと思ってよい。
マル秘のものをバラしてしまっていいのか?との指摘もあろうかと思うが、いいのだ。秘密といわれれば知りたくなるのが人情というもの。皆にフラストレーションを与えないための、優しい心遣いなのだ。

吉野家の牛丼に代表される、あの「つゆだく」であるが、しかし、わたしは「つゆ」という言葉を聞くと、どうしても真っ先に「梅雨」をイメージしてしまう。意外と雨好き人間なのである。二番目に「そばつゆ」あたりか。どちらかというと和蕎麦が好きなのだ。

梅雨で思い出したが、梅雨を詠んだ句として有名なところに、松尾芭蕉の、
  『五月雨を 集めて早し 最上川』
がある。芭蕉に倣って、わたしも一句したためてみたい。
  『耳垂れを 集めて増やし もう三日は…雨』
ぅわっ、梅雨駄句だっ! 字余りだし!