加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【封印! 、といっても…】

2008年06月30日 | 未分類
これにて春のGIシリーズ全十一レース、滞りなく終了致しました。と、別にJRAが口上を述べたりはしないけれど、二月の時点では、「ヨシ、春のGI、炎の十一番勝負だ!」と意気込んでいたのである。
それが途中なんやかやあって、精神的リズムも肉体的リズムも金銭的リズムも、すっかり崩れてしまった。

夏競馬(小倉・新潟・函館・札幌)は気持ちの面で今ひとつ乗らないし。というわけで、「競馬は封印!」することに決めた。と言っても秋までだけどね。

夏の間インターバルを取ってリズムを回復し、秋になったら改めて、「秋のGI、怒涛の十一番勝負だ!」と挑む所存なのである。馬鹿でしょ。






【キャラメルはエライ!】

2008年06月26日 | 未分類
キャラメルのように、細い帯状のテープがついていて、そこを引っ張るとスルッとあくタイプのものとか、切れ目がつけてあって、そこをひねると簡単に破けるものとか、あるいは「あけ口」の表記のあるものとかは、まだいい。

近頃、スナック菓子の袋とか、インスタント食品や惣菜類など、薄いビニールでくるんであって、どこからどう開けていいのやら、皆目判らない物件にしばしば出くわす。
爪で引っ掻こうが、思いっ切り左右に引っ張ろうが、ビリッとも破けない物件を相手に、「このくそ、てめえ、いい加減に観念しやがれ!」てな調子で、イライラする事この上ない。「わしらオヤジには、手に負えんのよね」と諦めるのもシャクなので、しまいにゃ歯で引きちぎったりする。

もうちっと、その、工夫などしてもらえんもんじゃろか、と、その筋の方々にお願いしておきたい。それとも、ひょっとして、わたしが開けかた知らんだけ?





【オリーブの首飾り】

2008年06月23日 | 未分類
といえば、すぐに浮かぶのが「ポール・モーリア」であるが(マジックのBGMといったほうが解りがいいか)、音楽ではなくて、本物のオリーブの話。

知らないうちに女房が苗木を植えたみたいで、いつのまにか2メートル以上に成長している。
オリーブの木なんて観賞用にもならんし、単木だけでは恐らく実もつけないだろうし。仮に実が成ったとして、自分んちで油とるんかい。それともピクルスにでもするんかぁ。なにより、枝葉が垂れ下がって、車停めるのに邪魔っ気だぞ、オイッ! なんて(心の中で)思ってたら、女房のやつ、自分で剪定してござったわい。

庭木の剪定やら、ペンキ塗りやら、大工仕事やら、いつのまにか、ぜぇーんぶ、わが家の女どもの仕事になってもうた。わたしの仕事はといえば、もちろん、…監視ですわ。





【吉報は突然に】

2008年06月20日 | 未分類
娘とふたり日曜大工でもって、棚作りをしているところへ届いた一枚の葉書。宛先は娘の名前になっており、目隠しシールが貼ってある。
恐る恐るシールを剥がし、食い入るように葉書を見ていた娘の相好が突如崩れた。

聞けば、製菓衛生師(国家資格)の合格通知だという。
そう言えば、京都まで試験を受けに行くのに、受験料やら交通費やら必要だからと、金を無心されたんだった。実際より多めに申告していたかも知れんな、あやつ。

まあ、とりあえず合格おめでとう。良かったではないか。
しかし考えてみたら、今までに親父にお菓子なんぞを作ってくれたことなんて無いぞよ。それに関してはこれから先も、同じであろうな、きっと。





【しばしもやすまず】

2008年06月18日 | 未分類
連日、お隣のN紡さんから槌音ならぬ重機音が聞えてきて、建物の撤去作業が進められている。
工事現場の音というのは、活気が感じられて嫌いではない。何かが変わっていく予感というのは、ときめきにも似た期待感をも伴って、いいもんである。

一年後、あるいは二年後、社屋の南面から西面にかけて、どんな景色が展開しているだろうか。






【時のまにまに】

2008年06月17日 | 未分類
普段、自分が歳を重ねていっていることに、あまりピンと来ないのは、まわりも同じように歳をとっていってるからなんだろう。お互いがジワジワと同時進行の中において、急激な変化というものは見て取れない。

数年あるいは十数年に一度くらいしか逢わない人と、稀に顔を合わせたりすると、
「ええーっ、歳とったなあ!」
なんて、その変化に驚いたりするけど、その直後には、
「…ってことは自分も!」
と、急にシビアな現実に打ちのめされたりするんだな、これが。






【福澤諭吉君、いや訓…】

2008年06月12日 | 未分類
今年になって、H枝さんとR沙ちゃんが揃って入籍、そして揃って懐妊。まずはおめでとう。
R沙ちゃんは、ここのところツワリがひどくて、辛い日々を送っているようだが、母親になるための試練と思って、頑張って乗り切ってくださいな。
…などと、最近どうも、当り障りのない、ありきたりな言葉が口を突いて出るようになってしまった。いかんいかん、ロクデナシオヤジの権威が失墜してしまう。

そういえば、かの福澤諭吉の「学問のすすめ」の中にもありましたな。
「天は人の上に人を乗せて人を作る」

違ったっけ?






【人生いろいろ…もいろいろ】

2008年06月10日 | 未分類
女もイロイロ、男もエロエロ、なんて馬鹿こいてる場合か!

それはそれとして(それってなんだ)馬鹿にも二種類ありましてな。
ひとつには、わたしのような自分の馬鹿さ加減を自覚してる馬鹿。
おふくろの忌も明けない内から、中京競馬場に突撃して、十二連敗喰らった日にゃ、ますますその感を強めたりしますわな。別に自己嫌悪に陥ったりはしませんがね。なんつたって自覚した馬鹿だから。

他方は、自分が馬鹿との自覚のない馬鹿。あまつさえ自分が賢いと思ってたりする馬鹿。こいつは始末に悪いやね。なんせ他人(ひと)様に迷惑を及ぼしまさあ。他人に迷惑かけちゃいけませんやね。馬鹿は自分だけで馬鹿してなきゃ。




【 ゛ と ゜ との違いにて】

2008年06月05日 | 未分類
゛ と ゜
つまりは、濁点と半濁点であるが、例えば「ばとぱ」若しくは「びとぴ」或いは「ぶとぷ」又は「べとぺ」さらには、…くどいか。

要するに、最近その両者の判別が極めて困難な状態になってきている。もちろん、読めないんじゃなくて(かなが読めなくてどうする)見えない。
ちょっと小さめの活字になると、いくら遠近両用眼鏡の角度をあちこちズラしてみても、果たして点がふたつくっついてるのか、丸がひとつくっついてるのか、ほとんど判読困難な状態なのだ。

今週の国際GI ・安田記念には、3頭の外国馬がエントリーされている。
「香港から5連勝中の強いのが来てるみたいだな」
と、話を振るわたしに対して、
「ああ、良馬場ですね。グッドババ」
と、トボケた答えをかますH井のトンチキ野郎。
「なに言ってんだ。グッドパパだろうが、パパ」
「ババでしょう、ババ。良馬場ですよ」

アホタレ。ババ(婆)とパパ(父もしくはパト……)とじゃ大違いじゃ。

……結局、ババだったんだけどね。 す、すまんかったH井。




【我なきぬれてχとたはむる】

2008年06月02日 | 未分類
所用で出かけて留守にしている間に、叔父が漁ってきた「あさり」を届けてくれたという。でもって翌日、さっそく「あさりの酒蒸し」として食卓に上ったのでありますが…。

量はたっぷりあるものの、みーんな小粒揃いで、まっこと蜆(しじみ)と見紛うほど。チョット淋しい。チョット悲しい。チョットくやしい。

しかし、貰い物に文句は言えませんやね。ありがたく頂きましたがな。殻から身をとり外すのに、いささか労力を費やしましたがね。一所懸命に身をあさるから、あさりって言う…わけないわな。

叔父さん、小粒のあさりアリガトウ。小粒のあさりオイシカッタ。小粒はピリッとしてていいよね、山椒みたく。叔父さん、小粒揃いの……、まあ、このくらい言っておけば、次は一色の大アサリが届くかもしれんしな。

ところで「あさり」は「貝」と「介」、どちらの漢字をあてがうべきか、と言った問題については、漢字をよ~く見ていると、ホラおのずと見えてきたでしょ。どちらも象形文字で、「貝」は巻貝を、「介」は二枚貝をあらわしているんだねぇ。

ついでに、「磯のアワビの片思い(片重い)」で知られるアワビは一枚貝のようだけど、実は巻貝の変化したもの。知ってたカイ?