加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【ふたつ合わせてそのまんまってか?】

2015年03月31日 | 自然・生物・植物・園芸

同じエリアに写真の花と、ほかには紫蘭、鳴子百合(アマドコロ)、カンナなどが雑多に混植してあるのだが、毎年写真の花が真っ先に花を咲かせる。ところが、この花の名前が一向に思い出せない。なんだっけかな。花は鈴蘭に似ているけど、葉っぱは水仙みたいだし。

いくら考えても出てこないものは出てこない。しかし一旦気になりだすと、解らないままというのが癪に障って、ネットで「鈴蘭に似た花」で検索してみたら直ぐにヒットした。拍子抜けする程そのまんまの「鈴蘭水仙」だと。思わず笑ってしまう。別名スノーフレークとも。


【森の中へと出掛けてみたら】

2015年03月30日 | 映画・音楽・芸能・文化
記憶の一部がすっぽりと抜け落ちていた。えっ、もしかして、それって寝てたってこと? いや、寝てたかどうかは定かじゃないが、突如として意識が覚醒したことは、はっきりと覚えている。やっぱ寝てたんじゃん。そうかもしれない。多分そうなんだろう。そういうことにしておこう。

だってディズニーなんだもの。でもってファンタジーでミュージカルで、所々ダークでブラックな部分もあったりするけど、でもやっぱ柄じゃないんじゃね? ディズニーのファンタジー・ミュージカルなんて。だよねぇ。何で見に行ったんだろねぇ、イントゥ・ザ・ウッズ。

赤ずきんのオオカミ役のジョニー・デップ出番少なっ! 完全に端役だよね。別に構わんけど。ジャックと豆の木にシンデレラにラプンツェル。それから、そうそう魔女のメリル・ストリープはいいね。魔女に呪いをかけられて子供のできないパン屋の夫婦から物語は始まるんだけど…何で見ようと思ったの、イントゥ・ザ・ウッズ。



【ドライブ好き】

2015年03月29日 | 生活・飲食・家族・飼犬
わが家の飼い犬ケントが過敏に反応する言葉が四つある。<ご飯>と、<おやつ>と、<散歩>と、そして<車>である。 「ケントッ! 車に乗って○○○行くか?」
うっかり口にしようものなら、もう興奮状態で、普段は決して出さないようなクゥーゥ、クゥーゥという鳴き声を発しながら走り出し、玄関マットの上でいつまでもグルグルと廻り続ける。

こちらとしては、ちょっとからかうつもりで言ってみるだけなのだが、あまりいつもいつも裏切ってばかりでも気が引けると、三度に一度はちょっとした用事で出掛ける時などに一緒に乗せて行ってやる。
車のドアを開けてやるとさっさと助手席に乗り込み、行儀よく座ってスタンバっている。動き出した後もまっすぐ前を見ていたり、流れる景色を眺めていたりと、とにかく車で走っている時が一番おとなしくて世話が掛からないのである。ずっと車の中で生活させてみようか。



【まるで宝石のよう】

2015年03月28日 | 自然・生物・植物・園芸

グラウンドカバーとして、あちこちに「龍のひげ(蛇のひげ)」が植えてある。草勢が強く縦横無尽に増えて行くため、放っておくと知らない内にそのエリアを拡げ、他の庭木や下草のテリトリーにまで侵食して行く。
二年ほど放置しておいたせいで繁茂が著しいため、意を決して手を入れることにした。早朝から移植ゴテや鋏を手に、引っこ抜いたり刈り込んだりと、三時間ほど掛けて何とか体裁を整えた。

はじめの内は長く伸びた葉の陰に隠れて、丸っきり見えていなかったのだが、草丈を詰めようと刈り込んでいたときに、濃碧色の丸い実を見つけた。何と美しい色であろうか。龍のひげの実なら龍の玉か。グルメリポーターの彦麻呂風に言えば、「まるで植物のサファイアや~」と言ったところだろうか。



【たまに粉もんが食べたくなると】

2015年03月27日 | 生活・飲食・家族・飼犬


家のすぐ近くに屋台に毛の生えた程度の、それこそ一坪ほどの小さなお好み焼き屋さんがある。もちろん、たこ焼きや焼きそば、みたらしだんごなども売っている。
店のなまえが「ふーふー」だから夫婦で営んでいると言うのはこじつけだが、奥さんの方がわざわざ大阪で修行をしてきたと言うだけあって、これがけっこう美味しいのである。

ごくたまにではあるが、たこ焼きやお好み焼きなどの粉もんが食べたくなるときがある。そんなときは、車でわずか1分ほどのその店までひとっ走りして、マヨネーズをたっぷりかけたお好み焼きを買ってきて食するのである。ひとりで一枚食べると満腹になってしまう。余談だが、近くのコンビニで競馬新聞を買っている旦那の方と出逢ったことがあって、以来何となく親しみを覚えていたりする。そこかっ!



【合歓木町・正願寺のしだれ桜】

2015年03月26日 | 未分類

家の近くに合歓木町(ねむのきちょう)というところがある。実は父親が合歓木の出なのであるが、過去一度も訪れたことはなかった。その合歓木町に正願寺というお寺があり、地元では、しだれ桜で知られていると聞き及び、二日前に何の事前情報もないままにふらりと訪れてみた。

それほど広くない境内には、大きなしだれ桜が5,6本植わっており、既に花をつけていたが、満開にはまだ早くて五~六分咲きといったところであった。見頃になれば地域の人々が訪れたりするのだろうが、誰も居ない境内で心置きなく、しだれ桜を愛でることができた。たとえ満開じゃなくてもそれなりに見応えはあったし、何よりもこんな身近なところに穴場があったとは、まさに灯台下暗しである。







【絶好の洗車日和…の訳もなく】

2015年03月25日 | 生活・飲食・家族・飼犬

娘が車を洗いたいという。というよりは、洗って欲しいといったニュアンスか。朝から晴れて洗車するには絶好の好天気、と言いたいところだが、余寒で風が冷たく日中でも肌寒い。こんな寒い中、外で水を使って車を洗うなんて真っ平御免である。それでなくても朝から鼻水が止まらないのに。

そこで手っ取り早くガソリンスタンドの洗車機で洗うことにした。正直言って洗車機を利用するのは初めてのことである。現金を投入して車を所定の位置まで前進させたら、後は車に乗ったままでの自動洗車。
何とも楽チンで、これなら時々利用してもいいかもと思ってしまった。もっとも細かいところまでは綺麗にならないが、少々のことには目を瞑ろうではないか。

  

  


【落花】

2015年03月24日 | 雑感・思考・追憶・回想

昨日までは枝に姿を留めていた寒椿の花が、今朝覗いてみたら一輪落ちていた。椿と山茶花は、その花の散り方の違いがよく云々されるが、山茶花は花びら一枚一枚がバラバラと散るのに対して、椿は花が纏まったままボタリと落ちる。実際に落ちたときの音を聞いたことはないのだけれど、落ちている花の状態を目にすると、いかにもボタリと言った擬音表現が相応しく思えてくるのだ。

落花といって直ぐに連想してしまうのが落花生。いわゆるピーナッツである。ピーナッツ好きのクリント・イーストウッド監督ではないけれど、わたしも人後に落ちないピーナッツ好きで、毎日食べていても一向に飽きないほどなのだが、最近は硬いモノを噛むと歯茎が痛んで噛み砕けなくなってきているので、自重自戒を余儀なくされているのである。花を見て食いモノを連想するあたりに、わたしの品位が伺えるではないか。


【キラリと光るものの正体は】

2015年03月23日 | 雑感・思考・追憶・回想
花壇の土を均していたら陽光に反射して、キラキラと光るものが目に入った。手にとってみると、親指の爪ほどの大きさの雲母(うんも)だった。雲母は鉱物の一種であるが、雲母と書いて「きらら」とも読む。
西尾の吉良町(きらちょう)の名前の由来は、雲母(きらら)から来ていると聞いたことがあるが、京都の雲母坂(きららざか)や、四日市の雲母峰(きららみね)なども、かつて雲母が採れたことに由来するのだろうか。

そう言えば、子供の頃に砂遊びをしていて雲母を見つけると、「千枚めくり」と言って薄皮をめくるように一枚一枚剥がして遊んでいたことを、ふと思い出した。今となっては普段から土いじりでもしていないことには、雲母を見掛ける機会もそうはないのであろうが。



【ミントいろいろ】

2015年03月22日 | 自然・生物・植物・園芸
古いオヤジには「ミント」などと気取って言うより、「ハッカ」と言った方が解りやすいのであるが。一口にミントと言っても品種改良により、その種類は数百種にも及ぶ。わが家にも代表的なペパーミントやスペアミント、或いはチョコレートミントやペニーロイヤルミントと言った種類が植えてあり、あちこちで若葉が芽吹いている。

たまさか憩の農園をブラついていて、つい家には無かったと思しきミントを衝動買いしてしまった。アップルミント、オーデコロンミント、オレンジミント、パイナップルミントの4種類である。果たして植える場所は確保できるだろうかとの思いがよぎったが、そんな事は帰ってミント解らんのである。

 

 



【井上陽水は「東へ西へ」と歌っていたけれど】

2015年03月21日 | 仕事・社会・地域・交通

井上陽水の「東へ西へ」という曲の1番から3番までの歌詞の最後の部分はそれぞれ、
 1.~月は流れて東へ西へ
 2.~夢の電車は東へ西へ
 3.~黒いカラスは東へ西へ
というものなのだが、1番の歌詞に関して、月だろうが太陽だろうが星だろうが、東から西にしか流れないだろうよっ!と突っ込みを入れていたのは遥か昔の、青臭い二十代の頃。

井上陽水の曲とは直接関係はないけれど、ふと東と西について考えてみるに、これまで国道23号線を利用する時は、常に自宅から西方面(岡崎バイパス~知立バイパス~名四バイパス)への往復のみで、東方面(蒲郡バイパス~豊橋バイパス)へは一度も乗り入れたことがなかった事に気付いた。
そこで先日、渥美半島へ出掛けた際に初めて、蒲郡バイパス~豊橋バイパスを走行するに至ったのだが、道路は繋がっているとは言え、西へ向かうのと東へ向かうのとでは随分景色も違い、トンネルなんかもあったりして、何となく新鮮な感じを覚えたものである。



【絶景かな、ブエナ・ビスタ】

2015年03月20日 | 雑感・思考・追憶・回想

「絶景かな」なんて表白すると、わたしなんかの世代ではつい、『絶景かな、絶景かな。春の眺めは値千金とは小せえ、小せえ……』という石川五右衛門の科白(セリフ)を連想してしまうのだが、しかし、スペイン語でブエナ・ビスタ(Buena Vista)と表現すると、また別の二つのことが想起される。

一つは言わずと知れた、元競走馬のブエナビスタである。2011年の有馬記念を最後に引退して今は繁殖牝馬となっているが、2009年の桜花賞・オークスを始めとして、GI を6勝もしている名牝である。
そして今一つが、花村萬月の作品「ブエナ・ビスタ ~王国記(2)」。芥川賞を受賞した「ゲルマニウムの夜 ~王国記(1)」の続編である。花村萬月は好きな作家なので、当然この作品も既読ではあるが、なぜかあまりしっくりこなかったという印象しか残っていない。

でもって、ここからは田原紀行の続きになるのだが、伊良湖菜の花ガーデンで広大な菜の花畑の色と香りを満喫し、灯台茶屋で岩がきやら大あさりやらを堪能した後、せっかく伊良湖くんだりまで来たんだから、ついでに海(遠州灘)でも眺めてから帰ろうということになった。しばし、白い波頭が打ち寄せては砕け散る海面を眺めつつ、ふと口を突いて出た言葉は、ブエナ・ビスタ(いい眺め)…。



【なんとボリューミーな!】

2015年03月19日 | 生活・飲食・家族・飼犬

田原には「渥美半島どんぶり街道」というのがあって、四十以上の店舗がそれぞれの店独自のアイデアどんぶりメニューを供している。菜の花を見に行ったついでに、どこぞの店で昼飯(丼)でも食おうとの予定どおり、あちこち吟味しつつも入ったのが伊良湖岬の「灯台茶屋」という店。

結局、どんぶり街道のメニュー(岩がきと大あさりのお見合い丼)ではなくて、岩がき定食(2,160円)にしたのだが、これが値段以上の驚きの満足度だった。メインの岩がきは、生かき、焼かき、かきフライの内から選ぶシステムで、迷わず生かきをオーダーしたのだが、そのボリューミーさには思わず恍惚としてしまった。

刺身や大あさりを存分に堪能し、特大生岩がきの余韻に浸りながら会計を済ませると、店のお婆ちゃんが土産を持って行けと言う。見れば大きなキャベツを一人にひと玉ずつ。えぇ~っ! 食事をした店で帰りに土産を持たされるなんて、生まれてこの方初めての体験だわい。しかもキャベツまるごとって。







【菜の花と河津桜の饗宴】

2015年03月18日 | 行事・行楽・旅行・土産

たまさか天気もいいことだし、ボケボケしてたらピークも過ぎてしまうと、急遽思い立って娘の運転する車で田原の伊良湖菜の花ガーデンへ菜の花(菜の花まつり)を見に行って来た。
菜の花なんてものは実に身近で、ありきたりで、わざわざ遠くまで見に行く程のものでもなかろうと思われるかもしれないが、どうしてどうして、これが何百万本もの菜の花畑となると、実に壮観である。黄色のペンキを大地にぶちまけたような壮大な眺めは、花を見るというよりは色を見ると言った方が妥当かも知れない。残念ながら河津桜の方はピークを過ぎてしまっていたが。

  

  

  


【待つわいつまでも待つわ】

2015年03月17日 | 生活・飲食・家族・飼犬
わが家では食事時に、飼い犬のケントも一緒に食卓に着く。別に着かせてる訳じゃなくて、いつも勝手にやってきては、空いた場所に勝手に座り込む。
もちろん犬の分の食餌が用意してある訳じゃない。犬は別の時間に別の場所で食べさせる。

以前は台所のテーブルで食べていたのだが、最近は畳の部屋で座卓で食べることが殆どである。座卓の高さがちょうど犬のアゴの高さとあって、座卓にアゴを載っけて、家族の食事が終わるまで身じろぎひとつせずにジッと座り続ける。
虚ろな眼差しでずぅ~っと人間どもの食事風景を見ているだけなのだが、ひょっとしたらおこぼれが貰えるんじゃなかろうかと思って、只ひたすら待っているのだろう。

 ♪ 私待つわいつまでも待つわ たとえあなたが分け与えてくれなくても