いか、イカ、烏賊

週に1度しかない貴重な休みは、ぜ~んぶ船の上。いか、イカ、烏賊。10本足に嵌まってしまったサラリーマンのブログ…。

マルちゃん、撃沈

2007-05-28 08:23:10 | 烏賊族(マルイカ)
27日は前日ののマルちゃんフィーバー(T丸はキス仕立だったそうだ)を受けて、マルちゃん狙いの欲張り10名での出船。

目指す金谷沖にはアジの大船団と、その周囲にマルちゃん狩りの船団が、文字通り呉越同舟で勢揃い。

26日(土)はI丸の束釣りなどで、皆の気合も上々だが、やはり相変わらず100号オモリに電動が我がT丸のスタンダード。

他船はシャカシャカのライトタックル主流なので、ある意味異様な感じだ。

直ブラ&ライトタックルは、私と直結軍団のWさんとKさんの3名。

直結軍団長のAさんは直結&ライトタックル。

これも相変わらずだが、我がT丸の船長はマルちゃん狩りの船団から離れた場所で戦闘開始。

今日も最後の乗船の私と隣の釣りキチSさんで右舷胴中に並び、「なんで、うちの船長は船団から離れたがるのかなぁ?」などと話しながら、私は竿をシャカシャカ、Sさんは置き竿で時折アオリをくれている。

スルメでも槍でもこの傾向があり、口の悪い名人Sさんは「気が弱くて割り込めなんだよ」などと言い、Wさんは「競馬で言えば万馬券狙いなんだよ」、だそうだ。

一流し目は全員空振り。

二流し目に、何故か私とSさんだけに乗りがあり、私はマルちゃんとムギちゃんを1杯づつ、Sさんはムギちゃんが1杯。

その後は、ポツポツで寂しいかぎりの状態が続く。

しかも、ほとんど全員が仕掛けを根掛かりで無くすという事態もあって、何故か意気消沈状態。

マルちゃんの数乗りでカワハギ竿の相性を確かめたかったが、そんなことも不要なほど、暇、暇、暇。

最初に出したD社の8:2調子の竿のアタリも楽しめず、取り込みも楽しめずの状態。

「船長!あの船団に入ろうよ!」とSさんも、返事は「・・・・」。

いつの間にかマルちゃん狩りの船団ができているが、そこから離れた場所で反応を探す我がT丸なのでした。

そんな時「ムギ行くよ!」と突然船長の声。

みんな血相が変わり、いつもの攻撃的な顔つきに大変身で、せっせとムギ仕掛の直結やブランコに仕掛けをなおす。

そして、やや沖合いに船を走らせ、数回の旋回し投入の合図。

静かだった船上に、いつもの電動の音が響き渡るのだが、ムギというよりニセイカがポツポツ。

しばらく旋回を繰り返すが、なかなか反応も無く時間が過ぎる。

そんなこんなでタイムアップ寸前、ようやく意を決したようにマルちゃんの船団の中へ。

ようやくマルちゃんの微妙でいらいらするアタリを味わうが、あっという間のタイムアップ。

結局は、27日は我がT丸は東京湾のブービーメーカーとなったのでした。

トップでもツ抜け無しで、私は7杯。

我がT丸は烏賊狩り専門ながら、マルちゃんに関しては、そういえば去年も30~40杯位しかあげなかったような・・・。(もっとも去年はマルちゃんは1~2回しかでなかったような・・・)

マルちゃんの時期は、ちょっと浮気してご隠居さんの船で修行かな!?