いか、イカ、烏賊

週に1度しかない貴重な休みは、ぜ~んぶ船の上。いか、イカ、烏賊。10本足に嵌まってしまったサラリーマンのブログ…。

いいなずけ用ヤリイカ

2010-09-20 19:00:38 | 烏賊族(スルメ&槍)


この写真、髪の長い男性を撮った訳ではありません

(男性はニヒルで役者のような常連の釣り師Nさんです)

岸辺に何かあったわけでもありません

葛西橋西詰・ツトム丸の桟橋から見える東京スカイツリーを撮ったつもりでした

しかし。。。

逆心霊写真のようにスカイツリーが消えています

あれだけはっきり見えていたのに。。。



この日(19日)は、娘と嫁のリクエストで釣行です(本当です!)

長女の「いいなずけ(許婚)」が来るので(この表現、古いな~)、美味しい刺身を食べさせてあげたい

本当は溜まった仕事を片付けたかったのですが、嫌々釣行することに。。。(爆)



ここ数日、烏賊船僚船I丸が50杯オーバーの好釣果だったので、この日は14名の満員御礼

常連プラス男女4名の団体様で、烏賊サマ師Mさんは真面目に仲乗り業務です

釣り場は、前日好調だった金谷沖からスタートです


(前回に引続き湖面のような海面を航行します)

この日は、最低ツ抜けまではヤリイカ一本

その後ハモノ狙い、を心に固く決めます



釣り座は左舷ミヨシ2番手

大好きな釣り座で、ミヨシの幹事長Tさんと東京湾の絶叫オジサンHさんに囲まれます



ここで軍団長Aさんの怒りのボヤキ

先週、副軍団長Wさんが仕掛けを忘れたということで、軍団創設以来の直結を放棄、ブランコでヤリイカ釣りをしたとか。。。

この一件で、平軍団員に降格か?

今日二人仲良く釣行してますので、今日の仕掛次第で決定です(笑)



金谷沖には僚船が2隻、青のI丸と白のM丸

いずれも超満員で、ここ数日の釣果を物語っています



しかし、乗りはありますが、50杯オーバーという乗りではありません

ポツリポツリ、底中心の乗りがあるだけ

ツ抜けがやっとという乗り方で、相変わらず途中リタイアが多い、甘~い乗りです



それでも前回と違い、獲れたヤリイカは仮死状態ではありません

幾分か水温が下がったようです

ツ抜け後のハモノに期待が膨らみます



金谷沖~富浦沖~金谷沖と移動しますが、ポツリポツリは変わりません

すると仲乗り業に専念していたはずの烏賊サマ師さん、いつの間にかハモノ釣りで舳先にいます

そして、「???」という表情で揚げてきたのがコレ


(竿先を折り傷心のmatuさんが、何故か後ろでVサインです)


そう、マトウダイです

「トウ」だけ余分な鯛でした(爆)



午後になり金谷沖に戻って、ようやくツ抜けです

「ヨシッ!」と思い、ハモノ竿を用意しますが。。。

「ここは真鯛いないよ!」とツレナイ船長の一言

そのままヤリイカをやりますが、タイムアップです



いいなずけ用のヤリイカは獲れたものの、文字通りのツ抜けで10杯だけ

たぶんツ抜けが軍団長と私だけ(?)の貧果

前日の釣果が嘘のようです

もう少し潮が効いていれば、と残念な一日でした

(今日も烏賊サマ師さんから歓喜のメールが来てませんので、たぶん。。。)



でも、昨夜はいいなずけ君が刺身をバクバク

「旨い、旨い!」コールがあったので、結果的には良い釣りだったということです



次回は10月になりそうですが、そろそろハモノも欲しいし。。。



PS:matuさん「おつまみ」いつもありがとうございます
   竿は、アルファタックルの「ザ・直結(150cm)」がヤリイカのブラ&直結、スルメの直結とオールラウンドですよ~
   (これでオニカサゴも何回かゲットしました)






長月、ヤリイカ スタート

2010-09-06 08:28:24 | 烏賊族(スルメ&槍)
朝は曇天で、しばし暑さを忘れさせる陽気でした

葛西橋西詰ツトム丸から久しぶりの釣行です

前回は8月15日の終戦記念日でしたが、無念の早揚がり

その前のツトム丸は8月1日の釣行でしたから、ほぼ1ヶ月ぶりになります



湾内のスルメが全滅状態ですが、ここ数日はヤリイカが顔を見せています

このまま行くと、マルイカからいきなりヤリイカ

やはり気候のせいでしょうか、おかしな具合です



軍団長Aさん、副軍団長WさんにI姉御の直結軍団3名が直結、江東のオニ吉Wさん、パワフル釣り師Tさん、スクーター釣り師Mさん、ニヒルなNさん、烏賊サマ師Mさん、初めてのお客さんと私の7名がブランコ

釣り場は富浦沖、ヤリイカのポイントと同時にハモノのポイントでもあります

私と烏賊サマ師さんは、当然のごとくハモノ竿持参です



富浦沖に着く頃には真夏に逆戻り、汗が噴出し始めます

そして、海というよりは湖面のような海面には、あちこちにナブラが。。。


(携帯なのでよくわかりませんが、濃くなってるところがナブラです)

ヤリイカよりもハモノの期待が膨らみます(笑)



極鋭のヤリイカ竿にPE3号のD社400番のリール、11cmブランコの7本仕掛でスタートです

しかし、いきなり「さば、サバ、鯖」

ゴマサバ中心ですが、中にはマサバも混じっています

底物用に用意してきたスーパーのサバの切り身にも、サバが食いついています



何回やってもサバ

ヤリイカの小さなアタリがあっても、揚がってくる最中にサバの攻撃で落されます

船中第1号を私が掛けますが、最初はサバに振り落とされ、ようやく2回目に小サバの攻撃をかわした小型ヤリイカが揚がってきます



しかし、水温が高いので足が丸まった状態、つまり瀕死の状態なんです



Tさんのブランコに掛かった小サバの身がガブリとやられましたので、明らかにナブラの下には青物がいるはずです

でも、これだけサバ攻撃が激しいと。。。

そこで、僚船からの無線もあり剱崎へ向かいます



剱崎沖にはヤリイカ船が5隻ほどいますが、ポツポツのようです

多いときで3杯ほどですが、なかなか連続というわけにはいきません

直結組は苦戦です

竿先にアタリを感じても、揚げの途中にバレ、墨だけが残るパターンです

ブランコでも、ガシガシ探り揚げながらアタリをとるよりも、着底して聞き揚げ、アタリがなかったら巻き落とし

まるでマルイカです



11杯になったところで、船長の「この辺は鯛がいるよ!」という嬉しい囁きで、いよいよハモノ開始です

剱崎でも真鯛の実績の多いところだそうですし、時間もタップリあります

瀕死状態というよりも、死んで完全に白色化してないのを選んで仕掛けに掛けます

底まで落とし、5mほど巻揚げ様子見、更に手巻きで10mほど、そして底まで落し直す

この繰り返しです



しばらくは、他の人のヤリイカ釣りや江東のオニ吉Wさんが本命を釣り上げるのをながめたりします(Wさん、この日は富浦でも釣ってますので2匹目です)

ヤリイカから褐色が消えると交換しますが、齧られることもなく時間が過ぎます



ところが、1時間ほどしてからでしょうか、その時はやってきました

底ダチをとり、3mほど巻揚げてる途中でガツガツと食い込みます

下へ下へ持ってく感じで、しばらく食い込ませたところで大合わせ

何回か追い合わせをいれ、巻揚げ開始です



久しぶりのハモノの感触です

120mダチですし、厳しい根もないところですからオマツリさえなければ獲れます

と思いながら7~8mほど巻揚げたところで、フワッと軽くなります

抜けです

慌てて仕掛けを落し直しますが、その後食い込みはありません

痛恨のバラシです

ハリス切れならサメですが、たぶんワラサ?



その後も烏賊サマ師さんの活きたヤリイカと物々交換しながら続けますが、結局沖上がりの時間となります



結局は、ヤリイカ11杯に1匹だけマサバを沖干しでキープ

トップは烏賊サマ師さんの17杯で、ヤリイカ以外にもペンシル程度のムギも混じっています



やはり、もっと水温が下がらないと、スルメもヤリイカもハモノも厳しい!