いか、イカ、烏賊

週に1度しかない貴重な休みは、ぜ~んぶ船の上。いか、イカ、烏賊。10本足に嵌まってしまったサラリーマンのブログ…。

東京湾のマダコ

2011-06-26 10:39:04 | その他の魚族
烏賊専科のツトム丸

でも、「たまには他の魚種も!」ということで、土曜日倶楽部が発足です
(「普段から根物やハモノや、烏賊船なのに好き勝手やってるじゃないか!」という突っ込みは無しです)



そして、その記念すべき第一弾が、東京湾の名物で、ここのところ好釣果のマダコ

江東のオニ吉Wさん、ベテラン釣り師Uさん、スクーター釣り師Mさん、マルイカフリークのmatuさん、直結軍団紅一点 I 姉御、そして私の6名の仕立てです

昨年も秋にやったマダコですが、その時は全員が型を見れて、しかも2kg前後の大型ばかり

相性の良い釣り物です



雨の予報が外れ、天候に恵まれたこの日

出船時からビールやハイボールを飲みながら、ワイワイガヤガヤと楽しい船中です

私もTシャツ、短パン、ギョサンという完全な夏スタイル

そして、餌木やテンヤ、はたまたカットウを用意して、何でもアリの釣りを期待

船は海ほたるへと向かいます


(テンヤにカットウの極鋭センサー)


(餌木も用意しました)

快晴ですが、風は残り、ウネリも少々

合図とともにマダコの小突きが始まります

しかし、乗りがなく、1個めのテンヤをロスト



しばらく小突きますが、この場所をあきらめて大貫沖へ

ここから竹岡までが好調のようなので、皆さん気合を入れなおします



しかし、乗りが無く、静まり返る船内

船長は反対舷でアオリ狙いのシャクリを入れてます



その時です

艫方面から歓声があがります

Wさん、Uさん、Mさんなどのマダコのベテランさん達を尻目に、何と I 姉御が1杯目をゲット

これで皆さん目の色が変わり、黙々と小突きをいれます



そして、私に「ん?」という感じの重量感が伝わります

去年の2kgの重量感とは大違いですが、乗りのはず

力を入れて手繰ると、根掛り

「何だ」とガッカリしながら、根を外し、回収するとまだ重量感が

貝か海草だと思いユックリと手繰ると、そこには小型のマダコがいます

微妙なサイズですが、300gということでネットに


(小型なので、写真は大きくしてみました)

その後も竹岡沖まで移動しますが、さっぱり

I 姉御だけが、もう1杯ゲット

他の皆さんは・・・



ここで、海堡周りに移動しようということで、船長の「こっちの方が良いんじゃないの?」という言葉を振り切ります

ウネリと濁りの残った海堡周り

大型がいるということで頑張りますが、反応がありません

私は餌木で遊びますが、こちらも反応無し



再び「海ほたる」に移動し最後の勝負ですが、濁りと根掛りに悩ませられます

ここで2個目のテンヤをロスト

しかも、その際に渋糸も高切れして、私はリタイヤです



皆さん最後まで頑張りますが、タイムアップです



結果は0~2杯で、4人がお凸

土曜倶楽部の第1回目の釣行としては最悪の結果です

他の船は0~5杯でしたから、やはり竹岡沖に残った方が正解だったようです

次回は船長の言うことを聞く、という教訓を残し、次回の釣り物は何にしようかな?



PS:スルメ船は僚船が束釣りでした!やっぱり烏賊の日でした~(爆)




金谷からマゴチ

2011-06-19 09:36:27 | その他の魚族
先週土曜日(11日)に行くはずだったマゴチ釣り
SNSで知り合った通称・海猿さんのプレジャーボートでの釣りですが、「天候と潮回りが?なので、一週間延期しましょう」というアドバイスで18日になったのです

マルイカの模様が出てきたので本来ならマルイカですが、沖釣りで夢中になったヒラメ釣りに似ているのに、夢中になれなかったこの釣り
釣ろうと思い釣りに行くとエソばかりで、他の釣りに行って外道で釣れる
そんな釣り物だったので、ゆったりと、のんびりと、しかも必ず釣れるとのお誘いに乗らない手はありません
しかも、この日のマルイカは満員御礼でしょうから、平日にゆっくりと釣行と決めます(笑)


(右に見える建物が管理棟・マンションですが、現在修理中で覆いがしてあります)

朝8時マリーナに集合ですが、途中で休みながらでも7時に到着
支度をして、海を見て、やることないのでハイボールを一杯(笑)

今にも雨が降り出しそうですが、午前中は持つという予報で、天気は最高です
潮も大潮で、期待が膨らみます

8時前に海猿さんが到着
奥様お手製の伽羅葺(お酒のあてに最高)をいただき、早速つまみながら出船準備です
(それに大好きな手作りジャムも、いつも感謝感謝です!)

海面は凪、風は無し
私にとっては乗り心地最高ですが、大潮で無風の操船は大変なんだそうです
(船が遊漁船と違い軽く、潮に流されてしまうので、風がある方が仕掛けを立て易いんだそうです)

まずはマゴチの餌になるイワシ釣り
金谷港で魚探が真っ赤になるくらいのカタクチイワシの群れを、サビキで釣ります
海猿さんいわく「この日は順調」ということで、餌獲りも難なくクリアし、いよいよ本番です

6月のマゴチ漁解禁で、好ポイントには既に漁師さんの網が入っているそうです
その網を避けながら、海猿さんが見つけたポイントを流します

私は1.8mのLT五目竿に1.6mのマルイカ竿、海猿さんは2.7mの軟調ヒラメ竿で、オモリ20号のライトな装備
水深は10~20mにマゴチがいて、深い方に大型がいるんだそうです

スタート直後は潮が動かずアタリがでませんでしたが、暫くすると私の竿にアタリが・・・
ヒラメと違い一本針なので、食い込みまでジックリ待ちます
やがてブルブルがガクガクとなって合わせると、しっかりとした魚信が伝わってきます



最初に釣れたのが上のマゴチ、40cmオーバーの中型です
続いて釣れたのが、ソゲ
天然物らしく、小型ながら裏側が真っ白です

私は一本針でしたが、海猿さんの仕掛けは孫針付き
孫針はイワシに掛けず、遊ばせておくんだそうです
仕掛けを頂戴して使うと、次に釣れたソゲの口には孫針が掛かっています(なるほど!)
海底が砂地限定の仕掛けだそうで、大型がいそうな岩礁周りは使えないそうです

やがて大潮らしく海が動きます
定置網の目印が、先ほどまで直立していたのに、今はかなり傾斜しています
そして、短いマルイカ竿に大きなアタリが・・・
ブルブルという前アタリがなく、いきなりガクガクときます
そして、何回かドラグを鳴らしながら引き込みがあり、揚がってきたのが58.5cmの大型マゴチ
楽しい~~~(笑)

この日は、海猿さんがマゴチもさることながら、カサゴが釣れるポイントも流してくれ、根回りを探る五目釣り
カサゴの顔も見れ、大型マサバとのやりとりもあり、マゴチ、ソゲ、カサゴ、マサバと、ここまで四目
あと何か一目と思っていたところに、外道のエソがきて、五目達成です(当然ですが、エソにはお帰りいただきました)


(右から3番目が58.5cm)

写真が持ち帰った釣果です
実際はマゴチ4匹、ソゲ2匹、マサバ1匹、カサゴ1匹でしたが、何故かマゴチとカサゴが増えています(カサゴとマサバはクーラーの中で写ってませんが)
そう、同じくらい釣れた海猿さんからのプレゼントです

私は、海猿さんとの釣りを、密かに「大名釣り」と言ってます(笑)
操船は海猿さんで、私はハイボールを飲みながら釣るだけ
いつもいつもお気遣いいただき、楽しい釣りをありがとうございます!
次回もお誘いを楽しみにしていま~す!(爆)

鴨居からマルイカ

2011-06-13 06:41:11 | 烏賊族(マルイカ)
マルイカが全滅状態の中、唯一と言っていいほど型を見ているのが鴨居

こんな話を定宿・ツトム丸の船長から聞き、ネットでチェック

すると、鴨居・一郎丸の9日(金)の釣果が頭で18杯

それも、懐かしい春日部のS藤さんです



さっそく電話で確認すると、11日も出るとのこと

予報は雨模様で、イカ釣りにとっては最高です

7時20分出船ですが、初めての船なので4時半と早めに出ます



横横道路を走っていると、次第に雨と風が強くなっていきます

予報では神奈川の海岸エリアは大雨・波浪注意報

大雨はともかく波浪注意報だそうです



途中で仮眠休憩をとるほど順調で、6時半に船宿に到着

あきらめムードで出船の有無を聞くと、普通に「出ますよ」

既に7名さんが準備中で、私は最後の8番札です



左舷ミヨシに釣り座をセット

水深は浅めの20~30mらしいのですが、とりあえずは買ったばかりの小型電動にメタリアのコンビです



定刻の7時20分、白波が見える海へ向かいます

そして湾内を出ると、そこは台風

雨、風、波の三重苦です

水汲みのバケツは飛ぶし、立てかけた竿は強風で大きく曲がっているし、クーラーは波に合わせて移動しています

それでも、ユックリとですが船は久里浜方面へ進みます



そして「どうぞ!」の声で投入です

水深は20m

底ダチはとれるのですが、揺れが大きくアタリをとるどころではありません

グロッキーで寝ている人、竿を出さない人など、釣りをしない方も何人か・・・

「いつかは落ち着く」と自分に言い聞かせながら続けますが、立ってられません



その時、「これ以上は無理なんで、揚がります」のコール

ここで思ったのが、「あれっ?料金をとる為に投入させた?」

最悪の船宿のイメージが頭を過ぎります



ところが、船宿に戻ると「料金は全額お返しします」

30分以上走り、投入もして、全額返金の船は初めてです

駐車場で隣り合わせだった所沢ナンバーの方も「半額くらい取られるのかなって思ってました」

この方は、模様が模様だったので、ブランコ仕掛に換えて1杯獲ったのだそうです



空模様が悪いとき、無理をせずに出船を取止める船

無理をすれば出れる、のなら出る船

私は後者の船が好きです

今回の様に高速代、ガソリン代、飲食代をかけて釣りができなかったわけですから、結果的には無駄な出費なんです

でも、天候が急変して釣りができたということもあります

少ない釣行の機会ですから、可能性を上げてくれる船の方が好きなんです



できれば平日に再挑戦したい船です