いか、イカ、烏賊

週に1度しかない貴重な休みは、ぜ~んぶ船の上。いか、イカ、烏賊。10本足に嵌まってしまったサラリーマンのブログ…。

8月最後のスルメイカ

2011-08-29 07:49:06 | 烏賊族(スルメ&槍)
ここのところ月2回ペースに落ち着いてしまった釣りです

今日も定宿の葛西橋・ツトム丸からスルメイカ

予報では終日曇り

快晴・ベタ凪の最悪コンディションではなく少しは期待ですが、スルメの模様そのものはよくありません



この日は、いつもと違い竿は1本だけ

ルアーや底物、ハモノなどは狙わず、真面目にスルメだけを狙います

ですから、130cmの関東のシャクリ竿に、リールは久しぶりの750MT

仕掛けは18cmのピッカピカ針15本に中オモリ30号・下オモリ180号という、文字通り真夏の直結仕掛です



途中で剱崎沖のワラサの大船団が見えます

湾内の船を全部集めたんじゃないか、というほどの大船団

コマセ効果はバッチリでしょうが、割当はかなり厳しそうです

それにオマツリ必至ですから、ストレスもたまりそうです



この日の課題は、「一日中真面目に直結」

ですから、竿は1本、置き竿もしない



いつものように館山沖

浦安の緑丸や八景の青丸はいますが、他の僚船はいません

長井の船も1隻ほどで、最近のスルメイカ模様を物語って寂しい限りです



乗船は8名

左右に4名ずつで大名釣り

私は右舷艫2番目で、今年初めてのツノ掛けを用意します

そして投入

久しぶりの重量感が心地良く、これだけで楽しくなります



初乗りは、確か2投目

超硬調竿の先がクンときて、重さが加わります

揚がってきたのは立派なスルメ

私は1杯でしたが、同じ右舷ミヨシの軍団長Aさんは6杯掛け

スルメの釣果の差は、正にここのところです



次の流しでも指示ダナの上目でガツン、1杯ですがスルメサイズ

巻揚げ途中でもしっかりと引いてくれます

更に次の流し

竿先がクンときて、グイとなり、グンと重くなります

多点掛けの重量感です

リールのスピードモードが直ぐにパワーモードに自動変換されます

片手で竿を支えきれないくらいの重量感で、取り込みに備え緊張感が走ります



その時です

竿の重量感が和らぎ、リールの液晶が消えています

リールトラブルです

このリールは1年ほど使ってませんが、メンテナンスはきっちりしてたはずです

慌てて手巻きで対応しますが、巻揚げ時間の長いこと

しかも、途中のトラブルで何杯か落ちたらしく、揚がってきたのはたったの2杯だけ



リールの故障だとこれで一日が終わってしまいますが、再点検すると液晶も点灯しますし巻揚げもします

コードとリール、コードとバッテリーをもう一度つなぎ直して釣りを続けます



船長曰く「今日は反応がしっかり出てる」ですが、良い反応は2回だけ

あとはいつも通り、底付近で竿を煽りながら乗りを待ったり、ロースピードでシャクリをいれずに巻き上げたり、真夏のスルメという釣り方ではありません

いわゆる「反応はあるけど、烏賊にやる気がない」状態です



私のこの日のハイライトは午後でした

上げの潮が効きはじめた頃、リールのアクシデントがあったときと同じ多点掛けの感触です

パワーモード全速で巻き上げますが、「ん?」、仕掛けが立っていません

ミヨシ方向に仕掛けが寝て、「オマツリ?」っと不安が過ぎります

でも右舷の他の3人はその様子もなく巻揚げ完了

仕掛けが船体方向なら裏手とオマツリですが、それもありません

操船と潮のせいで仕掛けが寝ていただけです

立派なサイズのスルメが5杯、ちょうどツノの一つ置きに掛かっています



この後は終了までほとんど乗らず、いつもの渋い模様に戻り、最後は置き竿にロー巻揚げという今日の禁じ手までやってしまいます

結果、スルメ18杯で終了

軍団長Aさんが20杯強くらいだと思いますので、たぶん2番手

相変わらず渋い模様でしたが、久しぶりの多点掛けも楽しみ、満足

そして、桟橋で軍団長から真夏のリール対策としてのアドバイス

「リールが熱をもったら、巻揚げ途中で水を掛ける」のだとか、なるほど



PS:江東のオニ吉Wさんは、ご夫妻でイタリアへ
   そして、スクーター釣り師Mさんは南の島々を2ヶ月ほどダイビング三昧
   私は…、羨ましい






14日、リベンジのスルメ&ゴマサバ

2011-08-16 07:03:57 | 烏賊族(スルメ&槍)
葛西の公園にある観覧車越しの朝陽です

この日も7日のリベンジで、葛西橋ツトム丸からの釣行です



釣り座も先週と同じ右舷大艫

スタートの仕掛けも14cmピッカピカ針の11本直ブラ

ゴマサバ狙いの迷惑な釣り師ですが、片舷4名のゆったりとした釣りですからオマツリは無さそうです


(念のため、ナブラがでたときのルアーを用意しますが、出番はありません)

スタートは今回も富浦沖~館山沖

その2投目には本命(?)のゴマサバが2匹

小型なので、1匹は身餌用に短冊に、1匹は開いて船上干し



次の投入で、その身餌に何かが食いつきます

かなりの衝撃でしたが掛からず、揚げてみるとハリスが見事に切られています

サメでした

同じく、直結なのにサバの身餌をつけて遊んでいる烏賊サマ師Mさんは、ノドグロカサゴをゲット

同じく開いて船上干しです



その後もポツポツとゴマサバが揚がりますが、大きな〆鯖サイズは釣れません

すべて身餌サイズか沖干しサイズだけ

それに、スルメもサッパリです


(クルージングのお供のハイボールが旨い!)

暫くして、船長が操舵室から飛び出してきます

スルメの好反応のようです

軍団長Aさんが8杯掛け、幹事長Tさんも7杯掛け

他の皆さんも2~3杯掛けていますが、私はようやく〆鯖サイズが1匹と沖干しサイズが1匹で、スルメのタナまで届きません



ここで、15本の直結師掛けにチェンジです

そろそろスルメを釣らないと終わってしまいます



ところが、ここからロングクルージングが始まります

剱崎沖へ移動しても、反応があるんですが、やる気がないのか掛かりません

僚船も沖干しが少なく、かろうじて朝早い長井の船だけが多いくらいです

たまーにポツリと乗りがありますが、忘れた頃にあるという感じです



結局このまま終了し、スルメ5杯にゴマサバの生が1匹、沖干しが5匹、それにMさんからのノドグロカサゴの沖干しが1匹で終了



次回はスルメに集中すべく、750MTに180~200号オモリです

体力がもつかなぁ~???

7日、スルメ撃沈&愛猫往生

2011-08-11 07:11:33 | 烏賊族(スルメ&槍)
7日(日)、2週間ぶりに葛西橋のツトム丸へスルメ釣行です


(やっぱりデカイ!スカイツリー)

24日に釣った太ったゴマサバ

これをシメ鯖したら、やはり抜群の旨さ

やはり夏はマサバよりゴマサバ

この日は皆さん直結ですが、私だけピッカピカ14cmを11本の直ブラです



釣り座は、江東のオニ吉Wさんやスクーター釣り師Mさんがお休みなので、右舷大艫を確保します

左舷大艫には、サウスポーの副軍団長Wさんが陣取り、私にとっては初めての光景で新鮮です

他の常連さんは、いつもの定位置に陣取ります

そして、私のお隣にはお初の方が座られてます


(珍しい大艫からの風景)

この日は、釣りの他に気になることがあります

我が家で飼ってるホワンという名の雌猫が、高齢と癌(たぶん頭部)のため危篤状態が続いています

このホワンは、野良猫だったのが家猫になったので、年齢が不詳でした

動物病院の院長の見立てでは、推定年齢が14歳以上ということですから、人間でいうと70歳後半から80歳くらいでしょうか

野良としたら、かなりの高齢だそうです

7月の初旬に突如口と鼻から出血し、入院

院長先生の愛猫から輸血をしてもらったりしながら、抗生物質とステロイド剤で治療してきましたが、むくみや内出血で、文字通り満身創痍の状態なのです

この日は次女が付っきりで様子を見ていますが、ひょっとしたら・・・



釣りのスタートは、つい先日束釣りができた館山沖です

第1投目、スルメもそうですが、ゴマサバの太め狙いで気合を入れます

ミヨシの軍団長Aさんは掛けますが、艫方面はスカでなおかつお隣とオマツリ

第2投目、底付近でガツガツっときます

待望のゴマサバですが、またまたお隣とオマツリ

しかも、仕掛けはグチャグチャですので、お隣の直結を生かし、直ブラ仕掛けを解体します

それから直結の15本仕掛けに交換しますが、その交換中に良い群れがあり、軍団長は余裕のツ抜け、私以外は2~3杯掛けています

直結に換えてからの数投目、ようやくスルメの乗りがあり、ニセイカクラスが4杯掛け(この時軍団長は6杯掛け)

それからは、何故かお隣さんとオマツリを繰り返しながら1杯掛けを2回だけ



この日は、皆さんも仕掛けのトラブルが続きます

仕掛けを切られた人が3名に、PEの高切れが私を含めて4名

仕掛けはサメで、PEは船長によるとフグだそうです

私とお隣さんも仲良くPEを切られましたが、そのときにオマツリの原因が判明しました

「あーあ、8号なのにプッツリだ!」

そうです、お隣さんは8号のPEで、私は8本撚りの4号

8本撚りのPEで4~5号、普通のPEなら5~6号ですから、水深200mではオマツリするわけです



結局、この日はスルメ6杯で私がスソ、竿頭はいつものように軍団長で27杯

そして、7杯の烏賊サマ師Mさんは、私のスソに大喜びです



帰港すると次女からのメールで、ホワンが往生したという知らせです

野良出身なのに、何故か触られるのが大好きな雌猫でした

また、甘え上手で、私の太腿に両手と頭を乗せてきたりして、「この猫の前世はオミズだ」と言ってたほどです

合掌