いか、イカ、烏賊

週に1度しかない貴重な休みは、ぜ~んぶ船の上。いか、イカ、烏賊。10本足に嵌まってしまったサラリーマンのブログ…。

船長の気遣い

2007-12-31 11:20:15 | 烏賊族(スルメ&槍)
30日は我がT丸の最終戦。

予報は最悪でも、前日の電話でとりあえず集合ということになりました。

私は、2週間ぶりの釣りに不覚にも眠れず、何故か2番到着。

大揺れを予想して、右のオオドモへ。

やがて、いつもの仲間が7名ばかり集合し、各々がセッティング開始です。

私は、直結を家に置き、ブランコで槍ちゃんと根物を狙います。

風も雨もなく、行けそうな雰囲気がプンプン。

そこへ、船長が最後の天候チェックです。

そして、申し訳なさそうに「ゴメン、やっぱ出れないわ・・・」。

事前に、集合してからの天候チェックで判断は聞いていましたが、やっぱり全員ガックリ。

無理して出ても、釣り時間は1時間くらいが限界とのこと。

前日の電話でNGを言えば簡単ですが、最後なのでできるだけ出したい、そんな船長の気持ちが当日集合&当日判断だったのです。

わかってはいるのですが、皆の顔をみると船長はやっぱり辛いのです。

出てしまえば、たとえ1時間の早上がりでも料金が発生します。

ですから、出ないことがお客さんへの気遣いです。

本当に残念でしたが、結果的には船長の気遣いが伝わり、気持ちよく帰宅したのでした。

船長ありがとう、来年も宜しく!

皆様も良いお年を!


烏賊釣りの新しい友

2007-12-28 23:49:43 | 烏賊族(スルメ&槍)
スルメちゃんは、余程のことがない限り、全部船上干しです。

生で持帰るのは、数回に1回でしかも1杯だけ。
腑と一緒にゲソを焼くときだけです。

船上干しは塩辛にもなりますし、何てったって炙って美味い
それに、ご近所に配ったりするのにアニサキスの心配もありませんし。

ただ、冬場、桶からスルメちゃんを取り出す時や捌いている時の水鉄砲攻撃で袖口が濡れてしまい、後で冷たい思いをするのが嫌でした。

網ですくえばいいのですが、網持参も面倒で、何かいいものないかなぁ?
なんて、いろいろ探していましたら・・・ありました。

完全防水の「ゴム袖付き腕カバー」(送料込:¥6,460)

すぐに注文して、両腕分が到着。
凄~く良い感じです

冬場の釣りには欠かせなくなりそうです。

でも、だいたい準備がいいと、釣れなかったりするんですよね


槍ちゃん、見えず

2007-12-16 19:24:20 | 烏賊族(スルメ&槍)
約1ヶ月ぶりの更新です。

まだまだ、仕事に追われている今日この頃ですが、とりあえず少しは余裕もでき、烏賊ちゃん狩りに。

いつものT丸ですが、ここのところの烏賊模様はスルメちゃんが主役です。

まるで真夏並みに70杯などという数字が出ています。

やっぱり地球温暖化?

今日も、ポカポカと暖かく・・・、と言う予定でしたが、日頃の行いの悪さのせいか、船着場は無風でしたが、いつもの金谷沖には強い風が・・・。

でも、やっぱり釣りは楽しい!

槍ちゃんが出てきてもお迎えができるよう、槍&ムギ用の直結竿と、いつもの槍ちゃん専用竿の2本仕立です。

とりあえずは、ほとんどがスルメちゃんということで、直結竿からスタートです。

釣り座は、大好きな左舷ミヨシです。

そう、今日は直結軍団は忘年会と歯医者さんでお休みなのです。

投入のたびにスルメちゃんが乗りますが、ほとんどが2~4杯で、ムギの季節同様に足1本という浅い乗りなのです。

スルメちゃんなのに外れたりしてしまいます。

しかも、波と風が応援してくれるので、取り込みが大変です。

20杯くらいまでは順調に数がでましたが、それからがさっぱりです。

ポツッポツッと1杯掛けしかきません。

他の烏賊狩り船は、保田方面で頑張って掛けているようです。

しかも、本当に槍ちゃんの姿が見えず、底で暫く頑張りますが、なかなか乗ってくれません。

午後も最後の方で、好調な保田方面に場所を移動し、180~200mで槍ちゃん竿にチェンジしてみますが、他の方には乗っているようですが、私には乗ってくれません。

正確に言うと、1回掛けましたが、慎重に巻きすぎたせいか、途中でバレてしまいました。

こうなると意地でも掛けようと、揺れと戦いながら頑張ってみます。

すると神様は見捨てませんでした。

40cmほどの槍ちゃんが、最後の最後で乗ってくれたのです。

結局、スルメちゃんが32杯で槍ちゃんが1杯。

他の船は、スルメちゃんで束近くの釣果があったようですが、揺れ、風、直結、槍ちゃんと、とりあえずは烏賊狩りを一通り楽しんだのでOKということで・・・。

次回は、スルメちゃん模様でも、最初から最後まで槍ちゃん狙いで行くぞ!・・・と、固く心に決めたのでした。