いか、イカ、烏賊

週に1度しかない貴重な休みは、ぜ~んぶ船の上。いか、イカ、烏賊。10本足に嵌まってしまったサラリーマンのブログ…。

惨敗、マルちゃん

2008-04-27 23:20:12 | 烏賊族(マルイカ)
土曜日(26日)、我がT丸の船長に予約電話です。

ところが、先週と違い声が小さいんです。
「まだ少ないんで、後で電話する・・・」

結局9時近くになって、出船できずという結果になってしまったのです。
内の常連さん達、マルちゃんが嫌いな人が多いんです。
しかたなく、到着順の浦安の緑丸Yへ行くことになったのです。

27日のY丸、烏賊名人のSさんが一番乗りでお茶を飲んでいます。
ブランコ一筋、我がT丸でも、ここY丸でも竿頭の常連さんです。

この日も手作りの7cmスッテ仕掛けで60号オモリです。
このY丸には、もう一人烏賊名人Sさんがいるのだそうですが、今日はお休みとのことです。
(ライトもお上手だそうで、見てみたかった・・・)

久しぶりにSさんは左舷の大艫、私は左舷のミヨシです。
そして、富浦沖からスタートです。

1、2投ともハズレで、ようやく3投目で右舷の方が型を見ます。
しかし、それからは先着1名様状態で、ようやく5投目で私も型を見ます。

富浦沖の僚船は、同じ浦安の黄色Y丸、他は剣崎へ行ったようです。

その後も、ムギ交じりで先着順の状態が続き、お昼を食べ終わってもトップがようやくツ抜けした程度です。
私もちょうどツ抜け手前の9杯です。

そこで船長走ります。
僚船がいる剣崎です。

でも、2回ほど投入しますが反応なく、今度は金谷沖へ走ります。

そして、残り少ない時間でしたが、艫方面で歓声があがります。
5杯掛けや6杯掛けがあったようです。

ミヨシ側では歓声上がらず、大きめのマルちゃんがようやく単発で乗ってきます。
艫側では再投入でもムギ交じりで2~4杯掛けもあるようです。

名人Sさんが4、5回ほどできたようです。
私はその間、この大事な時間をお隣さんとオマツリで、細いPEが痛まないように解きます。

結局は、短い時間の乗り乗りタイムに4杯追加しただけ。
名人Sさんは17杯追加です。(4割がムギだそうです)

そしてタイムアップ、Sさんは33杯(竿頭)で私は13杯。

私は、ムギの模様があるので、沖漬け用のタレを持参したのです。
ところが、皮肉なことにムギがゼロ。
Sさん曰く、「(タレを)用意すると乗らないんだよ」だって。
悔しいので、マルちゃんを沖漬けにしたところ、思いのほか旨いんですね。

次回もタレ持参です。


20日、奇跡の出港

2008-04-20 19:44:08 | 烏賊族(マルイカ)
19日(土)船長に諦め99%で電話です。

私「明日、出ないよね?」
船「今日は無理だったけど、明日でるよ!」

初めて船長の声が、天使の声に聞こえたのです。

なんと、出るんだそうです。
但し、大晦日みたいに桟橋で中止ということも・・・。


20日(日)、釣りキチが6名集合、先週よりも強い風の中を出港です。
天候を気にしてか、最初は金谷沖からスタートです。

雨はありませんが、ウネリと風は相変わらずで、僚船は浦安の両Y丸のみです。
剣崎沖あたりにいるのでしょうか、いつもの他の船は見えません。

立っているのも辛い中、第1投です。
ですが、全員空振り。
第2投、副軍団長Wさんがムギ、私には何とアジです。
直ブラのスッテにスレ掛かりです。(ラッキー!)

ですが、暫くは反応がなく、荒れた海をクルージングで、思わず吐きそうになります。

そのとき、緑Y丸からムギ群れに遭遇の知らせです。
5杯掛けが2回ほどあり、ツ抜けだそうです。

こうなると内の船長目の色が変わります。
マルちゃんには反応しませんが、スルメ系や槍系には異常に反応します。

そして、長いクルージングの末、とうとうムギ群れに遭遇です。
全員が巻き上げます。

私はいつものライトで、上4本直結・下2本直ブラ、PE0.8号、50号錘。
65mほどの水深ですが、50mで仕掛けが止まります。
お隣の釣りキチSさんとオマツリしながら、なんと準パーフェクトの5杯掛けです。

スマックがオマツリと大潮と5杯のムギちゃんで、なかなか巻きあげられません。
仕方なく、やっちゃいけないポンピング気味の巻き上げでようやく取り込みます。

その後もムギ探しのクルージングを続けますが、結局はこの1回だけです。
Y丸はもう1回あり、計3回のムギ狩りを楽しんだそうです。

そして、ウネリと強風の中を、マルちゃん狩りに富浦沖に移動です。
ですが、そこにも僚船はいません。
やっぱりお休みのようです。
いるのは、白い我がT丸、緑のY丸、黄色のY丸の3隻だけです。

ここからが大変です。

小さな反応はあるようですが、強風で竿先が揺れ、ウネリで仕掛けが落ち着きません。
苦労しながらアタリを取るのですが、直ブラには掛からず、掛かるのは直結だけです。
直ブラにも掛かるのですが、途中でバレてしまい、墨やゲソ残りとなってしまいます。
ポツッ、ポツッと1点掛けを5回ほどしますが、ブランコや直ブラ組はほとんどがお凸のままです。。

ようやく、最後の1時間ほどで、強風は変わりませんがウネリが弱くなり3杯。
そして、悔しい4連続バラシがあり納竿です。

諦めていた釣行でしたので、マルちゃん8杯、ムギちゃん5杯、中アジ1匹は満足です。




マルちゃんの反省会

2008-04-15 07:45:36 | 烏賊族(マルイカ)
最悪の結果に終わった13日の日曜日。
帰港後に駐車場で船長と反省会です。

僚船の大津港O丸が剣崎沖でトップが41杯の釣果で、
いくら我がT丸が富浦沖とはいえツ抜けせずでは情けない・・・、
というところから始まります。

そのO丸のK氏ですが、このところコンスタントに40前後で常に竿頭で頑張ってます。
(2番手がようやくツ抜けですから、K氏だけがダントツなんですが・・・)
スルメがよかった昨年は、続けて束釣りを連発していました。
おそらく、東京湾ではこのK氏が烏賊部門のNo1だと思います。
(実はルアーでも竿頭を連発していますので、釣り全てが上手いのでしょうね)

そんなK氏の仕掛けの話。
下2本が直ブラ、上4本が直結の5cm・6本仕掛けだそうです。
これは我々と一緒です。

そして、落とし込みで直ブラに掛け、誘って直結に掛ける2杯掛けが多いのだそうです。
スルメやヤリのブランコでは、よくあるテクですが、マルちゃんでは初めて聞きます。
乗り乗りの日ならともかく、渋い日に「ホンマかいな?」という気もしますが、
他の烏賊でもできるのですから、事実だと思います。

更に、仕掛けは4セット持参だそうで、潮色と天候に合わせて選ぶそうです。
内の船長も詳しくは聞かなかったらしいのですが、簡単にいうと次の通りです。
この日(13日の日曜日)みたいね日には寒色系、
先週(6日の日曜日で、穏やかな日和)みたいな日には暖色系を選ぶんだそうです。

そういえば、先週は赤エビちゃんに乗ってましたし、
今週は、定番のK3などがマルちゃんに人気(?)がありました。

K氏の定位置はマルちゃん以外は右舷のミヨシ、マルちゃんのときだけ右舷の大艫です。
見ていると、シェイク&聞き上げを絶え間なく行っているように見えます。
K氏の実力を知っている内の船のTさんが、見よう見まねでマルちゃんを連釣したこともあります。

そんなこんなで、いつの間にか反省会というよりは、K氏の話で終始してしまったのです。
「上達のコツはマネから始まる」といいますから、K氏をヒントにするのは一つの方法だと思います。
カッコ良く言えば、「ベンチマーキング」です。

結局は、内の船長がO丸の船長から、K氏情報をもっと仕入れるということで解散となったのです。
正に他力本願の我がT丸の面々なのです。


マルちゃん―出直しの日曜日

2008-04-14 07:59:09 | 烏賊族(マルイカ)
夜中の大雨もおさまりましたが、ドンヨリとした日曜日、
我がT丸には、お馴染みさんが8名集合、マルちゃん狩りに出発です。

ご隠居さんのアドバイスで開眼しかけたと思っているだけに、
いつも以上に気合が入ります。


この日は、剣崎を無視して富浦沖へ一直線
我がT丸の他に、マルちゃん狩りにようやく入ってきた僚船K丸
そして浦安の緑船Y丸などがいるだけです。

雨はそれほどでもありませんが、風やウネリがあり、釣り辛い状況です。
ご隠居さんの仕掛けの位置、なかなか守れません。


第3投目までは、誰にも乗りません。
ようやく4投目で軍団長と中乗りMさんにマルちゃんが顔を見せます。
私にはアタリが1回あったでけ、暫く沈黙が続きます。

今日の仕掛けは、前回同様、下2本が直ブラで上4本が直結です。
前回好調だった赤エビちゃんや黄緑エビちゃんなど、そのまま前回と一緒です。

ようやく乗ったのが、釣り開始から5投目です。
小型のマルちゃんがK3の直結スッテにしがみついています。


ですが、ここからが悲劇の始まりです。
揺れる中でようやく掛けるのですが、巻き上げ途中で外れる、
こんな繰り返しが続きます。

合わせが遅いために、逃げ際に触腕が掛かり、上げる最中に外れてしまう、
こんな感じです。
勿論、ゲソだけ、墨だけもあります。

厳しい状況の中、周囲がビックリするほど巻き上げるのですが、取り込めません。
いっそのこと、全部直ブラにしてしまおうかなとも思いましたが、
それでは訓練になりませんので、弱気を捨てて、巻き上げバラシを繰り返します。

しかも、模様も良くなく、クルージングも多くなり、いつの間にか寝ていたりして
明らかに諦めモードに変わっていきます。

やがて、富浦沖を離れ、金谷沖まで反応探しながら長いクルージングです。
途中で、中乗り業務中のご隠居さんを見かけますが、挨拶する間もなく通り過ぎます。


結局、こんな調子で一日が終了。
惨敗のマルちゃん3杯、船中ツ抜け無しという結果です。

唯一の救いはアタリの数。
あの揺れの中で、他のメンバーは渋いだけだったみたいな感想でしたが
それなりにアタリが取れ、超渋という感じではなかったからです。
(もっとも、後半の2時間は超渋でしたが・・・)

それと、桟橋での船長との反省会で次回の課題も見え、
「よ~し!来週も頑張るぞ!!」


ムギちゃんの準備?

2008-04-09 08:28:51 | 烏賊族(スルメ&槍)
今は、まさにマルちゃんのシーズンですが、性ですか、次のムギちゃんに備えなければなりません。

1~2月に荒天で出船できなかったおかげ(?)で買った750MTもあるし、準備はバッチリと思っていたのです。
ところが、この前乗った浦安のY丸で、もう一つ準備品を追加することにしました。

それは投入器です。

釣堀屋さんのポリカステン製の15本があるのですが、やっぱり45mmの径はスルメちゃんの直結太仕掛けには収まりが・・・
特に雨の日は苦労したりします。
(社長のAさんには、50mmも作るよ!って言われてたんですが、扱いを乱暴にしてもヤマシタの方が頑丈で・・・)

Y丸はヤマシタの50mm径の投入器が常備品で、5mmの大きな差を実感したのです。
たった5mm、されど5mm。
10~12号で作る仕掛け(ムギは8号程度ですが)は、この5mmがおおきいんですねぇ。

なんて、自己暗示にかけ、買ってしまいました15本。
ネットの方が圧倒的に安かったので、新品でも約2万円です。

ポリカステンの軽さと比べると圧倒的に重いのですが、荒れたときには逆に扱いやすくなるはずです。

一応、8本+7本の2列で並べて組み立てましたが、結構な力仕事なのです。
筒と筒を繋ぐジョイントのプラスチックの噛合せがたいへんで、結構な時間がかかってしまいました。



ご覧の通り存在感は抜群ですが、幅を想像以上に取ってしまいました。

組み立ててから、6本+5本+4本の3列仕立てにするべきだったか悩んでいます。
3列仕立ては、ご隠居さんの定宿I丸がそうですが、見た目にもコンパクトになります。

う~ん、悩んじゃいます。
後1ヶ月程この悩みは続きますが、出来上がりを想像していてもしょうがないので、週末に組み立て直してみようかな?









6日のマルちゃん

2008-04-07 11:07:32 | 烏賊族(マルイカ)
5日の夜、ご隠居さんからの電話。
マルちゃんの釣り方のアドバイスです。

内容はご隠居さんがブログに書くまでは内緒(笑)ですが、簡単に言うと、仕掛けの位置についてです。
アドバイスの内容は、貧果続きの私には目から鱗で、えらい勘違いをしていたのです。 



6日、アルバイト続きの船長(笑)ですが、見捨ててないお客が12名。
我がT丸としたら上々の入りです。
ライトタックルが7名に、ブランコ4名、そして何故か根物が1人です。

私は珍しく左舷大艫で、直ブラ2本&直結4本の仕掛けに50号錘で開始です。
場所はここのところ釣果のでてる剣崎沖です。
タナは65~70mで、富浦沖よりはやや深くなっています。

ご隠居さんのアドバイスで気合が入っているのですが、反応がないのか、暫くクルージングが続きます。
他の船もバラけていて、せっかくの気合もやや湿りがちになってしまいます。

待ちに待った第1投ですがハズレで、第2投でミヨシでムギちゃんが掛かります。
3投目もハズレて、待ちに待った第4投、小粒ですがマルちゃんが赤エビスッテに乗ってきます。
(この日は、この赤エビちゃんが釣果の半数を稼いでくれました)

2回目というような状況はないのですが、他の人が乗せられないのに、ポツリポツリ掛かります。
また、いままで拾えなかったアタリや前アタリ(モタレ)もあったりします。

渋い状況での釣りは時間が長く感じるのですが、少ない釣果の中でも、いつもの倍以上のマルちゃんの殺気を感じるのです。
釣っていて楽しい、そんな感じなんです。
あっという間の1日だったんです。

釣果は15杯とイマイチですが、ツ抜けが私と直結軍団長の2人だけ。
しかもこの他にも、この前同様1杯が排水口から脱走し、これまたオマツリ騒ぎで2杯ほどが脱走です。
禁断のエリアで稼いだ船もあったようですが、(こういうところは)真面目な船長、じっと我慢の70mダチ操業だったので、私には上出来です。
いつもなら、6~8杯程度で終わったはずです。

ご隠居さんに感謝感謝の一日だったのです。
ご隠居さん、ありがとう!

PSです:アドバイスの内容、知りたい方はご隠居さんの定宿I丸さんへどうぞ!