「昭和の日」の烏賊ちゃん釣果－前編

いつになっても、２９日が昭和の日というのはピンとこない。（どうしても天皇誕生日になってしまう世代なのです。）

そしてＧＷも５月５、６日だけが連休で、２９日は私にとっては単なる日曜日。（休みが一杯の世間が羨ましい！）

いつものようにＴ丸で烏賊ちゃんに。

先週の荒天とは正反対の好天で、波もなく穏やかな東京湾を一路久里浜へ。

先週に引続き、美味しいマルちゃん狩りだ。

先週の結果から、今回の仕掛けは５cmのチビスッテ５本＋チビプラヅノ１本の直ブラ６本仕掛が本命。

だけど、つい欲張ってムギちゃんも狙い、７cmスッテ（浮）７本＋１１cmプラヅノ５本のサンドイッチ型ブランコ１２本でスタートすることにする。

そして道具は、昨年調達したＳ社の深場用のマルちゃん竿にＤ社の400FBeの電動。

久里浜沖には好天のせいか、マダイ船と烏賊狩り船で大賑わい。

しかもどの船も大入り満員で、我がＴ丸も１３名の満員御礼。


（穏やかな海の正面に富士山、右に東電のエントツとマダイ船と烏賊狩り船。のどかで、いいねぇ・・・。）

瞬間的に「好天」＋「大入り」＝「絶不調」の公式が頭を過ぎるが、身体中にアドレナリンが充満していて、そんな不安もあっという間に吹き飛ばす。

私は、左舷の艫の２番手で、お隣は根物師のＷさんと絶叫オジサンことＨさん。（このＨさんは、お酒が入ると大声を出して船中に気合をいれるのです。当然ですが、近くを通る船の人達は「何事が起きたのか？」と、ビックリしてしまうのです。ところが何にも無いのです。そんなこんなで、他の船長がこのあだ名をつけたのです。）

期待の第１投、ブランコ、直ブラ、直結と、様々な仕掛けが一挙に投入。

直ブラはシャカシャカとシェイク、ブランコは大きくアオル、直結は浅いのでユックリと巻き上げる。

６０ｍ程のタナを思い思いに烏賊ちゃんを探る。

穏やかな天候の中、アドレナリンが充満しながらもゆったりとした烏賊ちゃん狩りがスタートした。

来週のために・・・

21日、22日の文字通りシケ後の23日（月）。

どの船もマルちゃんやムギちゃんで忙しかったみたい。

ムギちゃん＆スルメちゃんのＯ丸とＧ丸。

マルちゃん＆ムギちゃんのＩ丸と日曜日欠勤のＹ丸。

Ｉ丸は、マルちゃん＆ムギちゃんで68杯だって。

たった１日、されど１日。

この差が大きいんだよね・・・。

仕方が無いので、来週の為の仕掛作り。

22日にダメにしてしまった直ブラを、ショートプラヅノ１本、５cmスッテ５本の６本組で作った。

一番下に濃青のプラヅノ、後はスッテだ。

それに、浮きスッテだけの６本組と、プラヅノ＆７cm７cmスッテを半々の６本組。

とりあえず幾つか来週のために作ろう。

22日の烏賊ちゃん釣果

新しくなった桟橋に到着すると、既に７名ほどが乗船済み。

釣りキチのＳさんと直結軍団長Ａさんが立ち話をしている。

「今日は風が強いから、途中でＵターンかもよ。」

確かに、21日（土）もほとんどの船が出ていなかった。

今日は剣崎沖でマルちゃん狩りということなので、洲の崎に比べれば揺れは少なそうだが、はたして途中の波は？

などと心配しながらも、船長の「大丈夫だよ」の一言で総勢10名で出発。

いつものミヨシ側のキャビンに私とＳさん、それに同じ年齢のＯさんと仲乗りＭさんの４人。

東京湾に出る前の荒川でギッコンバッタンが始まっている。

みんな「厳しいね・・・」

以前、集団船酔いになった日を思い出す。

しかし、２時間半の時間をかけて剣崎沖に到着。

風も波もあり、前途多難な今日一日が予想される。

船長は11cmの「プラヅノ主体でいいよ」ということだったが、マルちゃん本命ということで５cmのチビスッテの直ブラでスタート。

竿は昨年調達したマルちゃん専用の深場用。

やや長いのが難点だが、この日のように揺れがひどいときには、短めの物よりは取り込みがしやすい。

初アタリは第２投目で、明らかに多点掛けの重さ。

左舷ミヨシから２番目なので、揺れを竿で吸収しながらの取り込み。

あがってきたのは、ムギちゃん１とマルちゃん２、それにマルちゃんのゲソと墨付スッテ。

５本の直ブラ仕掛だったので、パーフェクト攻撃を受けていたわけだ。

そして、これが我がＴ丸の烏賊ちゃんの第１号。

その後は、写真の通りキントキ攻撃がしばらく続き、マルちゃんは一休み。


（キントキの下の方にマルちゃんが見えます）

私はキントキを５匹をゲット。

キンメほどの身の柔らかも甘みもないが、煮付けにしたら美味しい魚なので嬉しくなる。

後ろでは、直結軍団Ａさんが直結の仕掛に２匹掛けている。（この人、直結なのにいろいろな魚を掛ける。たいしたものだ。）

このキンントキ騒ぎが終わると、ようやくマルちゃんタイムが始まるのだが、揺れのせいか１点掛けが大半となる。

この日の最高は、釣りキチＳさんがプラヅノからスッテ仕掛に替えた直後の５点掛け。（この内１杯はムギちゃん）

風＆波も収まらず、残念ながら13時の早あがり。

私は、マルちゃん15杯、ムギちゃん２杯、キントキちゃん５匹で、お土産としてはある意味最高の釣果。

ようやく美味しいマルちゃん狩りのシーズン到来で、来週からの烏賊ちゃん狩りが楽しみになる。

今日の烏賊ちゃん、22日の烏賊ちゃん？

今日の烏賊ちゃんは、好天ながらもやっとツ抜け程度の渋ノリだったみたい。

どうも雰囲気的には槍ちゃん＆スルメちゃんから、マルちゃん＆ムギちゃんにシフト・チェンジ？

そうすると明日の釣果次第では、我がＴ丸の船長も金谷沖あたりで美味しいマルちゃん狩り？

それなら今時の直ブラ仕掛と、チビイカ５＆７にカットしたプラヅノのブランコ仕掛。

そうそう、ムギちゃん＆マルちゃん兼用のスッテの直結も入れないと。



仲乗りＭさんは、昔ながらの各種スッテにハリス25～30cmのマルちゃん用のブランコ仕掛。

直結軍団のＡさんはマルちゃん用のナマリスッテの直結仕掛。（マルちゃんが触っているのが、よくわかるらしい。但し、掛けるのが結構たいへんらしい。）

なんだかんだで、みんな本音ではマルちゃん好きが多い。

やっぱり美味いというのは何より素敵だ！

直結仕掛

昨日は大荒れでどこも出船せず。

16日（月）も出船はＧ丸だけ？

でも、48杯はいい感じ。

ここ２日ほどは荒天の予報なので、22日（日）は荒れ後で絶好調（？）

先日作った直結仕掛でバリバリ乗せる？

それとも濁り潮で、オールスッテの仕掛が活躍？

とりあえず、11cmから18cmまで、６～７種類は持って行きたいと思う。

竿は新しく仕入れたＡ社の170cmのアジビシ竿。

直結にはちょっと長い。

でもブランコも兼用できるので、体力的には自信がないけどチャレンジしてみようと思う。

普段は125cmから160cmだから、やっぱりきついかな？

念のため125cmも持って行こう。


（前回掲載し忘れした14cm・12本プラヅノ直結仕掛けです）

15日用の直結仕掛

やっとこさ放って置いた15日（日）用の14cm直結仕掛を作った。

投入器の定員一杯の15本にするか瞬間的に悩んだけれど、やっぱり12本にしてしまった。

下から濃青、ピンク、蛍紫の順で３組９本に、角ヅノ的にラメ（？）の入った赤＆白と赤＆黄のＣ店で買った新種（？）のプラヅノ２本、そして最上段に濃青となっている。（何故か、直結でもブランコでも最上段は濃青が基本になっている）

ハリスは、中オモリから最上段までは12号、１～７本目までは10号、８～12本＆オモリまでは８号。

全部10号でもよさそうだけど、とりあえずセオリーどおりということで・・・。

直結軍団長Ａさんは、キラキラブルーを15本～20本で、確かハリスは14号。（たま～に、赤白のガス巻きが１本入ることがある）

私は、貧乏性というか心配性というか、どうしても１色にはできないでいる。

とりあえず３色は入れてみたいのだ。

以前なら、５色×２＋角ヅノ１＋最上段の濃青１＝12本で作ることが多かったので、これでもおとなしくなった方だ。

中には、プラヅノにガス巻き用の糸を巻き込んだものだけの仕掛も何組か作ったけど、いつも１回限定でしまい込んでしまっている。

まあ、結局はアイデア倒れで実績が伴わないんですよね。

だから、しまいこんだ仕掛けが10セットほど並んでいます。

夏場のスルメちゃんオンリーの時期には、絶対に持って行こうと思うのですが、結局は無難なセットを持って行くんです。

面倒くさがりというか、臆病と言うか、欲張りというか・・・？


（仕掛を撮り忘れたので、最近とみに可愛くなったバート君）

本日の烏賊ちゃんの釣果は？

午後９時過ぎに義父の３回忌法要から帰ってきて、各烏賊狩り船のチェック。

我がＴ丸は、4～21杯で、半数近くが槍ちゃんとのこと。

それに、仲乗りＭさんが、またマダイの2.3kgだそうな。（また、来週の船中はこの話題でうるさそうだな・・・）

どこの船も一緒のようで、スルメちゃんと槍ちゃんが半々程度で、直結組はスルメが多、ブランコ組が槍が多の模様。

雰囲気は先週と一緒の感じなんでしょうね。

とりあえず来週も槍ちゃんとスルメちゃんの両方を持って行こう。

今週の烏賊ちゃん狩りは・・・

ここのところ娘のＰＣの調子が悪く、連夜でその手当てというか調整というかで、14cmの直結仕掛は手付かずの状態。

いつもならＰＣそっちのけで仕掛作りを楽しむんだけど、15日（日）は義父の３回忌法要で家内の実家の海無し県へ。

従って、今週の烏賊ちゃん狩りはお休み。

土曜日に法要で、その夜から義弟の家族と一緒に温泉で一泊。

烏賊ちゃん狩りには行けないけど、温泉と会席料理でそれなりに楽しいはずなのに、残念ながら副鼻腔炎（蓄膿症）のおかげでお酒がＮＧ。

楽しみ半減どころか、４分の３減くらいの感じなんです。

15日（日）は唯一の雨無し日になりそうで、絶好の釣り日和の見込み。（14日の土曜日はちょい荒れみたい）

いいなぁ、みんな・・・。

まさか、マルちゃん狩りなんて悲しい話にならないよなぁ・・・。

昨日の烏賊模様：Ｙ丸もＧ丸もトップが20～30杯とスルメちゃんはマアマア。

水曜日の烏賊ちゃん模様

11日の水曜日は、不動産業界や流通業界人がお休みで、以前なら大勢の釣り人で賑わっていたのだけど、ここのところ一部の人気乗り合い船を除くと、閑古鳥というところが多いみたい。（我がＴ丸は、何故か平日は別の仕事で、土日祝日勤務という変な烏賊狩り船なのです）

不動産業界はミニバブルの再来のようだし、景気も徐々に上向きのようだし、また以前のような釣り状況になるのかな？

そんな今日この頃（水曜日）の釣果は、Ｉ丸、Ｙ丸、Ｏ丸、Ｇ丸など、ぼちぼちの烏賊ちゃん釣果。

暫くはこんな感じなのかなぁ・・・。

ところで、マルちゃんは噂を我がＴ丸では聞かないが、内房や久里浜あたりではそれなりに釣れてるらしい。

Ｔ丸はまだマルちゃんだけの釣行はない。

そろそろ行きたいし、マルちゃんの甘～い刺身を食べたいな！

ps：パラグアイのＩさんからメールが到着。現地では全く事件の情報が入らないとのこと。しかも事件のおかげで大使館のゴルフ仲間の職員が忙しいらしく、ゴルフに参加できずに周囲が迷惑している、とのこと。
日本の状況とは大違いで、ある意味のんびりした空気が一杯で一安心した。

烏賊ちゃんのプラヅノ

８日（日）の烏賊ちゃん狩りで、仲乗りＭさんが落としてしまった14cmの直結仕掛。

家で作り直そうと思ったら、これはと思う今時のプラヅノがないんです。

昔のプラヅノばっかりで（多分どこかに隠れていると思うのですが）、この際だから新品を仕入れることに下。

家から一番近いのは、釣り用品専門チェーン店の「Ｊ」の常盤平店。

８日の帰りに寄ってみるが、バラ売りの14cmプラヅノが無い。（仕掛のセットは売っていた）

あるのは11cmと18cmのみ。

仕方がないので、会社から一番近い神田駅近くの「Ｊ」の神田店へ。

ところが、ここにも置いてない。（やはり11cm＆18cmだけ）

スルメちゃん＝夏場はわかるけど、釣具の専門店なら一年中置くんじゃないの？

最後は、仕事のついでにフラッと寄って会員登録した、これまたチェーン店の「Ｃ」の日本橋店へ。（会社からは地下鉄利用で２駅）

ここには、あった！

勿論、11cmも18cmも全部ある。

我がＷ丸の常連さんの買い物は、この「Ｃ」が圧倒的に多いようで、あちこちで会話に出てくるのだ。

名人Ｓさんなどは、最寄店の店長に烏賊狩りの指導をしているようだ。（平日にＹ丸に出かけていたのは、実はこのレッスンのためだったのです）

私は、個人的に知っている幹部社員がいる関係（最近は全く会ってませんが）で、できるだけ「Ｊ」の各店を利用するようにしているのだが、今回のようなことがあると悩んでしまう。

他の釣り物の小物が揃っているかどうかは、最近あまり興味がないので知らないが、烏賊ちゃんに関する限りは「Ｃ」に軍配があがった。

時間があれば、渋谷の「Ｓ」なんかもこじんまりとしているけど好きで、オリジナル品なんかを買ってくることがある。

ここはいかにも専門店という風情で、チェーン店（ここも都内に数店舗あるので、ある意味チェーン店？）にない趣がある。

私に、もし時間とお金があれば、絶対やりたいのが「烏賊料理専門店」と「烏賊釣り用品の専門店」。

烏賊三昧の生活を楽しむのだ！

でも、当分は無理なので、誰か釣堀屋さん（投入器などのオリジナル釣り用品製作屋さん）のような烏賊キチの方！

烏賊釣り用品の専門店、開いてみませんか？