北森ちえさま『算数パズル王国を救え!』シリーズの第3巻。
ついに完結です。
算数パズル王国の双子のプリンセス、数理紅(すうり・べに)と数理藍(すうり・あい)。
5歳の誕生日の日に、パパの書斎に浮いているドーナツを見た。
5歳の誕生日の日に、パパの書斎に浮いているドーナツを見た。
その日以来、パパは行方不明。
パパ失踪の秘密をさぐるため、ふたりは王国執事の晴日と雨月、セキセイインコのガロアとともに、
パパ失踪の秘密をさぐるため、ふたりは王国執事の晴日と雨月、セキセイインコのガロアとともに、
ドーナツの穴を通って、算数パズル王国にやってくる。
いきなり、動物レースパズルを解かされ、王国のパパの部屋に。
部屋には宝石箱があり、その下には帽子の色パズルが。
パズルを解いて宝石箱を開けると、
「私にもしものことがあれば、オイラーを探せ」とあった……
今回のパズルも難しくて楽しくて。
「一筆書きできるルール」なんて知らなかったな。
パパを見つけ出したあとの、算数パズル王国とこちらの世界をつなぐ方法が、すばらしかった。
そして、パパとママが出会った時のドーナツパズルも良かったなあ。
あいさつが「パズル!」っていうのもいいなあ。
北森ちえさまだから書ける算数パズル王国の物語。
すっごく頭を使って、面白かった!
北森ちえさま、ますますのご活躍を!
パズルっていいなあ。ほんとにいいなあ。
解いている時間は至福の時間。
あ、そうか。だから子どもたちも楽しいんだな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)