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川天使空間

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『ドーナツの穴の謎』 北森ちえ・作 watori・絵 国土社

2022年12月08日 04時51分57秒 | 創作・本の紹介
北森ちえさま『算数パズル王国を救え!』シリーズの第3巻。
ついに完結です。

 算数パズル王国の双子のプリンセス、数理紅(すうり・べに)と数理藍(すうり・あい)。
 5歳の誕生日の日に、パパの書斎に浮いているドーナツを見た。
 その日以来、パパは行方不明。
 パパ失踪の秘密をさぐるため、ふたりは王国執事の晴日と雨月、セキセイインコのガロアとともに、
 ドーナツの穴を通って、算数パズル王国にやってくる。
 いきなり、動物レースパズルを解かされ、王国のパパの部屋に。
 部屋には宝石箱があり、その下には帽子の色パズルが。
 パズルを解いて宝石箱を開けると、
 「私にもしものことがあれば、オイラーを探せ」とあった……

今回のパズルも難しくて楽しくて。
「一筆書きできるルール」なんて知らなかったな。
パパを見つけ出したあとの、算数パズル王国とこちらの世界をつなぐ方法が、すばらしかった。
そして、パパとママが出会った時のドーナツパズルも良かったなあ。
あいさつが「パズル!」っていうのもいいなあ。

北森ちえさまだから書ける算数パズル王国の物語。
すっごく頭を使って、面白かった!

北森ちえさま、ますますのご活躍を!

パズルっていいなあ。ほんとにいいなあ。
解いている時間は至福の時間。
あ、そうか。だから子どもたちも楽しいんだな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)