チョコが逝った日の雪

25日金曜日の夕方、チョコが逝った。
その日の朝、起きたらこんな雪景色だった。



結局、10センチも積もったっけ。



真っ白な雪の中で、眠るように逝った黒猫。
今も、アン、と顔をだすような気がして。
いつまでも引きずっていられないな。

父も血圧が下がってきてあと何時間保つかというところ。
今日は旦那様が入院。
粛々と、やれることをやるだけ。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)

おちつかないジジ

昨日も今日も、ジジが落ちつかない。
甘えてすり寄って、時にぼんやり。

旦那様が「ジジ、チョコどこ行ったの？」と聞くと、「ナァ」と鳴いてぐるぐる回る。
やっぱりチョコがいないのがわかっているようで。

チョコは昨日、裏庭に埋葬した。
いつでも会える場所で、自然に還ってもらおうと。
その場所に、白い木蓮と白いヒヤシンスを植えた。
ジジたちが２階から見える場所。



ジジはチョコが1歳になろうとする8月末、犬猫ネットワークから譲り受けた猫。
チョコをお母さんのように慕って育った。
こんなふうに、いつもいっしょに寝ていたっけ。



さびしそうなジジ。
昨日はたくさん抱いて、撫でて遊んであげた。

チョコ、お空の上から、ずっとジジを見守っていてね。

心が動きすぎると何も書けないものだなあ。
父は意識がなくなってモニターをつけている。
明日、旦那様が胃の手術で大学病院に入院する。
怒濤の日々だなあ。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)

天に召されたチョコ

昨夕10時頃、チョコが天に召された。

食べても食べても体重が減ってきていた。
たぶん現時点で2キロくらい（肥満していたときは6キロ以上あった）。
歯肉炎からの皮下膿瘍と、病院で検査してもわからなかったが、なにか悪性疾患があったのかもしれない。

白内障や認知症も進んで、リンやジジと遊べなくなっていた。
2、3日前から失禁するようになり、丸いベッドの中で水やちゅーるをなめるだけだった。

けれど昨日帰宅したときは、チョコ、と呼ぶと、アン、と返事し、
背中やおでこを撫でると、ゴロゴロ、気持ち良さそうに喉をならしていた。



あんまり気持ち良さそうだったので、
「ほら、チョコ、喉ならしているよ」と旦那様にも電話でゴロゴロ声をきかせた。



リンとジジは、そんなチョコを、遠まきに見ていた。

ところが夜8時すぎには返事をしなくなり、大きな下顎呼吸を2回。
その後、しずかに、ほんとうにしずかに、息が止まっていった。

16年、一緒に生きてくれてありがとう、チョコ。
私が子宮腺筋症の術後、チョコがベッドで一緒に寝てくれた。
何度何度も舐めてくれて、すごくうれしかったっけ。

チョコ、お空の上でも、やさしいチョコでいてね。

チョコのページ

チョコのために言葉をつないで。
今日こそ、びよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)

フキノトウの季節

ほわっと開いたフキノトウ。
今は柔らかいものが多い、いちばん美味しい時期。

昨日仕事帰りに父を診て（意識レベルかなり低下）、
家に帰り車を車庫に入れようとして、ふと思った。

　春の香り、食べなくちゃ！

20個ほど摘んで家に入ると、チョコが荒い息で寝ていた（ベッドの中で失禁中）。
寝床をきれいにして、たくさん撫でてあげた。

フキノトウは洗って、フキノトウ味噌と天麩羅にした。

ふわりと、春の香り。
春の元気をもらったような。

しんみりとファイルを開いて。
今朝は外が真っ白。
まだ雪が降り続いている。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)

ひっそりとキクザキイチゲ

陽当たりのいい川の土手に、キクザキイチゲを一輪だけ見つけた。

まだこんなつぼみ。
暖かな陽射しの日がつづくと、ぱあっと開くかな。

静かすぎる毎日でこわいくらい。
病院で父のやせ細った手を撫で、家では背骨が目立つチョコの背を撫でている。
どちらも苦しい様子がないのが救い。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)