佐々木ひとみさま、野泉マヤさま、堀米薫さま、三人合作の「みちのく妖怪ツアー」。
今回は第5作「バーチャルツアー編」。
いつものように東北六県をおひとり二作ずつ、担当されている。
1. 天邪鬼(山形)
「山形の妖怪めぐり」に参加する千広。
蔵王の樹氷から山寺、くらげ水族館にケサランパサランを楽しむが、
バーチャルツアーに入ったままPCをシャットダウンされてしまう…。
2. 影取り沼(秋田)
秀人が「秋田の写真スポットを妖怪が案内」に参加すると、
ガイドがサガナちゃんだった。
黄色の桜並木も雪景色、かまくらに大曲の花火。
甘酒を飲まなかったので、なんとか脱出できて、ほっ。
3. オドデさま(岩手)
母さんの大切な指輪をなくしてしまった未来。
「失せもの・探しもの・未来を占う怪鳥オドデさまの伝説体験ツアー」に参加。
おかげで見つかったが、オドデさまに狩られてしまい…。
4. 亀姫(福島)
「きらきらるんるんコスプレでお姫様?○○姫様体験の旅」に参加したかれん。
猪苗代湖を楽しみ、猪苗代城(亀ヶ城)で姫コスプレを楽しむ。
が、亀姫が現れて、かれんは亀姫の小間使いにされてしまう…。
5. 鬼コ〔青森)
妖怪バーチャルツアーに都市伝説「そのまま帰って来れなくなる」があることを知った治見。
慎重に参加して青森の「鬼神社」へ。ガイドは鬼コ。
鬼の力を手に入れひきずりこまれかけたが、臆病だったゆえに脱出。
6. 賢淵の蜘蛛(宮城)
フィギュアスケーターの弟中心に家族が回っていて、自分を亡くしていた清香。
「仙台城下ふしぎツアー賢淵の蜘蛛と知恵くらべ」に参加。
参加者の中に右の足首に虹色の糸をつけたぼんやりした青白い顔の子どもたちが。
その糸を切ると、脱出できなかったこれまでの参加者が現実に戻る。
最後にみんなが救われたと思ったら、清香の足首に虹色の糸が…。
いやあ、それぞれにこわい、こわすぎる。
名所めぐりのツアーは楽しいからこそ、その後の奈落がこわい。
最後に取りこまれたみんなが助けられて、
第五巻はトラウマにはならないな、ああ良かったと思ったらまた奈落って。
みなさま、すごすぎます。
堀米さま、野泉さま、佐々木さま、さらなるご活躍を!
こわい話ってこうやって書くのだなということを教えてもらったような。
昨日の発熱外来も大変だったけどHER-SYSが動いていたからなんとか。
そんななか、後藤(井嶋)敦子宛に小児科関連の雑誌から寄稿依頼。
ちょっとうれしかった。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)