川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

アイシングな朝

2021年01月31日 06時01分59秒 | 自然観察

夜じゅう猛吹雪が続いたので、夜が明けると家が凍り付いていた。



風除室も雪でアイシング。



出勤の時に雪は止んで、朝の満月も綺麗だったが、



山の木々もアイシング。



朝陽がのぼり、幹線道路を走って行くと、他の家々もおんなじだった。



積雪は20㎝ほどで、夫氏が雪かきしてくれた。
(途中でキャタピラのゴムが外れて業者さんに直してもらい)

寒いし、いろいろ手間もあるけど、雪の季節ってきれいだな。
(ストーブがあるから余裕かましております)

朝、少し書いた。
今日は童話塾 in 東北のZoom会議。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)


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『物語のゆりかご』第2号 岩手児童文学の会

2021年01月30日 05時41分02秒 | 創作・本の紹介

岩手児童文学の会・会長、AIYAの会のお仲間のちばるりこさまから届いた同人誌。

ちばさまのお話は『おたまじゃくしのドレミ』。

 オタマジャクシにドレミと名前をつけて飼おうとしたのに、誤って飲んでしまったアオト。
 ドレミはお腹の中でカエルになるまで過ごすという。
 そして「アオト君がピンチの時は必ずお助けします」と。
 音痴なのに、いい声で上手に歌えたり、カナヅチなのに速く泳げるようになったり。
 そしてドレミは…。

AIYAの会の第一回で読ませていただいた作品ですが、最初に読んだ時より、
アオト君やドレミの気持が、すうっと伝わってきて。

そして、季節風同人の田沢五月さまの『コウタとおれと』。

 古い田舎家に住みついている猫又の「おれ」は、人間には見えない。
 ところが春休みにやってきたコウタには見えるらしく、メザシを盗んだだろうと責められる。
 シッポを洗濯ばさみで挟むとかイタズラばかりされて、平和な生活がおびやかされる。
 ばあちゃんがコウタに話す昔話を聞いて、おれがこの家にいる理由を知った。
 春休みが終わりコウタが帰る前夜、コウタは高熱を上げ…。

おれとコウタ、この枚数でキャラに感情移入してしまった。
東北弁の昔語りって、最強。

おふたりは「みちのく童話賞」のスタッフ仲間。
3月から募集開始。
よろしくお願い致します!

昨日は熱のない風邪引きさんが多かった。
聞くと「兄弟に風邪症状があると、他の兄弟も出席停止」とのこと。
養護の先生にお伺いしたら、
「同居する家族に発熱などの風邪症状が見られる場合の児童についても、
 自宅で休養させるようにすること」と教育委員会から通知が届いたと。
出席停止になるようで、これからどうなるんだろう。
市立秋田総合病院のクラスター、まだ続いているし。
そして今日は雪の中を出勤。どうかホワイトアウトになりませんように。

今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)


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『 アテルイ 』 おおぎやなぎちか・作 江頭大樹・絵 くもん出版

2021年01月29日 05時41分15秒 | 創作・本の紹介

ずっと楽しみにしていたおおぎやなぎちかさまの「アテルイ」。
副題は「坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士」。
ついに読むことができた。

アテルイはサヌ村の長(おさ)カンガの息子。
オオカミに襲われた時、母ユシカが我が身を犠牲にして5歳のアテルイを助けた。
妻を失ったカンガは「アテルイがユシカを殺した!」と息子を憎む。
祖父は「あの家にいれば、おまえはいつか死ぬ、たとえ生きのびたとしても、心が死んでしまうだろう」
と、イサ村へアテルイを逃がす。
イサ村の巫女シンラに助けられ、その息子、イサ村の長ヤソシマを父と慕いつつアテルイは育つ。

十歳になったアテルイは、キジ狩りの折、自分と同じくらいの歳の少年に出会う。

 浅黄色の衣類のすそが、風を受け、はためいている。

鶴丸、後の坂上田村麻呂との出会いだった。
アテルイはキジを仕留め、鶴丸は外す。
そしてアテルイは鶴丸が川に落ちそうになるのを救う…

壮大な物語だ。
文字を持たないエミシだが、その心意気は朝廷軍と変わらない。
村の人々の生活を守るため、エミシは戦いを選んだ。

アテルイは度々自分の前に現れる「そいつ」- 悪の心だろうか - の声
 —こっちへこい。 —世界をおまえのものしろ
に逆らう。

結果的に朝廷軍に服従することになるが、坂上田村麻呂とアテルイの魂のつながりが、
無益な戦いを終わらせることになったのだなと思わせてくれた。

わずかな史実をもとにしたフィクションとはいえ、
ここまでの物語を紡ぐおおぎやなぎさま、すごい。

すばらしい物語を世に出し続けているおおぎやなぎさま。
みちのく童話賞のあれこれも忙しくなってきた時なのに、頭が下がります。
ますますのご活躍を!

すごいなすごいな、と、ため息しか出ないって(笑)。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)

コメント (2)
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霧氷

2021年01月28日 05時58分02秒 | 自然観察

大学病院敷地脇のケヤキに、霧氷ができた朝。



放射冷却で、朝霧が枝に凍り付いていた。
朝陽のなかで、きらりと輝いて。



こんな朝は、気持ちもきりっと引き締まる。

週末はまた嵐の予報。
停電にはなりませんように(ストーブあるので大丈夫だけど)。

みちのく童話賞の応募開始まであと一月あまり。
すてきな作品が集まりますように。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)

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こんな時に、日本脳炎ワクチン不足

2021年01月27日 06時02分55秒 | 小児科

日本脳炎ワクチン「ジェービック」が、4月から出荷停止になる。



製造ラインで問題が生じたのが原因とのことだが、
4月から今年いっぱいジェービックは出荷されないとのこと。

うちのクリニックではもうひとつの日本脳炎ワクチン「エンセバック」使用中。
けれどジェービックのシェアが高いので、日本脳炎ワクチンが不足するのは必至。

一昨日、MRさんがこの案内を持って説明に来てくれた。



エンセバックは増産中だが絶対的に足りないので、追加とⅡ期の日脳ワクチンを延期し、
受けられなかった分は来年以降接種して欲しいとのこと。
接種期間が過ぎていても、特例として受けられるようにするらしい。

日本での日本脳炎発生はごく稀なので、仕方ないのかと思う。
(でも世界では年間まだ15000人も亡くなっている感染症)
ただ「特例」という言葉を聞いたとき、「えっ、また特例!」と、小児科外来に緊張が走った。
というのも、2005年から5年間ほど、日脳ワクチン副反応の問題で積極的勧奨の差し控えがあった。
再開後、その時期に接種を受けられなかった人が「特例」として今も受けられるのだけれど…。

その対象者になるかどうか見極めるこの表が、ひどくややこしい。



うちは看護師さんがチェックして、さらに私がチェックしているが、それでも間違えることがある。
その時は「接種の誤り」の詳細な届出を出す(制度上の誤りで免疫獲得上まったく問題ないけれど)。
保健所の方もわざわざ出向いて説明にいらして、新型コロナで多忙なのに申し訳ない限り。

こちらの特例も継続しつつ、また新たに「特例」の表が追加されるんだろうな。
もっとわかりやすいやり方はなかったのかな。
保健所がさらに多忙になりませんように。

本の解説文を書いて。
今夕、中学校のケース会議にZoom参加。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)

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