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川天使空間

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ケージの中の「ふう」

2017年11月07日 06時17分56秒 | 
昨夕、かねてからお話のあった猫ちゃんが、診療を終えたクリニックにやってきた。



「こんなに大きくていいですか?」と飼い主さん。
飼い主さんは、なんと、療育センターの看護師さんだった。
杉の子病棟でもお世話になった方。
しかもお産で旦那様も関わっていて。

真っ白い、人なつこい、生後4ヶ月の男の子。
体重は2㎏もある。

クリニックのスタッフに抱かれて、喉をならしていた。
男の子だけど、鳴き声も動作もとても静か。
これなら大丈夫かもと、まずはお引き受けすることに。

飼い主さんの家では「ガッツ」と呼ばれていたけれど、
「ぜひ名前つけてください」と言われた。

LINEで次男に動く子猫を見てもらい、また名付け親になってもらった。
次男がつけてくれた名前は「ふう」。
うん、ぴったり。

クリニックから動物病院に直行した。
なにしろ、半ノラなので、ウィルス持ちかも。
検査してからじゃないと、リンとジジに接触させられない。



猫白血病も猫エイズも陰性で、寄生虫もいなかった。
「大人しい可愛い子ですね」と獣医さんに誉めてもらった

それでも、家に連れ帰って、ジジ&リンがどう反応するか。
ドキドキしながら、家のドアを開けた。

ジジは、何かを察知したのか出むかえず、階段の踊り場で待っていた。
リンは行方不明。

引き取ってくるか半々くらいだったので、ケージの準備はしていなかった。
しばらくはジジ&リン優先で、子猫ちゃんはかわいそうだけれど、ケージで暮らしてもらおうと思っていた。

まず、ジジを抱っこして、いつものようにラプロスを飲ませた。
そしてブラッシング。
いつのまにかリンも来ていたので、二匹に子猫のために用意していたウェットフードをあげた。
リンもジジも、美味しそうに食べた。

その間にふうのケージを準備して、画像のように収まってもらった。
ふうをケージから出したら、空腹だったのかすぐカリカリを食べた。

ものすごい勢いでガツガツ食べた。
ガッツって言われていた理由がわかった。
そして半ノラだからか、ガツガツッと食べては回りを見て、またガツガツっと食べる。
こんな子ははじめて。
大人しいけれど、生きる術は身につけているんだな。



そして「これが好きなんです」と飼い主さんからいただいた煮干しをあげた。
「えっ、四ヶ月の子猫って、こんなに煮干し食べるの」って驚くぐらい、



あっという間に綺麗に食べた。

ふうちゃん、恐るべし。

旦那様の部屋に隔離したふうを感じて不穏な様子のリンとジジ。



だいじょうぶ、まずは君たち優先だからね。

チョコは家に来て一週間、姿を隠していた。
ジジも来て一週間ほどは、チョコと仲良くなれなかった。
リンも同じようなものだった。
なので、ふうも、一週間ほどはケージメインにしようと思っている。

ふうは長毛種のお父さんと白猫のお母さんから生まれたらしい。
祖母がペルシャとか。



四匹長毛の白猫が生まれて、オスはふうだけ。
メスの仔たちは、全員もらわれていった。
ふうが残っていた理由は…

オシッコを猫砂でできなかったためらしい。
ふうのお宅は海岸沿いで、海砂にはオシッコするけれど、猫砂は蹴散らすだけでダメらしく…

仲良くなれるか、オシッコできるか。
前途多難だけれど、うちの子になったふう。



もう、こんなんなってます。
のんびり、仲良く、やっていこうね。

子猫騒動で何もできず。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)