とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

猫とラーメンと

2013-05-29 | こねもの・陶芸
今日は先日開いた出張陶芸教室の作品を、松戸まで納品してきました。
その後、ちょっと足を伸ばして北松戸にあるラーメン屋「麺座まねき」まで。

この「まねき」さん、9年前の開店時に「看板になるような招き猫を」と依頼して下さり、作らせて頂きました。
その他お店のいたる所に猫グッズが並べられ、猫好きにはたまらない店構えとなってます。出来上がるのを
待つ間、壁に飾られた猫の絵を眺めるのも楽しい・・

開店直後の運良く空いていた一席に滑り込み、いつもの「特製まねきチャーシューめん塩」を注文。
スープはキラキラと輝いて(ほんとに輝いてる!という表現が近い)そして優しい上品な味わいです。

招き猫はというと、白い猫作ったはずでしたが、実に貫禄のある色に変化しており(笑)お役目を果たしてる感が出てて嬉しかったです。
頭をよーく撫でてお店を後にしました。

北松戸から歩いて5分。ラーメン好き、猫好きにはぜひ行って欲しいお店です。
美味しかった♡


ミルクチョコだったらいいのに

2013-05-29 | こねもの・陶芸
長い長~い一日が終わり、朝起きたらやっぱり筋肉痛でした。
ちなみに先日、私のこの「ふとーい二の腕」が好きだと言ってくれた、数奇な方(女性)がいらしたのですが
今その腕をさすりながら・・力仕事はキツいなあと。

一昨日の晩、窯炊くため釉がけが終わったのが夜の2時。
そのまま火を付け、2時間ごとに仮眠して火を付けながら炊き終わったのが17時間後。
半ばまどろんでいるような長い一日の間に、力仕事をひとつ。

これはミルクチョコレートではない、泥の天日干し。
削りかすを十分乾かして水分を足し、練り直して再生するために必要な行程。
今回多くはなかったけれど、それでも水を含んで百数十キロにはなるかと。

面倒なのですが、削った後の土は一旦カラカラに乾かしてからで無いと、水分は吸わないのです。
「泥と土とは混ざり合わない。土であっても、土に入っていかない」
この性質は、トンネルの掘削にも使われていたはず。

ドロッドロのこの上に、体ごとバーンと投げ出したら案外楽しいかも?
そこまで遊び心のある大人ではないしなあ・・。

猫実珈琲店展2 終わりました

2013-05-21 | こねもの・陶芸
猫実珈琲店展2、無事終わりました。
会期中はお天気にも恵まれ、たくさんの方のお越し頂き
本当にありがとうございました。

また、総勢16人という!出展者の方々との交流も楽しく
それぞれの方面でがんばっていらっしゃるお話を聞く事は
私の糧にもなりました。
おひきあわせをしてくれた、猫実珈琲店店主に感謝です。

6日間、お祭りのように楽しい展示会で、あれ、もう終わっちゃうの?と
最終日の夕方には、ちょっと寂しい気持ちに。
祭りの後はふわふわとした気持ちでしたが、切り替えて明日からまたがんばらねば。

猫実珈琲店は、浦安市猫実にある喫茶店。
珈琲はもちろん、お土産に嬉しい「猫の顔のもなか」も美味しいです。
浦安散歩の際は、ぜひお立ち寄り下さい。

写真は、連日盛況だった会場のひとつ、どんぐりころころ分室「路風舎」
緑いっぱいの庭には、会期中はいつも笑い声が溢れていました。

お越し下さった方々、本当にありがとうございました。


猫実珈琲店展2、後半始まりました

2013-05-17 | こねもの・陶芸
「猫実珈琲店展2」始まりました。
初日より大勢の方にお越しいただき、ありがとうございました。

会場の「どんぐりころころ」さんでは、毎年個展もやらせて頂いているのですが
やはり今回の展示会は、お客様には猫好きの方がたくさんいらっしゃるよう・・
作品も猫にちなんだモノも多く、作家のフィルターを通すと猫のバリエーションもすごいなあと
面白く拝見しています。

フラワー通り沿いの「どんぐりころころ」では、陶器の3人の展示。
中に入った「露風舎」では、賑やかな展示がなされています。
靴を脱いで入るので、誰かの家に遊びに来た感覚で、時間の経つのを忘れてしまいます。

今日からは、「露風舎」での猫実珈琲店の出張販売もあります!
庭に並んだ花のような帽子を眺めながら、美味しい珈琲をどうぞ。

写真は、夜の「どんぐりころころ」
壁の「はなねこさん」がお出迎え。
私、小泉は17,18、19日と午後在廊しています。
ぜひ遊びにいらして下さい。




「猫実珈琲店展2」に参加します

2013-05-13 | こねもの・陶芸
明日14日から「猫実珈琲店展2」始まります!
ご縁あって私も参加させて頂く事になりました。

猫実珈琲店さんは、浦安猫実にあるカフェ。
オーナーのお人柄と美味しい珈琲で、いつも店内は笑い声で溢れています。
場所は浦安のギャラリー「どんぐりころころ」と「路風舎」の2カ所。
総勢16名の布小物、イラスト、木のもの、写真、陶器などなどなど・・・
にぎやかに集まります。
私自身もずらり展示された他の方の作品を、今から楽しみにしている一人です。

写真は「風鈴の珈琲カップバージョン」
その他、「何か乗せてねーのイス」や、夏に美味しいカレー皿やソバ猪口なども展示します。

今日はこれから搬入に。
沢山の手仕事品の中、珈琲のいい香り漂う会場となりそうです。


猫実珈琲店さんのHP
http://hananeko-kobo.sblo.jp

なんちゃってパート・ド・ヴェール

2013-05-02 | こねもの・陶芸
「パート・ド・ヴェール」とは、メソポタミア時代のガラスの技法で
耐熱の型にガラスの粉を入れて炉に入れるというもの。
その後、「吹きガラス」の技法が発明されると
型を毎回壊すなど、量産に向かないパート・ド・ヴェールは消滅してしまいました。


そこで・・
素焼きの窯のスペースが空いたので、兼ねてより実験してみたかったガラスを型に入れて焼いてみる・・というのをやってみました。
割れたガラスを、以前陶製の積木を作った時に使った石膏の型に
ぎゅうぎゅう詰めにして。

本来、このガラスはもっと細かい砂のようなモノを入れなくてはいけないし
石膏も耐熱のキメの細かいものでなくてはいけないはず・・
でも、そこは「なんちゃって」だから、まずあるものでやってみよう!

でも一夜明け、期待して窯開けたら・・
800度近く上がっていたのに、上部のガラスは平らにならなかった。
(もっと上げてもいいかも?)
石膏の割れ部分が、表面に出てしまった(耐火の石膏の調達?)
ブルーの分量を減らした方が綺麗だった(もっと細かく割ればよかった)
などなど、満足にはほど遠く・・。

大人の遊びは、つまらない事につい「真面目」になってしまうのでした。