とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

手を動かせ

2008-06-20 | こねもの・陶芸
チケットをもらったので、竹橋の近代美術館に行って来た。

ペーター・メルクリと青木淳の「建築がうまれるとき」
建物をつくる時、どういうプロセスを経て設計されていくのか
模型が100近く並べられていて、説明されていた。
素人の私にも、その試行錯誤はよく分かる。

たくさんの模型を前に思ったのは、
「手を動かさなくては、まず手を・・」という事
この気持ちを奮い立たせるために、出歩いてるようなもの。
まだ充電が足りない感じだけれど。


写真は、ベランダの赤桐にかけた風鈴。
風鈴、浦安の「ギャラリーどんぐりころころ」さんに納めました。
7月からは柏の「器処 くり原」さんにも置かせて頂く予定です。





型もの好き

2008-06-03 | こねもの・料理
随分前に欲しくて買った「鯛焼き」の焼き型。
買った当初、嬉しくて嬉しくて、それはもうしつこいぐらいに焼いて
我が家だけでなく、ずうずうしくも人様に振る舞ったりもしていた。

それから数年。すっかり型の存在を忘れていたが
つい先日、棚の奥から見つけて、久し振りに焼いてみる。

むむ、なかなか上手くいかない。
どうしてもアンコが隠れずお腹から飛び出てしまう。
どうにか隠れても、アンコが透けてまだらになって
まるで観賞用のコイの様。
やっと6匹目で、まあまあの出来になった。

随分前の話。
世界四大文明展の「メソポタミア文明展」に行った時
座したライオンの形に焼き上がる「パンの焼き型」の展示に、目が釘付けに。
愛くるしい姿に、欲しい~欲しい~!でもミュージアムショップにあるわけない。

祭司用だったらしいが、昔からこんなものを作って
楽しんでいたのだなあと、思わず微笑んでしまったのを覚えている。