とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

贅沢な割烹着

2013-02-03 | こねもの・陶芸
先日、とても嬉しいプレゼントを頂きました。
なんと、私の名前の「す」が縫い付けてある、お手製の割烹着です!


作った方は私が陶芸教室を開いていた頃の、初めての生徒さん。
十数年前、窯を備えたばかりの頃、
「教えて頂けませんか」と訪ねて下さったのがこの方でした。
そして・・その出会いが教室を開く事になったきっかけとなりました。

その後、生徒さんの数は増えましたが、皆さん殆どが人生の大先輩でした。
教室はいつも笑い声が絶えず、その元気溢れる姿に、自分のこの先をを重ねて励まされ・・
先生とたてて下さいながらも、反対にこちらが教わる事も多く
今思うと、とても楽しく貴重な時間でした。

7年ほど続きましたが、出産と引っ越しがあり、
教室を続けるのは困難と、数年前に閉めさせて頂く事に・・・
教える技術も設備もあまり無い中、未熟者のところに
よくぞ長く通って頂いたと思います。


その第一号の生徒さんに、昨年、懐かしの再会!をしました。
今は古布や着物地をリメイクして、雑貨や服を作ってらっしゃるとのこと。
家にドル時代の琉球絣の反物があったので、良かったらお使い下さいとお渡ししたのですが
それで割烹着を作って下さいました!

教室やっていた頃が思い出され、更に後ろに「す」を見つけ・・・・・・涙出ました。